名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のレビュー・感想・評価
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灰原哀贔屓製作陣による灰原ファンのための灰原に都合よく世界が回る二次創作映画
映画公開翌日に観に行きましたが未だに溜飲が下がらないので書かせてもらいます。
名探偵コナンのヒロインは灰原哀だと髪の毛先からつま先まで思っている人は見たらいいと思います。
私は名探偵コナンの主人公、工藤新一/江戸川コナンが大好きで、コナンのヒロインはコナンくんが大好きな毛利蘭だと思っているいちファンです。その視点から見た感想です。
⚪︎謎解きがない
謎解きも何もありません。間違い探しレベルでピンガがわかります。
⚪︎原作の都合の良いところだけを摘み取った脚本(後述)
⚪︎ゲストキャラの扱いが雑
・沢村一樹さん演じる牧野洋輔は素晴らしかったです。全然違和感ない。
だからこそ、ただの黒の組織に破壊される舞台の職員とだけにするには勿体無かった。もっと活躍してほしかった。
・ゲストの職員女性、映画中はいいキャラだと思っていたけど劇場を出た後個人の良さがまったく思い出せない。灰原を魅力的に映すための引き立て役ですね。
・ピンガに魅力がない。アイリッシュやキュラソーくらい強烈な退場でもよかったと思います。
⚪︎主要キャラが全員で協力して活躍する場がない
ハロウィンの花嫁のラストの渋谷爆破阻止みたいなシーンがありません。
(個人的にハロウィンの花嫁はそんなに好きではないのですが、ここだけは良いと思えます)
キミがいればが流れ、頑張れコナンくん!やった〜、なんてものはありません。
⚪︎主要キャラの扱いの格差がひどい。
・少年探偵団の出番は予告で散々流れてたホエールウォッチングで終わり。
開始30分と経たずに園子とともに東京送り。
「園子=映画舞台へ連れて行ってくれる便利な金持ち」と考えているんだ、って失望しました。
・一方博士は映画限定アイテムの開発にカーチェイスと大活躍。
・黒の組織サイドではウォッカ、コナン味方サイドではキールが大活躍。ここの二人は素直にカッコ良いと思えました。2人のファンは楽しめると思います。
・最近のコナン映画は、映画の主役キャラクターが活躍する展開に持っていくために特定の主要キャラが有能or無能化されがちでしたがそれがとても顕著。
・例えば純黒の悪夢でなぜか鳩と戯れていた阿笠博士。未だ納得がいきません。
・今回割を食ったのは小五郎。開始時点から酒浸り、何も活躍なし、最後に推理ショーでピンガを告発するためだけに眠りの小五郎をやる。
もし小五郎が元気なら、小学生の女の子を保護することが容易に可能ですから。(ハロウィンの花嫁でもやってるし)
「黒の組織に灰原が攫われ、コナンが助けに行く」ためにあんな扱いに。
⚪︎灰原に都合の良い世界とキャラクター
・今回、灰原哀の行動を止める人が誰もいませんでした。
灰原哀は思うがまま自由に行動します。普段のコナンなら「灰原は安全なところで待ってろ」、「仲間と共に解決しよう」となるはずなのですが、この映画は最初から最後まで彼女の独壇場。
・本来主役である江戸川コナンは彼女のための王子様。
灰原哀のために全身全霊で戦い守ってくれる存在。
本来であれば、恋人である蘭が組織と接点を持った時点で相当危険なはずなのに、優先順位は灰原。
最初から最後まで灰原のために動くコナン。丸腰なのにピンガを煽るコナン。
江戸川コナンの意志を感じなくて怖かった。
江戸川コナンが監督の意思で動かされていた。
⚪︎原作との齟齬が浮き彫りになる解釈
・彼女を助ける力を持っている赤井・安室でさえ、コナンに合わせて都合よく情報提供して銃を撃つだけのイケメン。殺したいほど憎んでいる二人をコナンが携帯同士で通話させて協力させ、組織を撤退させる。
コミックス95巻で開かれた工藤家でのお茶会は一体何なの?
そんなに簡単に協力できるなら、工藤家に侵入して赤井を殺そうとするバーボンなんてものは存在しないはず。
サンデー最新話(1111話)でも、「コナンは正体を赤井に話していない」ほど慎重に動いているのに。
・新一と蘭が電話で「助けて新一」「(新一に戻ってでも)俺が灰原を奪還するから」の話。
組織が一番覚えている工藤新一が奪還しに行ったら幼児化も生存も何もかもバレてしまうだろう。
これまで積み重ねてきたものを、そんなに簡単にポイできるの?
「映画だから話の本筋とは関係ない!勝手にやるぜ!」「これからやることは全部最後には都合よく収まるんだよ!」っていう感覚がバシバシきてしまった。
⚪︎ 灰原哀のファンに都合の良い毛利蘭とベルモット
・今回灰原愛をヒロインにするために一番可哀想なことになっている蘭。
灰原哀を心配し、守ってくれて、でもコナンとはイチャイチャしない。
ピンチにもならないし、むしろボディガードとして戦闘力としてカウントされる存在。
「灰原哀ファンから見た理想の毛利蘭」ってこんなに都合の良い存在なんだと思いました。
・かえって、(近年は雑になりつつあるけど)話に巻き込まれて、助けて新一!蘭!って毎年やってる
蘭ちゃんは本当に名探偵コナンのヒロインなんだなあと感じました。
灰原は、ここまでこじつけてお膳立てされないとヒロインになれない。
・そもそも、今回の灰原哀の心情がよくわからなかった。
コナンが恋愛の意味で好き。でもコナン(新一)は蘭一筋で、新一と蘭は恋人。
蘭のことも(姉に重ねた部分もあり)好きで、二人のことを若干嫉妬しつつも応援している。
そこまではわかる。
それでも好きな人と(人工呼吸とはいえ)キスしちゃった、って何?
普通なら、生き返ってよかった、自分のために無茶させてしまった、ってならないの?
彼女にキスして返すわね、って何?
一番誠実なのは、自分一人の思い出として胸にしまっておくことではないの?
・同じく灰原に助太刀するベルモット。
写真にバツつけて燃やし、2回も殺そうとするほど殺意を持ってる対象が 、
街なかで見ず知らずの婆さんにフサエブランド限定品を譲ったのを見かけたとして
仕事仲間が殺そうとしてるのを邪魔しよう!助けてやろう!ってなりますか?
界隈ではフサエがボスもしくはベルモットの家族説が出ているそうですが
だとしても、自分orボスの家族のファンだからというだけで助けますか?
自分がもし、殺したいほど憎んでいる相手がいて、「母によくしてもらっていたんだ!」と言われても
私なら容赦しないと思います。
もしフサエ=組織関係者が真実だったとしても、私は納得いきません
推しはジン。
今年も綺麗でした。ジンさんの作画。
ヘリコプターから花みたいに髪靡かせるジンさん、ハシゴを一つ一つ降りるジンさん、拳銃を横に持つジンさん、可愛かったっすねー、作画が綺麗。
新一くんと蘭姉ちゃんのカップルが好きな方はげっそりでしょうが、今回脚本も良かったですし、「ダメ…っ」の哀ちゃんが本気作画で、私なんだかとても心奪われてしまいました。ほんとに可愛らしかった…。
安室さんが出てくるとゼロの執行人並にカオスになってしまうと心配してたのですが、程よくアシスト役だったので、安心です。
面白かった😊
哀ちゃん推しにはたまらない一本でした。
最後の人工呼吸で哀ちゃんとコナン君のキスは昔の映画で蘭とした時と状況が同じでしってる人はニヤリな感じですね。
ストーリーは事件より黒の組織の行動がメインなので一応推理はしましたが(コナンが)、小五郎さんの活躍があまりにも少ないのがちょい残念😭。
でも好きなキャラがメインなのは嬉しいから面白かったです👍。
こんなものでしょう
映画版だから、あまり核心に触れられ無い感が凄いね。
いつものことだけど、話が大きく動きそうで結局動かないっていう。
そこはしょうがないのかなー
話としてはまぁ悪く無いかな。
謎解き的な部分はあまり期待できないけどね。
なんか、最近とりあえずアムロとアカイをだしとけば良い、という感が見えるのはちょっと好きになれないけど。
哀ちゃん良かったなー。蘭ねーちゃんは相変わらず強いし。
まぁコナン映画!という感じでした。
次は平次の話っぽいから超期待。
名探偵コナン 黒鉄の魚影
アニメなんぞ映画で絶対観るものかと思っていたがこの映画は別物。
ありえない展開がコナンだと許されてしまう。
最後あんな笑顔されたら惚れてしまうでしょう。
1番好きなシーンはラストの赤井さん。
語りたくなるシーンが多数、時間があればもう1回映画館で観たい。
(予習で過去のアニメ、映画観といてよかった。。)
日頃、コナン観てないけど、面白かった♪
私は原作未読、たまに夕方、地上波で観るレベルの人です。
知らないキャラや、出てくる台詞がわからないところもありましたが、規模、脚本、アクション、面白かったです。
謎解きというよりも、人物像やアクションに重きがある感じです。私は冒頭、あること(色)に気づいてしまい、オチが見えてしまったのですが、よく見ると分かる。という仕掛けも、シャーロック好きの私としては好きでした。旧作のゼロのやつが面白かった人には IMAX がお薦め。より迫力あります。
一周回ってめっちゃ面白い
熱心なコナンファンと言う訳ではないため見当違いな事を書いているかもしれません。そこはどうかご容赦下さい。
初めにこれを強く言いたいのですが、見るスタンスを間違えると絶対ガッカリします。
久しぶりにコナンの映画を見たら設定はガバガバ、やってることハチャメチャ、「いやそうはならないだろ」の連続。ジャンルは絶対ミステリーでは無いですねw
ラブコメ、いやコメディーと言うと上品すぎるので、ツッコミどころ満載のギャグ映画ですね。
ギャグ映画だと思って見ると大変面白く、爆笑出来ます。
以下めちゃくちゃネタバレありです。
まず明らかに間に合わない白鳥警部らが乗る船に驚異的なジャンプ力と言うだけで間一髪の所で乗り込めます。
私はもうそこでスタンスを変えました。
また、パイフィックブイはどう考えても国家機密案件なのに見ず知らずの訳わからない子供をすんなり入れちゃうわ、ベルモットとバーボン、ピンガを簡単に潜入させすぎだわ、ノートパソコン一台で簡単に遠隔操作されすぎだわでセキュリティが終わってます。監視カメラ全世界繋ぐとかすごい技術を導入する前にセキリュティをもう少しどうにかした方が良いです。
次に、まぁ分かりきった事ですが黒の組織はスパイが入り過ぎて、行動が筒抜けで昔の恐ろしさや不気味さ狡猾さがまるでなく可愛く見えます。また恐らくヨーロッパから「ヘリコプター」で八丈島まで来た、老若認証システムの少しの不具合でそれの恩恵も分からず、すぐ破壊という有能ぶりを遺憾なく発揮するジン(推し)と黒の組織だと言うことを忘れたのか素顔や犯行の自供をすらすらと始め、コナンの安い挑発にすぐに乗っかってしまうピンガの無能っぷりには大変楽しませて頂きました。
あとこれは蛇足だと思いますが、映画で新しく出る黒の組織のメンバーは本編に影響がでないように死ぬ、と最後分かりきってるのであまり出て欲しくは無いですね。
蘭は相変わらず強すぎで通常運転です。
犯人についても前述の様に諸々ガバガバなのに、カップの口紅を拭うという細かいシーンを丁寧にわざわざ入れてるんだからこれが伏線になってコイツ犯人だろ、と思ったら案の定それで分かりやすすぎましまね。
一番笑ったのは、組織の潜水艦から魚雷が発射され確かあと90秒でパシフィックブイに被弾すると言う時に、局長(沢村一樹さん)が「全員避難」みたいな事を言い、数十秒後には全員避難でき尚且つ、パシフィックブイが爆発した時の爆風や波の影響を殆ど受けずに済む所まで避難できていたところです。 90秒と言う短い時間で施設内にいる全員の迅速な行動が伺えてやはりパシフィックブイにいる方々は優秀な方ばかりだと思えたシーンでした。
今回の見どころである灰原とコナンのキスシーン、その後の灰原がデレるシーンは可愛くて良かったです。
ただ灰原の「ちゃんとお返ししたから」みたいなセリフで蘭にキスした時は流石の灰原でも寒すぎて震えました。
最後のベルモットが灰原を庇った理由も浅薄で笑えました。
細かい所を上げたら書ききれないですが、キリがないので以上にさせて頂きますが、「これフィクションだから」では済まされない様なことが次々と起こります。
まぁでもギャグ要素と恋愛色強めの映画だと思い見ると抱腹絶倒間違いなしです!!!
色々ありましたが、最終的には笑えたし、灰原可愛かったし、赤井さんとジンはかっこよかったし、スピッツのエンディングめっちゃ最高だったしで観賞してめちゃくちゃよかったです。
最後にこんなしょうもないレビューを読んで頂きありがとうございます。オススメのコナンの映画を教えて頂けたら幸いです。
哀ちゃん(&コナンくん)ファンは楽しいと思う
今回ちょっと冒頭から語らせてほしい。
哀ちゃんとコナンくんの関係について。
言わずもがな哀ちゃんとコナンくんの関係はね、オタクみんな好きなやつなんですよ(断言)。
もちろん私も大好き。
「名探偵コナン」の主人公は江戸川コナンであり工藤新一。そしてヒロインは蘭ちゃん。
本作、そこは絶対に揺るがない。
恋愛としてコナン(新一)が好きなのは蘭ちゃん一択、そこに付け入る隙は誰にもない。
哀ちゃんはコナン(新一)くんに密かに想いを寄せているけれど、自分が恋愛的な意味で彼と結ばれることはないと自分で知っている。
でも、過去の出来事から何かあれば暗い方向に行こうとする自分を照らし、救い上げ、小さな体で解決策を探るために前に進み続けるコナン(新一)くんへの同じ境遇の理解者として、そして頼れる協力役として、彼女独自の立ち位置でそばにいることを選んでいる。
(そして実際とても有能な協力者であり、ある点では誰よりも今の彼の理解者に哀ちゃんはなった。でも哀ちゃん、この立ち位置はきっと嬉しいとともに、人知れず切なくなることあるんだろうな…と察せられる。)
…と、哀ちゃんがコナンくんに向ける想いを想像するだけで本1冊書いてしまえそうなほどクソデカ感情が生まれるわけですが(私の中に)、今回の映画はそこを一つのメインストーリーとして描いていた。
報われるわけではない哀ちゃんの想いを知りながら、否、知っているからこそ、私たち(勝手に複数形にするが)観客は、複雑な想いを抱えたままコナン(新一)くんのそばにい続ける哀ちゃんを応援せずにはいられないのだ。
そういうわけで、もう製作陣の思惑通りとわかってても、この2人のシーンはドキドキしながら観てしまうよね。
本作の哀ちゃん救出に乗り出すコナンくん、最初から最後までブレなくてめちゃくちゃ格好良かったしね…。
ちなみに潜水艦脱出後の流れはもう、ちょっと供給過多すぎて「ヒュッ…」と呼吸止まってたと思う(私は二次創作を見ているのか…?とまで錯覚)。
真っ暗な水中の2人っきり空間がさあ、もう…。
そしてそこで流れる「君がいれば」の〝君が太陽なら私は月〟の歌詞よ…。
(コナンくんは光属性100%の太陽で、哀ちゃんはまさに月…。これぞ解釈の一致(?))
というより本作のこれまでの経緯を度外視して本作だけを観るならば、哀ちゃんは誰よりヒロインしていた。
でも彼女の場合は最後に蘭ちゃんに対して身を引くまでがセット。哀ちゃんの解釈としては公式との解釈一致だなあと、切なくなりながら観ていた。
ここまで哀ちゃん関係で以下全体の感想。
本作、シリアスな雰囲気で大人向けだったなという感覚。推理要素はやっぱり薄め。
色々な要素を詰め込もうとしたちぐはぐさはあったり(安室さんや赤井さんは出番少なめ。とはいえ3人の共闘はこの3人好きなのでちょっと嬉しい)、
ゲストキャラのピンガの扱いがちょっとひどかったり(でも村瀬歩さんの使い方100点)、
黒の組織、相変わらず計画と対応がガバガバなのが気になったり(本作でもウォッカには甘いジンのアニキ)、
色々気になったりはしたけど、哀ちゃんとコナンくんの関係や哀ちゃんのファンムービーとして観るなら楽しかった。
名探偵コナンの映画作品としては個人的にはイマイチなんだけど、哀ちゃんとコナンくんの関係を描く作品としてはかなり良かった気がする。
コナン哀ちゃんカップルがいい!
やっぱりコナンは哀ちゃんとくっついて欲しいなと再認識。まぁ無理なんだけど。
映画に出てきたような防犯監視システムに似たようなものは中国で始まっているが、老若認証システムも近い将来開発されるのかなと思った。
相変わらずの爆発と黒の組織との攻防もおもしろかったよ。
満足
正直、今年は土台となる設定がかなりぶっ壊れてるので割となんでも受け入れられました。
黒の組織の非情さとか、割とハラハラしながら見ました。
博士が前作よりも保護者してて安心しました。
組織の資金力の強さには驚きましたね。
もう結社のレベルではないですかね?
ただ、唯一突っ込むとしたら、ウォッカやキールの顔を見てしまった灰原とゲストキャラは抹殺対象になるのでは…??
灰原に関しては、もう正体なんかどうでもいいレベルでは…
いつものコナン映画
スピッツファンだったので、初めて1人でコナンの映画観ました。映画やアニメはそこそこ観てました。
良かった点
・話はテンポよく進み、最後まで飽きずに観れました。
・スピッツの「美しい鰭」はいい曲です。映画館の音響で聴けたことに満足です。
・キャラ一人ひとり、見せ場があったところ
・今回、組織がコナンや灰原の正体に、かなりギリギリまで迫るところは面白かったです。
悪かった点
・灰原がメインヒロインということで、彼女の複雑な心情描写が丁寧に描かれてるかと期待しましたが、単に攫われてピンチという内容でした。
・組織は相変わらず詰めが甘いですね。拉致した2人を同じ部屋にしたり、監視はしないで逃げ出したーって騒ぐし(これ大失態ですよ。ジン、もっと詰めろよ)、顔認証は誤作動だったなんて簡単に信じたり、犯人はあっさり認めてペラペラ喋るし、挙げればキリがないです。
コナン達より何枚もウワテなところがあれば良かったです。
総評としては、良くも悪くもいつものコナン映画でした。
圧倒的な起ち上がり
話の起ち上がりがメチャクチャ早いのね。
グイグイ引っ張っていかれるっていう。
それで話のピークが、話の三分の一か半分ぐらいでくるんだよね。
灰原がさらわれるんだけど、そこがピーク。
灰原、コナン君、蘭姉ちゃん、阿笠博士がミスなく動く。それでも灰原はさらわれちゃうんだけど、双方が最善を尽くす面白さがあんの。
このシーンでもっとも顕著なんだけど、コナン君の登場人物は、みんな「私はどうなってもいいけど、仲間は助ける」っていう行動原理で動くよね。そこに心打たれる。
さらわれた後はペースを落として、困難な状況をなんとかするために、灰原やコナン君が知恵を絞るのを観てくの。スパイとして黒の組織に入ってる人の協力とかも得てね。
それで「灰原やコナン君の正体がバレちゃう」とか「もしかして灰原、死んじゃうの」とか思いながら観てくんだけど、まあ、映画でそんな劇的な展開はやらないよね、連載に迷惑かかるし。なので、うまいことストーリーはけりをつけてて偉いな。
潜水艦やっつけるところで安室さんと赤井さんが出てくるんだけど、どっちがどっちだか、良く分かんないのね。でもなんか、その辺のポジションの二人が出てきたんだなって気にせず観てた。
赤井さんは潜水艦を鎮めることができるバズーカみたいなやつを、ヘリコプタの上でかついで撃ってすごいね。普通は反動で赤井さんが吹っ飛ぶか、ヘリごとバランス失うかだけど、ビクともしない。
コナン君も大ジャンプを決めたりする作品だから、作中の物理法則は狂ってるんだな。
エンドロールが流れ始めても、誰も席を立たないの。
ここからもコナン君映画の醍醐味だよね。
「そこに伏線あったのか」っていう回収も見せて終わり。
そして、いよいよ来年の予告へ。
ここで観客が「わあ、キッドだ」とか「やった、赤井さんだ」って呟くのを聞くのが好きなんだけど、今回はなかったな。来年は、そんなに目立たない人が主役なの?
アクション映画として良い作品
子供の希望で一緒に見に行きました
最近はほとんど話を追えていないが楽しめました
アクションや映画的な見せ方が格好良い
ジンがヘリから潜水艦に長髪をたなびかせながら降りるシーンは
The悪役 なのに鳥肌が立つほど格好良い
灰原とコナンの心理描写が切なく だがしつこくないところが良ポイント。
黒の組織がこんなにも強大で
潜水艦に拉致されるところは無力感を感じる
恐ろしい 恐い。
対して灰原を助けに行く コナン ちょっと頼もしすぎるぞ。
新メンバー ピンガ、コナンの正体を真一と言った瞬間 死亡フラグが立つ
ジンのライバルで良いキャラ設定でしたが
ラムが、あの方の今の姿をシステムで探ろうとしてる? と感じさせるセリフはあるものの
子供には分からないだろうなと感じた が
そこから ベルモットにパシフィックブイを破壊させたのだろうと思わせる流れ
とても良い 感心しました
最後の
赤井さんの「沈めぇ」は
ア・バオア・クー戦
ジオングのオマージュでしょう 世代的にはゾクッとしました
あえてバーボンと書きますが
バーボンは今回 女性を拉致するだけで
あまり良いとこ無い 残念
アクション満載だけど灰原とのくだり
悪役も含めたそれぞれの見せ場がしっかりした映画
次回作に出るアイツはあんま好きじゃない
多分子供と見に行きます
コナン君 ああコナン君 コナン君
オープニングから凄い!引き込まれました。
ラブ、ミステリー、色んな要素ぎっしりのコナン君。
眼鏡キラーン!
犯沢さんも!
豪華声優陣も!
もう大満足でした。
ただ、、今回のコナン君、何だかちょっと違う。
ランちゃんは安定の強さ、というより、強すぎる。コナン君が逆に助けられてる。
けど、ミスって落ちる。お約束。
で、ここでいつもなら「ラー-----ン!」って
どんな手を使っても自分で助けたんじゃないかな?
なのに非力な子どもの自分に対して拳を握りしめている。
どうしたコナン君。
哀ちゃん救出のために命がけ。コナン君的には相手は誰だろうと必死になるだろうけど。
一瞬ランのこと忘れてない?
女の子としては、、これはもうラブだよね。
周囲からは哀ちゃんルート希望の声が、、。
少年探偵団の出番はクイズのみ。
あゆみちゃんもがんばれ!
というわけで、面白うございました。
ありがとうコナン君。
あと、ペン画風とそうでない部分の違いがちょい気になりました。
雑...とにかく雑
まず人それぞれ好みはあると思うが、評価5付けている人は脳死状態で鑑賞したとしか思えない。
良かった点
1. 限られた時間の中でテンポ良く進行し、退屈はしない
2. 冒頭でグッと引き込まれるパンチ力
はい、好きな要素こんぐらいです。
ダメな点
1. 推理ミステリーが売りのコナンで予備知識ないと気づけない要素多数
2. 出てくる組織全部が詰めが甘すぎる
3. 海にあんなご立派なもの作らせておいて結局最後は派手に爆破する安易なオチ (そして日本以外で再始動しようとするアホさ)
4. 敵の戦闘力・頭脳共に低すぎて映画での最大の敵感がゼロ
5. 人工呼吸でキスと考える幼稚さ(そしてその後蘭にキスすることで間接キスということにして、罪悪感消そうとするヤバ女)
観てて腑に落ちない点が多すぎた為に、今書いていて思い出せないぐらいです。
舞台・設定ともにとても魅力があるだけに、もう少し冷静になって展開を考えれば重厚感のあるストーリーができたかなと思います。
まあこの現実離れしているのがアニメ映画の醍醐味かもしれませんが、雑で安易な要素多い印象。
ハラハラドキドキ!ホロホロ😭
今までアニメ映画というものを見たことがありませんでした。
「名探偵コナン」 は大好きなアニメなのですが
今回初めて劇場版をみました。
会場は子供も居ましたが大人が観ても楽しめるアニメなので大人の方が多かったくらいです。
逆に子供には難しい?と思いました。
今回は黒の組織シリーズの映画なので謎解き推理は微妙?ですが各キャラの活躍がとても良かったです。
今回の主役は哀ちゃん。
私の推しキャラなので彼女の気持ちを考えると切ないですね。人それぞれ思うところがあるとは思いますが。
小五郎のおっちゃんは相変わらずの呑兵衛…こういうところが好きなのよね。
劇場版で眠りの小五郎は久々じゃない?
蘭ちゃんの空手シーンはやっぱりカッコいいですね。でも相手…弱くない⁈
阿笠博士の発明品は大活躍‼︎ダジャレクイズも大好き!今回はビートルでカーチェイスはカッコよかったなぁ。阿笠博士も好きになっちゃう!
今作で良い味出してた?推しキャラはキール!
盗聴器はフードに入れられてるコトを知っての行動なの?縄を軽めに結んでるし脱出方法を詳しく聞き出すし…でも、お父さんとの思い出のシーンは心が痛くなるほどだったし、ジンとやりとりもハラハラしたけどカッコよかった…
哀ちゃん達が脱出できたのはキールのおかげでもあるね。
安室さんや赤井さんのやり取り…コードネームで呼び合うトコは最高でした。
黒の組織のラムの片腕と言われるピンガはチャラいし弱い感じ…やっぱ継続せず終わったね。
とても片腕とは言い難いのでは?
ジンもウォッカも…相変わらず抜けてる?感が良いよね。
ベルモットが好きなんだけど…もしかして味方?になった?と思ったりしてしまうわ。
今回、高木刑事と千葉刑事は出てこなかったのご残念。
映画が終わって帰る時に安室さんって味方だったの?という人も居たけど…今回の映画を観てハマったかな?
アニメ映画だからと侮るなかれ!
スピード感あり!人間味あり!是非映画館で観て欲しいです。
国際刑事警察機構を攻撃命令(黒の組織№2ラム)
先ず一言言うならば、黒の組織は米軍と一戦交えるつもりかな。いくら黒の組織とはいえ世界最強の米軍相手ならひとたまりもない事が理解出来ない!?
直美・アルジェントの製作した「老若認証システム」が作品の要です。「老若認証システム」を狙う黒の組織。そんな黒の組織の御家騒動がサイドストーリーとして展開。ジンに逆らうピンガ。
先ず、老若認証システムを狙うのが黒の組織だけなのか。CIAにMI6に世界各国の司法機関や諜報機関が狙わない方がどうかしてる。
阿笠博士の新発明の水中スクーター、残念ながら実在し販売されてる水中スクーターの方が高機能/高性能だしメーカーと提携して宣伝した方が面白いのに(例えば『彼女が水着にきがえたら』に登場したマリンスポーツの機材)。
いくらボス/あの方の№2ラム命令とはいえインターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」破壊命令は馬鹿すぎて笑うしかない。世界的に有名な司法機関を爆破すれば国連やインターポール(ルパン三世で有名な国際警察)だって逮捕令状を発行したって不思議ではない。
水戸黄門の印籠宜しくコナンの推理ショーが展開される時間帯はようやくB級ハリウッド映画から推理小説に戻った(今回、唯一無二の見所)。
パシフィック・ブイ破壊命令を聞いてなかったピンガ(ジンが意地悪して教えなかった)は爆破に巻き込まれて死亡。世界的な暗殺組織が好き嫌いで仲間を区別するかね。ましてや冷酷無比なジンがまるでガキ(苦笑)。
灰原哀「その謎を解き明かしてみなさい」
平成不況、令和恐慌、昭和バブルと違くて予算が厳しい時代、
製作費の工面にも一苦労、そして不安定な政権、
謎は大人の事情、かな(苦笑)。
ベルモットがミステリアスすぎる
本作もアクション中心ですが、妖しすぎるべルモットの行動が謎でした。
何故、シェリ-を助けたのか?それとも、単に自分の変装の腕前を自慢したかったのか?
どちらなんでしょうか? 謎の終わり方をしたので、気になりますね。
きゅん多めで良き。
久々の眠りの毛利小五郎が出てきてやっぱりいい!
きゅん多め
あかいさんとあむろさんコラボ
なによりコナンと灰原のコンビよ…
海中での空気交換といい、え?え?え?っていうほどきゅん供給多めで、鑑賞中なのに悶えてました。
ただ最後、灰原がコナンの人工呼吸を断って、自分から蘭に人工呼吸もらいにいった部分に関して。
「返してあげたわよ」
その一言がなんかちょっといろいろ感じた。
好きになってくれない人をすきになり、片思いのまま友達として、相棒としてそばにいつづける。その灰原の立場というか、覚悟というか。
好きなのに、向こうは好きじゃなくて、でもいつも助けてくれて、でも両思いの相手がいて、でも相棒として支え合ってる仲ってつらいことも多いはず。
でも灰原はそれを覚悟して生きてるなーって。
それでもいい。それでも隣で生きていこうっていう意思を。
そういう意味でも主題歌神だなと。
「壊れる夜もあったけれど
自分でいられるように」のフレーズがすき。
みんな何かを抱えながら、苦しみながら生きてる
灰原なら姉の死を、キールなら父親の死を、それらに対して何も出来なかった罪悪感や虚無感を。
辛いことも多い。けどその人がやらなきゃいけないこと、義務もあるから日々生きてかなきゃ。
人生の波に翻弄されながらも、自分の芯に合わないところは抗いながら、生きてく。
そんな日々のなかでは平常心じゃいられなくて、不安で、恐怖で壊れる夜もある。
それでもいい。壊れても助けてくれる人がそばにいるから。
人生の波に流されながら、貫きたいところだけ自分で舵をとって、たまにはぶっ壊れて、泣きたいときもあるけれど、そういうときはそういうとき。
また誰かの助けを借りて、生きようって思えたら勝ち。
来年はキッドと平次ですね、楽しみです。
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