「青山先生、あなたは開けてはいけない玉手箱を開けてしまった」名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン) やのせさんの映画レビュー(感想・評価)
青山先生、あなたは開けてはいけない玉手箱を開けてしまった
コナン映画を初めて映画館で観ました!
まず音楽が素晴らしかったです。あの曲の入れ方も素晴らしかったけど、今作のオリジナルの曲がどれも素晴らしかったです。
どの登場人物の描写も丹念で、それぞれとても大活躍していて、しかも最後のラブ要素にはキュンキュンです!
しかしこの映画は本筋なんでしょうか?それともパラレルワールドだと割り切っちゃっていいのかな。。。
あとは蘭ちゃん凄すぎる。
ここからはネタバレになります。注意
ベルさんが最初から最後まで裏回し役だったのね笑笑そしてananの表紙と裏表紙の写真に納得しました。だからああなってたのかと。
驚いたのはキールがこんなにバランス感覚の優れたNOCだったということ。それから映画のキャラクターのエンジニアの人に陰で共感しているところとかとても感動しました。ジンに対しても物怖じしないどころかウォッカを味方につけてしまう(ウォッカがチョロいだけかもしれないけど)、FBIとCIAの二重スパイ生活でめっちゃスパイとしても成長してるのかなと思うと今後の活躍に大期待です。本筋でもキールをもっと出して欲しいな
バーボンもライもとてもクールに脇役してましたね。しかしあの二人の電話会談、尊いけれど、ちょっと純黒の二番煎じ感ありました。そこのシーンで気になったのは、赤井さんと繋がってる工藤新一の携帯電話。連絡先新一として赤井さんは既に登録してるのかな。。。そして携帯2台持ちからバーボンは推測できるといいなあ。
ラムさんは今回はあまり首突っ込んで来ませんでしたね。でもラムの側近見殺しにしたジン。やっぱり最後はラムもジンにやられるのかな。
あの方とラムの関係も少し距離があるようで、中々この物語終わらなさそうだなあ
ベルさんとあの方の関係やっぱり愛人なのかな
あの方の子孫があの方を今は演じていて、その子孫とベルさんが愛人とか?(人魚の回のように)。でもなんとなくベルさんはジンのこと好きなのかな
ジンとコルン以外の黒の組織のメンバーの作戦会議。ウォッカが可哀想。ベルさんはコナンとの約束で絶対反対だし、キールはこれ以上死人増やしたくないしで反対だし、ジンのいないウォッカの弱さと言ったら残念すぎる
書き忘れてたけど、ピンガはあれでいいのか?なんだかアイリッシュの二番煎じ感。しかもなぜジンが嫌いなのかが何もないのがちょっと残念。そこも含めて器じゃない、ジン以下だってコナンに蔑まれたんだろうが。
ジンが全く今回怖くなかった
組織側はやはりベルモットがMVPかな
シェリーとの仲は取りあえず休戦どころか終戦してそうなんだよなあ。明らかな殺意は抱いていなさそう。そこは新一との約束があるからだろう。
でもふさえブランドのシーンまさかベルモットだったなんて。普段もいつもああやって変装してコナンや灰原を影で見守ってるのかもね。実は新一が蘭に告白した時もメアリー殺害のためにロンドンに居たわけだし、ベルさん実は告白シーンこっそり観てそうだな
終始ベルモットが美しすぎでした。セクシーで素敵!ベルモットファンは絶対必見です。ベルモットの声だんだん老けてきたような気もしてたけど、今回のベル姉さん本当に良かったのでもっと本編にも出て欲しいし少なくとももう一度観に行きます。
直美と灰原の関係も素敵だったなあ。直美も志保だと分かっていながらちゃんと話を合わせている。とても良かったなあ。小さい頃の志保ちゃんも登場していてかっこよかったなあ。あの感じだと志保ちゃんは超飛び級でハーバードで研究でもしていたのかしら?シェリーの半生もとても気になりましたね。
そして今回の肝は、コナンと哀の恋愛ですね!
やっぱり唇同士は中々に禁断の関係ですよ!?
これも14番目の二番煎じ感ありましたけどね笑
ここは二番煎じでよかった。哀ちゃんは心配しなくてもいいよ。同じようなことコナンと蘭やってるから。。。キスしちゃったからもう元には戻れないって。。哀ちゃんの純粋な恋心描くって、
ベルさんのセリフを借りれば、青山先生、あなた「開けてはいけない玉手箱」開けちゃったよ。。。ただの運命共同体じゃなくなっちゃったじゃないか!最後の哀蘭のキスでチャラというわけにはいかないでしょこれ!哀ちゃんの「探偵さ!」がもはや夫婦過ぎます。しかも「待たせるの好きね、工藤くん」が可愛すぎました。
哀ちゃんとコナンの関係がこの後どうなるのかものすごく難しくなったような。。。やっぱり哀ちゃん最後は死んじゃうのかな。。。
最後に蘭ちゃん強すぎるよ、あなた
いきなり飛び出てピンガとウォッカに戦い挑むってやっぱり凄すぎる