「映画館では良かったけど...」名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン) 抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
映画館では良かったけど...
映画を観た当時はすげーかっけーー!!
って思ってたけど、サブスクとかで見返すと、色々思うことがあったので以下に書きます
ちなみにコナンは毎年見てるほどのファンです。めっちゃファンですが、それ故に期待値も大きいのです。昔のコナンを知っているが故に。
面白い点
・黒の組織映画(言わずもがな)
・原作要素が多い
・ピスコ、テキーラ、アイリッシュ、キュラソーなど過去の原作と映画が同一の世界線で描かれており、ファンサービスがすごい
・カーチェイスシーンが秀逸
・終始ハラハラドキドキ
・パシフィックVと老若認証システムという舞台設定が非常に良くできている
・灰原メインだが、近年の中ではコナンが活躍している割合が高い作品である
・2年連続のきみがいればに拍手喝采
・原作でも明かされていない、フサエブランドのブローチが最後意味深にアップで映されているので、原作考察厨にはとても興味深い要素である
・ピンガが敵キャラながら魅力的であり、この作品だけで死なすにはもったいないキャラだった点
・ピンガの最後がカッコいい
・黒の組織メンバーが一同に介して会話するという原作でもなかなか見れないシーンがあった点
・灰原の正体がバレたらどうなる?というifストーリーを映画という並行世界線を使い表現してくれた点
観ていて感じた欠点
・コナンが「灰原は俺が助け出す」と言っておきながら、結局助けたのはキュラソーだった点
・推理要素が少ない
・そもそも本来のコナンなら灰原が攫われないように対策を練るんじゃないかと思ってしまった点(なぜ灰原を匿おうとしなかったのか)
・灰原が攫われたことを第六感でコナンが気づいた点←なんで?笑(声は聞こえないしあの距離じゃ)
・蘭が2階から飛び降りてピンガと戦ったシーン←蘭あとで組織に抹殺されてしまうんじゃ...
・工藤新一に戻るんじゃないかと思わせぶりなシーンがあったけど結局戻らなかった点(あのシーンはなんだったんですか)
・安室と赤井さんがいることによって、コナン側の安心感が半端じゃなく、以前よりハラハラ感が減った点(これはしょうがないです笑原作ファンなら余計感じます笑)