「多摩モエタウン。」すべての夜を思いだす ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。さんの映画レビュー(感想・評価)
多摩モエタウン。
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意外に楽しめた。
ひと気がなく経年を感じる多摩ニュータウンが、出来合いの巨大なセットのようで、全編を支配するオフビート感とちょっとズレた不思議な調子のBGMやダンスが、ヤケに馴染む。
そんな世界で、女性3人を中心に過去の記憶と現在の記号が丁寧に積み上がっていく感じは、観ていて心地よさを感じた。
花火のシーンにおける「火を消すな」という台詞は劇中最も強く感じ、未来を感じさせた。
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