名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のレビュー・感想・評価
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灰原哀贔屓製作陣による灰原ファンのための灰原に都合よく世界が回る二次創作映画
映画公開翌日に観に行きましたが未だに溜飲が下がらないので書かせてもらいます。
名探偵コナンのヒロインは灰原哀だと髪の毛先からつま先まで思っている人は見たらいいと思います。
私は名探偵コナンの主人公、工藤新一/江戸川コナンが大好きで、コナンのヒロインはコナンくんが大好きな毛利蘭だと思っているいちファンです。その視点から見た感想です。
⚪︎謎解きがない
謎解きも何もありません。間違い探しレベルでピンガがわかります。
⚪︎原作の都合の良いところだけを摘み取った脚本(後述)
⚪︎ゲストキャラの扱いが雑
・沢村一樹さん演じる牧野洋輔は素晴らしかったです。全然違和感ない。
だからこそ、ただの黒の組織に破壊される舞台の職員とだけにするには勿体無かった。もっと活躍してほしかった。
・ゲストの職員女性、映画中はいいキャラだと思っていたけど劇場を出た後個人の良さがまったく思い出せない。灰原を魅力的に映すための引き立て役ですね。
・ピンガに魅力がない。アイリッシュやキュラソーくらい強烈な退場でもよかったと思います。
⚪︎主要キャラが全員で協力して活躍する場がない
ハロウィンの花嫁のラストの渋谷爆破阻止みたいなシーンがありません。
(個人的にハロウィンの花嫁はそんなに好きではないのですが、ここだけは良いと思えます)
キミがいればが流れ、頑張れコナンくん!やった〜、なんてものはありません。
⚪︎主要キャラの扱いの格差がひどい。
・少年探偵団の出番は予告で散々流れてたホエールウォッチングで終わり。
開始30分と経たずに園子とともに東京送り。
「園子=映画舞台へ連れて行ってくれる便利な金持ち」と考えているんだ、って失望しました。
・一方博士は映画限定アイテムの開発にカーチェイスと大活躍。
・黒の組織サイドではウォッカ、コナン味方サイドではキールが大活躍。ここの二人は素直にカッコ良いと思えました。2人のファンは楽しめると思います。
・最近のコナン映画は、映画の主役キャラクターが活躍する展開に持っていくために特定の主要キャラが有能or無能化されがちでしたがそれがとても顕著。
・例えば純黒の悪夢でなぜか鳩と戯れていた阿笠博士。未だ納得がいきません。
・今回割を食ったのは小五郎。開始時点から酒浸り、何も活躍なし、最後に推理ショーでピンガを告発するためだけに眠りの小五郎をやる。
もし小五郎が元気なら、小学生の女の子を保護することが容易に可能ですから。(ハロウィンの花嫁でもやってるし)
「黒の組織に灰原が攫われ、コナンが助けに行く」ためにあんな扱いに。
⚪︎灰原に都合の良い世界とキャラクター
・今回、灰原哀の行動を止める人が誰もいませんでした。
灰原哀は思うがまま自由に行動します。普段のコナンなら「灰原は安全なところで待ってろ」、「仲間と共に解決しよう」となるはずなのですが、この映画は最初から最後まで彼女の独壇場。
・本来主役である江戸川コナンは彼女のための王子様。
灰原哀のために全身全霊で戦い守ってくれる存在。
本来であれば、恋人である蘭が組織と接点を持った時点で相当危険なはずなのに、優先順位は灰原。
最初から最後まで灰原のために動くコナン。丸腰なのにピンガを煽るコナン。
江戸川コナンの意志を感じなくて怖かった。
江戸川コナンが監督の意思で動かされていた。
⚪︎原作との齟齬が浮き彫りになる解釈
・彼女を助ける力を持っている赤井・安室でさえ、コナンに合わせて都合よく情報提供して銃を撃つだけのイケメン。殺したいほど憎んでいる二人をコナンが携帯同士で通話させて協力させ、組織を撤退させる。
コミックス95巻で開かれた工藤家でのお茶会は一体何なの?
そんなに簡単に協力できるなら、工藤家に侵入して赤井を殺そうとするバーボンなんてものは存在しないはず。
サンデー最新話(1111話)でも、「コナンは正体を赤井に話していない」ほど慎重に動いているのに。
・新一と蘭が電話で「助けて新一」「(新一に戻ってでも)俺が灰原を奪還するから」の話。
組織が一番覚えている工藤新一が奪還しに行ったら幼児化も生存も何もかもバレてしまうだろう。
これまで積み重ねてきたものを、そんなに簡単にポイできるの?
「映画だから話の本筋とは関係ない!勝手にやるぜ!」「これからやることは全部最後には都合よく収まるんだよ!」っていう感覚がバシバシきてしまった。
⚪︎ 灰原哀のファンに都合の良い毛利蘭とベルモット
・今回灰原愛をヒロインにするために一番可哀想なことになっている蘭。
灰原哀を心配し、守ってくれて、でもコナンとはイチャイチャしない。
ピンチにもならないし、むしろボディガードとして戦闘力としてカウントされる存在。
「灰原哀ファンから見た理想の毛利蘭」ってこんなに都合の良い存在なんだと思いました。
・かえって、(近年は雑になりつつあるけど)話に巻き込まれて、助けて新一!蘭!って毎年やってる
蘭ちゃんは本当に名探偵コナンのヒロインなんだなあと感じました。
灰原は、ここまでこじつけてお膳立てされないとヒロインになれない。
・そもそも、今回の灰原哀の心情がよくわからなかった。
コナンが恋愛の意味で好き。でもコナン(新一)は蘭一筋で、新一と蘭は恋人。
蘭のことも(姉に重ねた部分もあり)好きで、二人のことを若干嫉妬しつつも応援している。
そこまではわかる。
それでも好きな人と(人工呼吸とはいえ)キスしちゃった、って何?
普通なら、生き返ってよかった、自分のために無茶させてしまった、ってならないの?
彼女にキスして返すわね、って何?
一番誠実なのは、自分一人の思い出として胸にしまっておくことではないの?
・同じく灰原に助太刀するベルモット。
写真にバツつけて燃やし、2回も殺そうとするほど殺意を持ってる対象が 、
街なかで見ず知らずの婆さんにフサエブランド限定品を譲ったのを見かけたとして
仕事仲間が殺そうとしてるのを邪魔しよう!助けてやろう!ってなりますか?
界隈ではフサエがボスもしくはベルモットの家族説が出ているそうですが
だとしても、自分orボスの家族のファンだからというだけで助けますか?
自分がもし、殺したいほど憎んでいる相手がいて、「母によくしてもらっていたんだ!」と言われても
私なら容赦しないと思います。
もしフサエ=組織関係者が真実だったとしても、私は納得いきません
ネタバレを避けて、是非劇場で!
推しはジン。
今年も綺麗でした。ジンさんの作画。
ヘリコプターから花みたいに髪靡かせるジンさん、ハシゴを一つ一つ降りるジンさん、拳銃を横に持つジンさん、可愛かったっすねー、作画が綺麗。
新一くんと蘭姉ちゃんのカップルが好きな方はげっそりでしょうが、今回脚本も良かったですし、「ダメ…っ」の哀ちゃんが本気作画で、私なんだかとても心奪われてしまいました。ほんとに可愛らしかった…。
安室さんが出てくるとゼロの執行人並にカオスになってしまうと心配してたのですが、程よくアシスト役だったので、安心です。
子供の意見をあなどるなかれ
見るべき人見ざるべき人
やっと、ちゃんと見た
面白かった😊
哀ちゃん推しにはたまらない一本でした。
最後の人工呼吸で哀ちゃんとコナン君のキスは昔の映画で蘭とした時と状況が同じでしってる人はニヤリな感じですね。
ストーリーは事件より黒の組織の行動がメインなので一応推理はしましたが(コナンが)、小五郎さんの活躍があまりにも少ないのがちょい残念😭。
でも好きなキャラがメインなのは嬉しいから面白かったです👍。
こんなものでしょう
映画版だから、あまり核心に触れられ無い感が凄いね。
いつものことだけど、話が大きく動きそうで結局動かないっていう。
そこはしょうがないのかなー
話としてはまぁ悪く無いかな。
謎解き的な部分はあまり期待できないけどね。
なんか、最近とりあえずアムロとアカイをだしとけば良い、という感が見えるのはちょっと好きになれないけど。
哀ちゃん良かったなー。蘭ねーちゃんは相変わらず強いし。
まぁコナン映画!という感じでした。
次は平次の話っぽいから超期待。
名探偵コナン 黒鉄の魚影
アニメなんぞ映画で絶対観るものかと思っていたがこの映画は別物。
ありえない展開がコナンだと許されてしまう。
最後あんな笑顔されたら惚れてしまうでしょう。
1番好きなシーンはラストの赤井さん。
語りたくなるシーンが多数、時間があればもう1回映画館で観たい。
(予習で過去のアニメ、映画観といてよかった。。)
まだまだ奥が深い。
文句なし。
ランがもはや腕力担当のサブキャラ
日頃、コナン観てないけど、面白かった♪
私は原作未読、たまに夕方、地上波で観るレベルの人です。
知らないキャラや、出てくる台詞がわからないところもありましたが、規模、脚本、アクション、面白かったです。
謎解きというよりも、人物像やアクションに重きがある感じです。私は冒頭、あること(色)に気づいてしまい、オチが見えてしまったのですが、よく見ると分かる。という仕掛けも、シャーロック好きの私としては好きでした。旧作のゼロのやつが面白かった人には IMAX がお薦め。より迫力あります。
一周回ってめっちゃ面白い
熱心なコナンファンと言う訳ではないため見当違いな事を書いているかもしれません。そこはどうかご容赦下さい。
初めにこれを強く言いたいのですが、見るスタンスを間違えると絶対ガッカリします。
久しぶりにコナンの映画を見たら設定はガバガバ、やってることハチャメチャ、「いやそうはならないだろ」の連続。ジャンルは絶対ミステリーでは無いですねw
ラブコメ、いやコメディーと言うと上品すぎるので、ツッコミどころ満載のギャグ映画ですね。
ギャグ映画だと思って見ると大変面白く、爆笑出来ます。
以下めちゃくちゃネタバレありです。
まず明らかに間に合わない白鳥警部らが乗る船に驚異的なジャンプ力と言うだけで間一髪の所で乗り込めます。
私はもうそこでスタンスを変えました。
また、パイフィックブイはどう考えても国家機密案件なのに見ず知らずの訳わからない子供をすんなり入れちゃうわ、ベルモットとバーボン、ピンガを簡単に潜入させすぎだわ、ノートパソコン一台で簡単に遠隔操作されすぎだわでセキュリティが終わってます。監視カメラ全世界繋ぐとかすごい技術を導入する前にセキリュティをもう少しどうにかした方が良いです。
次に、まぁ分かりきった事ですが黒の組織はスパイが入り過ぎて、行動が筒抜けで昔の恐ろしさや不気味さ狡猾さがまるでなく可愛く見えます。また恐らくヨーロッパから「ヘリコプター」で八丈島まで来た、老若認証システムの少しの不具合でそれの恩恵も分からず、すぐ破壊という有能ぶりを遺憾なく発揮するジン(推し)と黒の組織だと言うことを忘れたのか素顔や犯行の自供をすらすらと始め、コナンの安い挑発にすぐに乗っかってしまうピンガの無能っぷりには大変楽しませて頂きました。
あとこれは蛇足だと思いますが、映画で新しく出る黒の組織のメンバーは本編に影響がでないように死ぬ、と最後分かりきってるのであまり出て欲しくは無いですね。
蘭は相変わらず強すぎで通常運転です。
犯人についても前述の様に諸々ガバガバなのに、カップの口紅を拭うという細かいシーンを丁寧にわざわざ入れてるんだからこれが伏線になってコイツ犯人だろ、と思ったら案の定それで分かりやすすぎましまね。
一番笑ったのは、組織の潜水艦から魚雷が発射され確かあと90秒でパシフィックブイに被弾すると言う時に、局長(沢村一樹さん)が「全員避難」みたいな事を言い、数十秒後には全員避難でき尚且つ、パシフィックブイが爆発した時の爆風や波の影響を殆ど受けずに済む所まで避難できていたところです。 90秒と言う短い時間で施設内にいる全員の迅速な行動が伺えてやはりパシフィックブイにいる方々は優秀な方ばかりだと思えたシーンでした。
今回の見どころである灰原とコナンのキスシーン、その後の灰原がデレるシーンは可愛くて良かったです。
ただ灰原の「ちゃんとお返ししたから」みたいなセリフで蘭にキスした時は流石の灰原でも寒すぎて震えました。
最後のベルモットが灰原を庇った理由も浅薄で笑えました。
細かい所を上げたら書ききれないですが、キリがないので以上にさせて頂きますが、「これフィクションだから」では済まされない様なことが次々と起こります。
まぁでもギャグ要素と恋愛色強めの映画だと思い見ると抱腹絶倒間違いなしです!!!
色々ありましたが、最終的には笑えたし、灰原可愛かったし、赤井さんとジンはかっこよかったし、スピッツのエンディングめっちゃ最高だったしで観賞してめちゃくちゃよかったです。
最後にこんなしょうもないレビューを読んで頂きありがとうございます。オススメのコナンの映画を教えて頂けたら幸いです。
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