「是枝監督と合わないようだ。」怪物 amiさんの映画レビュー(感想・評価)
是枝監督と合わないようだ。
はっきり言って、この監督の作品は私の好みではない。
こんだけ持ち上げられて、カンヌに出展するのだからきっと日本代表の凄腕監督なんだろうけど、、映画評論家の方々からしたらお叱りを受けそう笑
人間の生々しさ、ちょっと気持ち悪いところ、
なんと無く懐かしさを感じる風景。
俳優陣の芝居の上手さ。(校長先生のご主人は当てはまらず)
だいたいの外枠は好き。
だけど、この監督、基本視聴者に委ねる映画なんだよな、、だから?それで?どうなったの?が全く描かれてない。
別に問題も提起してるわけでもないんだろう。
起承転結の「結」がないと私は言いたいのだが、
そもそも「起」すら視聴者が勝手にそう捉えただけだよね、と言われてるよう。
LGBTと思春期の話。
怪物だ〜れだ。
怪物は自分を否定する(と思われる)人達かな?
それぞれが自分を偽って生活してるわけだ。
これだけイジメの事を色々問題視されているのに
なぜか1番のいじめっ子にはフォーカスが当たらない。
まるで、いじめられる子に原因があるような描かれ方。
先生、あの場で飴玉舐めるのは絶対駄目だよ〜
あの始終不穏な空気の校長先生も
結局のところよく分からないな。
孫は事故なのかな?故意なのかな?
どの登場人物にも感情移入できなかったけど、
ちょっと余韻に浸りつつ考察してみます。。
坂本龍一さんのピアノ、とても良かった。
それで星3にしておきます。。。
ですよね〜〜。結が大事ですし、何が言いたいのかは映画の基本だと思うんですよね、、、「見た人全員が分かる結果だけど、あえて描かない」のは分かりますが、この作品はそもそも何が言いたいのか全部が有耶無耶でふんわり終わるので、色んなもの置き去りにして結局なに?!!って感じでした。せめて豚の脳みそ、だけは何か意味があって欲しかったです、、、
じゃない無名の監督だったら、評価されてたのかな?と疑問です。。。もしこの映画を『なんて深いんだ!色々と考えさせられる!』という人がいたら、
言い方悪いですけど、『是枝監督』が撮ったその辺に落ちてる石の映像を見ながら『なんで感動的なんだ!』と涙してそう。
そうそう笑 意識高い系の映画、最近こういうの多いですよね〜!!!結末はしっかりえがいておいて、その後は、濁す、
のが主流だったと思うんですけどね。。。今回の映画なら、親と先生と、子供たちが合流して、安堵の笑顔。→その後の生活はお任せ、みたいな。
エンドロールの後、期待してしまいましたよ、、
結局、何が言いたいのか分からなかったし、『是枝監督』
こんにちわ^ ^ ホントにw否定しずらい空気感www でも大丈夫です。どなたかが、LiLiCoも言い淀んでいたと仰っていましたよ笑 悲しいかな、所詮カンヌ映画「祭」泣泣
ほんとですよね。。
さもこの映画を高く評価する事が感性が優れているのだ!
と言われてるようで、、否定しにくい空気感、、。
結局、何が言いたいのか分からない、それに尽きますよね。死が救済だったのかもしれないけど、相手の男の子の気持ちが全く読み取れず、その子の気持ちは置き去りに、、。豚の〜も何から来たのか意味不明。
昔の映画に出てるアラタのお芝居が好きで、すごく興味あるのでみたい。。ですが、ネットフリックスもアマプラも駄目っぽいですね、どうにかしてみたい〜、。ホラー映画のミーガン的な感じを受けましたが、、それよりもずっと面白そう。ありがとうございます!
怪物は、、今後の他の方の評価も楽しみにしています。
それで、怪物(周りからの干渉)を倒して本来の自分を取り戻した、という事なのかな、、。
黒沢清監督の映画ならこんな学校もアリ、な気がしますが
ちょっと違和感があり過ぎて、やっぱり腑に落ちないですね…..
あと相手の男の子の感情が全く分かりませんでした、、
確かに、固定観念ってあるとはいえ、あのシーンで飴玉舐めちゃうところ、校長の機械的な対応、他の生徒も先生から叩かれてた?とか言っちゃうところ、それらはちょっとリアリティがないというか、、(そうだったのね!そりゃ仕方ないか!)とは全く思えず。中村獅童のアル中の親父もきっと会社のストレスであんなんなったんだろうし、(社会的死)それって瑛太の飛び降り未遂(社会的死)で同じなんですよね。
他人事ではなく、どこか自分事として捉えてみると、不快感や偏った考えを持つ自分に気づきました。
だからこそいくつかの視点から時間が繰り返され、正しさとは何かを問いかけているのではないでしょうか。答えがある世の中ではないので
空気人形、予告みたらめちゃくちゃ面白そうですね!!!!(トミーさんは好きではないんですよね、)
こういう『だれかの日常』を切り取った、不穏なこの空気感、めちゃくちゃ好きです!!
脚本的に「答えは決まってるけど敢えて描かない」、映画はとても味があって良いな〜と思うんですけどね。
トミーさんすごい映画にお詳しいと思うので、申し訳無いのですが、、えらそうに言ってしまいましたが、すみません、是枝監督の作品は、数作品しか観てなくて、その中でも海街ダイヤリーは、『この監督、私には合わないな』と苦手意識をもった作品でした、、、笑
めちゃくちゃ話題になって、否定的な事を言えない雰囲気も嫌でした。
空気人形、見てみます。
とすれば「海街diary」みたいな・・ですかねえ。原作付で急展開が出来ないのがキツイですが。「空気人形」は好きではないですが、恐ろしい展開におおっと思った記憶があります。
(長く打ったのにきえてしまいました….)結局は韓国映画の真似っこでしかないんですよね。韓国映画は、言語も表情も、ミステリー、サスペンス、表現が上手過ぎて素晴らしくてとにかく観た後しばらく余韻が重くのしかかってきます。
この手の日本映画は、題材が『ありふれた日常』なんですよね。映像は本当は綺麗なので、もっと明るくて優しい雰囲気の映画がいいと思うんですよね〜
本当に疑問です。。そして、日本代表?になってしまい、否定しにくい状況、、、。完全に雰囲気映画。。これの良さ?深み?全く伝わないのですが、、、
脚本は別の方でしたっけ、、原作読んでみたいです。。。目線を変えて上手く切り取ってるように見せるけど、他の教員も生徒も「言えよ!」の違和感しかない。
アンジャッシュのコントの方がよっぽどすれ違いの脚本出来てます。
本当そうですよね。きっとこれがオシャレ(ちょっとイヤミ)なのか、
あとは自分で好きなように考えて〜って投げやりの、いかにも深みがあるような映画、多いです、、。
あの終わり方はナイでしょ、と、、エンドロールの後、「まじかよ…..」となりました。まあ、是枝監督なので驚きませんでしたが、、笑