「上半身がロボットダンス」レディ加賀 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
上半身がロボットダンス
キャラ数やその抱えてるもの、起きるトラブルなどが多過ぎて、描き方も解決もすべてが軽く、薄い。
タップチームは由香と幼馴染、元キャバ嬢と外人さんくらいでいい。
由香と松村の関係や「舞台は恐い」など、匂わせるだけで何もなし。
元キャバ嬢と外人さんは「来てくれたんだ」で解決、スポンサー問題は投げっぱなし。
急な頼みに東京から、2週間つきっきりで素人の指導しに来てくれる先生は暇人。
前日になって衣装やスタッフ、舞台装置の発注がされてないのに気付くとか有り得ないでしょ。
それもご都合主義的にツテがあり、でも舞台装置は結局届かずという無駄っぷり。
ぽっと出の篠井英介が起こす音響トラブルとか、何故入れたのか理解に苦しむ。
女将修行には体たらくだった由香が、タップになった途端やる気を出すのも違和感アリ。
あれじゃ得意分野でイキってるように見えてしまう。
他キャラも含め、モチベーションの上下が唐突でした。
クライマックスも4部構成にする割にクオリティは高くない。
モップのブラシ側で音が鳴るわけないし、フィクションでいくならタップの音はもっと派手にしてほしかった。
キレのあるジョーの動きが好きだったし、コメディ主軸の方がよかったのでは。
由香があの後、女将を継ぐのかタップに戻るかも曖昧だし…
加賀到着時の、千鳥足やキャリーケースの音がタップのリズムに聞こえる場面だけは秀逸でした。
コメントありがとうございます。
なんか全てにおいて中途半端でしたよね…多分ですが、究極に追い詰められる状態の御馳走は卵かけご飯ってことではないでしょうか…知らんけど(^^)
共感ありがとうございます。
ホントですよ!「ダムマネー」を観て、米国じゃ株取引で家族の絆を描いているのに日本じゃ・・すぐ誰かが倒れたり、死後事実が判ったりにいい加減うんざりしてます。