「風花かっこいい」レディ加賀 プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
風花かっこいい
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タップダンサーの風花。東京に出たが泣かず飛ばずだった。
たった一度だけ舞台に立っただけで、くすぶってた。
そこへ実家の旅館の女将である母が倒れたと連絡を受ける。
実家の加賀に戻ると、女将セミナーみたいなのをやってた。
そこに別の旅館で女将見習い中の友人と参加することに。
タップダンスはもうやめるつもりの根性のない風花だった。
加賀の役所では、町おこしとして、プランナーを招く。
プランナーはダンスイベントの開催を提案。
セミナー受講生たちでタップダンスをすることに。
風花が教えることになるが、うまく教えられずイライラ。
次第に仲間との関係もギクシャクして来る。
風花が自身のタップの先生を呼び寄せたりして何とか継続。
次第に仲間とも関係を修復し、風花自身も成長していく。
また母が陰ながら自分を応援してくれてたことも知る。
自身唯一の舞台出演時も、密かに来てくれてたことが判明。
そんな母から、アナタには覚悟が足りないと指摘される。
女将に最も大事なのはそれ。簡単にあきらめるな!
プランナーが金を持ち逃げしてイベント開催は難航したが、
その言葉を胸に最後まで決してあきらめず頑張る風花。
そして見事イベントを成功させる。
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まあ典型的な、ベタなお祭り映画と言えるだろう。
でもそんなのが結構好きで、感動してしまう自分がいる。
根が少年のままなんだろう。自分のそんな所は割と好き。
風花ってかなり運動神経良さそうやな。
タップの音は本人が出してるんか後入れなんか分からんが、
少なくとも体のキレは良く、十分にサマになってた。
この子は優しそうやし、若手女優の中では特に好きなんよな。
あと檀れいの女将役も、めちゃくちゃハマってたわ。
あとあの最低なプランナーは一体何?w
風花は帰省の電車で偶然出会い、会話をかわす。
その後も何かと関わり、物語的に重要人物かと思ったら・・
「必ず返します」をメモを残して金を持ち逃げって!
当然終盤でまた出て来て、事情が判明し、一致団結・・・
みたいな展開を予想してたら、最後までドロンしっ放し。
あまりに思わせぶりなキャラっぷりに、ウケたってのw