「半分こが泣ける」東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦 momoさんの映画レビュー(感想・評価)
半分こが泣ける
これだけの大きなチームが本気で喧嘩するにあたり、誰もメリケンサックをつけるでもなく、素手で闘うという暗黙のルールを全員が守っていることが尊い。
その状況からの、あのナイフだ。
村上虹郎は声がいいなといつも思う。この、暗黙のルールの中で刃物を使う弱さ。微かなビブラートのように震える声質が強がってても1番弱いやつにピッタリだ。
永山絢斗は俳優としてはとても素晴らしい仕事を残したと思う。
個人永山絢斗には薬物の問題があるのだろうけど、映画を観ている間はそのことをすっかり忘れさせるくらいで、場地の存在感が凄かった。
高杉真宙もうまい。ペヤングを半分食べて残りを置いた時、なんとも言えない気持ちになった。
次にペヤングを食べたら絶対この映画を思い出すだろうな。
神社の階段の上に立った時のタケミチ、北村匠海の表情の変化も見ものだった。
これだけのキャストを揃えるのはとても大変だろうけど続きを期待してしまうのは贅沢だろうか。
彼女に別れを告げて、ここに残ると決めた!というのはひとつの結論なんだろうけど、この先をどうしても観てみたいとも思うんだよな。
コメントする