「チラチラよぎるのはよぎるが」東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
チラチラよぎるのはよぎるが
2023年劇場鑑賞154本目。舞台挨拶中継付で鑑賞。とにかく例の事件になんとなく触れて「公開できて良かった」と皆さん何度も言っていました。自分としては不祥事を起こしたキャストが出る度作品がお蔵入りになるのが納得いきません。本人が何かしらの不利益を被るのは仕方ないですが、他の制作陣はもちろん、その作品を待っている我々までが連帯責任を取らされているようで、江戸時代の五人組のような時代錯誤の罰だと思います。
というわけで公開されてそれに関しては良かったし、舞台挨拶のヒョロっとした監督からは想像できない激しい映画で、泣き所やほっこりするところもあって内容としては申し分ないのですが、場地のキャラクターが魅力的に描かれるほど、でもなー、中の人は周りに迷惑かかるの分かって犯罪に手を染めたんだよなぁとちらついてしまって現実に引き戻されてしまいました。高杉真宙は良かったですね、彼にその分泣かせてもらいました。
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