「人の心の柔らかい部分に真っ直ぐに触れてくる純情高校生」水は海に向かって流れる ななやおさんの映画レビュー(感想・評価)
人の心の柔らかい部分に真っ直ぐに触れてくる純情高校生
週末の仕事帰りに、何か映画が観たいなと思い
たまたま時間があって、評価もそこそこだった本作品をチョイス。予告編すら観ていない真っ白な心で鑑賞いたしました。
途中まで、重い話かな?と
少し選択を間違えたかと後悔しかけましたが、
観終わった後は、あらまぁ不思議?!
ひと言で言うなら、
「なんだか清々しい気持ち」でした。
この気持ちの変化をもたらしたのは
紛れもなく広瀬すずちゃんの演技によるものでしょう。正直、世間で評価されているほど好きな女優さんではなかったけれども、今作品においては、彼女なくしては成立しなかったと思えるほど彼女の演技に釘付けになりました。
主人公の高校生を演じた大西くんもとても良かったです。
誰にでもある、こころの奥の一番柔らかい部分-触れられたくない、でも触れない限りは決して次には進めない人生の課題-
そういった課題には、こう立ち向かえ!
というお手本を見たような気がします。
主人公のナオタツくんの
ピュアなハートにやられました。
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