「舞台挨拶中継付き鑑賞(舞台挨拶内容と作品感想)」東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦 moo*さんの映画レビュー(感想・評価)
舞台挨拶中継付き鑑賞(舞台挨拶内容と作品感想)
2回目舞台挨拶の中継付きで鑑賞しました。
*舞台挨拶について(こっちの方が長くなりますが…)
舞台挨拶(マスコミなし)→上映の流れだったので、役者さんたちの熱い想いを噛み締めたあと、作品に没入できたのがとても良かったです。舞台挨拶を見ただけでも、色々な思いが込み上げてきて、すでに泣きそうでした。座長北村くんの堂々たる佇まい、そして出演者全員の信頼関係が伝わってきました。
少し面白い話から。
今田美桜さんが「他の役をやるなら誰役をやりたいですか」という質問に対し「無敵のマイキーです」と答えると、吉沢くんが大喜び。他の共演者が、(いやいやお亮自身のことじゃないのよ)と言ったふうに突っ込んでました。それがきっかけで、吉沢くんはその後の質問に上の空になってしまい「何のことですか?(さっきので)今田美桜ちゃんで頭いっぱいでした」と言ってたのがおもろかったです。笑
間宮くんの、バカでか安全ピンニットの話はもう十八番ネタのようです。笑 あの日が間宮くんの撮了だったそう。(キサキについては語られない部分があって、謎が残りますね〜)
「"仲間"を感じた場面はどこだった?」みたいな質問がありました。(正確には覚えてなく違うかも…) 順番に答えていって、最後に高杉くんが答える流れだったのですが、その手前の郷敦くんの話から監督の話題に脱線してしまい(左から郷敦くん・高杉くん・監督の立ち位置)、高杉くんが置いてきぼりになりそうな瞬間がありました。
司会さん、高杉くん飛ばしてるよー!と思って見てたのですが、出演者たちもそれを心配したようで、目配せ。司会の方もスミマセン!となり話を戻すと、変に注目されてしまった高杉くんは「変な汗出ました、もういいっすよー(フニャフニャ)」みたくなってて、可愛かった。笑 汗だくになりながらも「(仲間を感じた瞬間は)今この瞬間ですかね」と上手いこと繋げた高杉くんでした。
個人的なことですが。デビュー当時から永山くんを追いかけ応援してきました。1回目の舞台挨拶では、山田くんが「全員でここに立ちたかった」と吐露したそうです。本当に、本当にそう。
作品の中でも、マイキーの一虎に対する「許し」について触れられるシーンがありましたが、彼は決して許されないことをしてしまった。沢山の人を裏切ってしまった。そのことは消えないけれど、仲間として共に闘い励まし合い作り上げた作品があることは確かです。
彼に「許し」が与えられる日が来るかどうかは分かりません。でも、きちんとけじめをつけられたのなら、また追いかけたい、応援しています。こんなに素敵な場地という役を全うできたのだから。
出演者の何人かも、ここに居ない二人(場地と一虎)について触れていて、胸が締め付けられる思いでした。
何よりも、永山くんが以前からお兄ちゃんのように慕っていた高良くんとこの場に一緒に立てなかったことが残念で仕方ありません。
高良くんは永山くんについての言葉は漏らさなかったけれど、あの二人とのシーンが作品自体のオールアップだったそうです。(ちなみに高良くんの撮影期間はその1日だけだったそう。) 監督はそのオールアップの瞬間、ホッとしましたと言っていました。ああ、その最後の現場に高良くんと永山くんは居合わせていたんだ…と、二人の絆に想いを馳せました。
ほぼ全員が撮了シーンはどこだったかについて話したのですが、ストーリーの筋書きとは異なる撮影順序にも関わらず、これほどまでの作品に仕上がるなんて、俳優さんたちスタッフさんたちは本当に凄いなと思います。(映像作品であればそれが普通なのですが…)
ちなみにパンフレットは特別版を購入したのですが、撮影日誌が載っていて、こういう手順で撮影は行われていたんだな…と読み応え抜群です。
*映画内容について
不良がたくさん出てくる映画でこんなに胸が熱く、かつ温かくなり、ホロリと泣いてしまったのは初めてです。それくらい、武道・東卍メンバー1人1人の人間性がきちんと伝わるようにできています。
原作は未読です。決戦篇を観る前に、東リベ1→東京リベ2運命篇→(ストーリーを思い出すためにもう一度) 東リベ1→東京リベ2運命篇 という順番で視聴を重ね、決戦篇鑑賞に臨みました。
途中アニメも観て作品の理解を深めていたのですが、結末を知らずに決戦篇を観たいと思い、アニメは映画でいうところの運命篇までを見ていました。
結果的に映画で決戦篇の結末を知ることになりましたが、初見で良かったと思いました。クライマックスシーンはかなり胸を打つ内容でしたので。
東リべ1と運命篇は過去と現在の行ったり来たり&回想もあったりで、伏線をつまみながら色々推察しながら観ていたのでストーリーを追うのに必死でしたが、決戦篇は純粋に東卍の絆を確かめることに集中できます。
SUPER BEAVERの主題歌「儚くない」が作品にすごくマッチしています。"生きてこそ"っていう歌詞が本当に心に沁みます。
上記の通り運命篇は2回観ましたが、2回目を観た時に内容をほぼほぼ忘れていたことに気付かされ、自分に驚愕しました。1と運命篇の内容がいつもごっちゃになります…
原作未読のため、余りにも浅はかな疑問になってしまうかもしれませんが、3つナゾが残ります。
1つ目。運命篇の時点で、なぜヒナタは武道に振られた過去の事実について語ることができたのでしょうか?
武道がヒナタに別れを告げたのは、ヒナタが車の爆発事故で死んで、それから過去にまた戻ってからですよね…? 過去で別れを告げる前に、なぜ現代のヒナタはあのような発言ができたのか…間違った解釈ならすみません。
2つ目。キサキももしかしてタイムリープできる?
3つ目。東リべはパラレルワールドを描いている訳ではないと思っていたのですが、最後に武道が過去にとどまるということは、やはりこれはパラレルワールドができているということなのか…?
余談ですが先日までペンディングトレインを見ていたので、このような過去世界・現在世界・未来世界の状況設定に興味があるものの、理解しようとすると混乱してしまいます。
*最後に
もう1回、東リべ1から順番に観ることになりそうです!それくらい、何回でも観たいと思わせる作品です。