名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のレビュー・感想・評価
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ファンの高評価に納得
金曜ロードショーの録画で鑑賞。
海洋施設「パシフィック・ブイ」では、AIを使った顔認証システムや世界中から集まったエンジニアが務めているなど、IT技術の進化やグローバル化が求められている現代とリンクして興味深かったです。私は「コナンでAIの話が出てこないかな?」と密かに期待していたので、この話題が出てきたときは嬉しくなりました。
コナンが灰原を助けるために阿笠博士の発明品で海中を突き進んだり、蘭が格闘で悪の組織と戦うなど、どのアクションシーンもスピーディに展開して爽快でした。また、ファンが嬉しくなるネタも沢山盛り込まれていました。特に『黒の組織との再会』にも登場した、コナンが灰原の正体を隠すために自身のメガネを貸した場面では「おー、これは!」と興奮しました。
沢山のキャラが登場して「詰め込みすぎなのでは?」と気になりましたが、それぞれの役割が明確になっており、全員が物語の一部として機能していることに驚きました。
人間ドラマの描写もエモーショナルで、灰原と同じく潜水艦に拉致されていた直美と会話を交わす場面には感動しました。中でも、灰原が直美に伝えた「子供の言葉や行動で、人生が変わることもある。」という言葉には、生きづらさを感じる大人を後押しする力を感じるぐらい素晴らしかったです。
最新作の後に鑑賞しましたが、完成度が高いことから「劇場で観たかった〜!!」と少しだけ後悔しました。それでも、ファンの高評価に納得するぐらい満足できる作品になっていました。(どこかで再上映してくれないかな…)
娯楽活劇の秀作
コナンの劇場版シリーズでも屈指の面白さだった。アクションとドラマがバランスよく展開され、スリルと感動のジェットコースターで、娯楽映画の構成として完成度が高い。なんか年々プロット構成が上手くなってる気もする。継続は力というか、年を重ねるごとに蓄積されてきた活劇制作のノウハウがきちんと活かされている。
敵にも味方にも、主要キャラはほとんど見せ場を作りながら、お約束もこなしてクロノ組織との全面的な対決を海に浮かぶ限定空間で展開。なんか、90年代のダイハード的なアクション映画みたいですごく良い。今回は組織の主要メンバーが軒並み登場したので、それぞれの微妙な立場の違いからくる人間関係が作品に緊張感を与えていた。こういう活劇は悪役サイドが光らないと面白くないのだけど、今回はここが満点。
ディープフェイクと監視社会など今日的な題材を含めつつ、楽しませてくれた。王者の風格漂う作風であった。
劇場版「名探偵コナン」に何を求めるのかによるのですが、おそらく現時点での最高傑作。
年々市場規模が拡大している劇場版「名探偵コナン」シリーズ。
そのため、劇場版「名探偵コナン」に何を求めるのかは、いろんな「正解」があるのでしょう。
私の場合は、「名探偵コナン ゼロの執行人」から、より面白さを感じるようになったので、劇場版「名探偵コナン」シリーズが狙うべきターゲットゾーンは、「やや大人向け」だと私は考えています。
その点で本作は最高傑作を生み出せる布陣だったと思います。
それは、「ゼロの執行人」で初めてタッグを組んだ監督・立川譲×脚本・櫻井武晴というコンビが、本作で再びタッグを組んでいるからです。
その結果、「ゼロの執行人」と同等、いや、それ以上の作品になっています。
脚本・櫻井武晴と劇場版「名探偵コナン」の相性は良く、「緋色の弾丸」も名作でしたが、「ゼロの執行人」から難易度を上げる形となったので、「大人向け」になった面はあるのかと思います。
本作も「緋色の弾丸」と同じか、それ以上に入り組んでいるのですが、そこまで混乱せず見ることができ、「やや大人向け」という上手いところに落とし込めています。
しかも、アベンジャーズ級にそれぞれのキャラクターの見せ場をキチンと作っているのもよく考えられています。
特に音楽の使い方は上手く、ジャズを題材にしたヒット映画「BLUE GIANT」の立川譲監督のセンスの良さが全面に出ています。
冒頭のテンポの良さや、定番のキャラクター紹介の情報も上手く整理されています。
ただ、設定や展開など、気になる人は気になってしまうと思われます。
例えば、「顔認証システム」が大きな核になっていますが、どんなにAIの技術が上がろうと整形などでアウトになるのでは、と感じたりはします。
また、本当のラストシーンは、やや無理くりな感もあります。
そこで重要になるのが「やや大人向け」というキーワードでしょう。
あくまで「名探偵コナン」ワールドの中で成立しているかどうかで判断するのが重要で、そう考えると本作は「過去最高傑作」と言えるのではないでしょうか。
第26作目。黒ずくめの組織が絡むとやっぱりおもしろい。ついに正体が...
第26作目。黒ずくめの組織が絡むとやっぱりおもしろい。ついに正体が黒い組織にバレてしまったかもという緊張感、哀ちゃん救出に向かう展開。終始ドキドキ感があって、目が離せない。哀ちゃんの恋心がまた可愛いくて、きゅんとしました。良作です。
コナンの映画の中で一番面白いっていう声も納得の内容。なによりも、コ...
コナンの映画の中で一番面白いっていう声も納得の内容。なによりも、コナンくんの行動の初速と思い切りの良さが凄過ぎる。そして、灰原の最後のシーンが非常に洒落ております。
ファン向けのエンタメ良作品
近年のコナンは推理程々、ご都合もりもりアクション振り切りという印象が強い。
本作品もそのような具合。
個人的には心理描写に破綻がなければご都合展開はあまり気にならない立ちである。
そのため、本作品はアクション映画として十分楽しめた。
爆発、格闘、カーチェイスetc.. これだよこれ!といった所感
灰原の恋愛模様の温度感も絶妙で良き。過度すぎずかといって口付け行為に
気にしてるあたり年相応といった可愛さも相まって
灰原のイメージ像を崩さず色恋も含みといった絶妙さがぐっと来た。
コナンファンとしては、
キャラ背景を知ってるがゆえのニヤリとするシーンがいくつもありここも満足なのだが
知らない人からするとハテナだらけかと。
映画館で観たかったなあ
これを見るためにネトフリ登録しました。
小学生の娘2人と最初から最後までハラハラで、やっば黒の組織が出てくると緊張感が違いますね。コナンでこんなに緊張するとは思わなかったです。子どもたちもまさかの展開に悲鳴が…。家で良かったです。
子どもたちも見終わったあとの興奮か、エンディングをリピートしてました。美しい鰭いい歌ですね。
個人的には映画館で観たかったなあ。
コナン史上一番好き
哀ちゃんファンにはたまらないよね
潜水艦光らせつつ、テーマソング流れるシーン良すぎる。過去1くらいで好きなシーン
唇返してあげるとこ最高
蘭姉ちゃんも、ちゃんと活躍します
初めてのコナンでも、わかり易かったです
最初にコナンくんの背景の解説から始まるので入りやすかったし、楽しめました。ハイテク機器も、魅力の一つですね。
ガンダム系の赤い彗星のシャアが赤井さん、アムロが安室さんとか声優さんとの隠れコラボというのか、そういうのも裏の面白さなのかなと。
ひどい
本当にミステリー物なのかと思ってしまうほどの犯人のわかりやすさ、トリックの安易さ、この時点で何を見に来たんだと思ってしまっていたが、クライマックスでのコナンと灰原のキスシーン。いつからコナンは安い恋愛物語に成り下がってしまったのかと悲しくなった。バトルシーンのアクションや爆発にだけお金がかかっていてとてもミステリーものだとは思えなかった。
守りたいという気持ちが集結した作品
今作は哀ちゃんと哀ちゃんをとりまく人々の優しさと守りたいという気持ちの集結。黒づくめの組織が弱いという見方もできるが、本作は成長した哀ちゃんの物語だから甘受してほしい。哀ちゃんがフサエブランドの商品をキャンペーンで得るが、その場におばあさんもいて哀ちゃんが理由をつけて譲るという流れに。まあまさかそのおばあさんがベルモットの変装とは思いもせず笑 それを見ていた園子の計らいで八丈島に行くことに。園子は蘭の親友であるが、個人の欲の為に財閥のお金を使うことはせず困っている人や友達の為に使うことを惜しまない優しい子である。以前は蘭が子供たちの面倒を見ていたが、今作はおっちゃんの面倒と攫われた哀ちゃんを心配し八丈島に残り、園子がこどもたちの面倒をみることに。映画だと緋色の弾丸以来かな。ここらだけでも優しさに溢れており涙が出てきてしまったり笑っちゃったりするものである。テーマソングもかっこいい。哀ちゃんを護ろうとしてキールがウォッカから情報を聞き出す。歩美に「逃げるだけじゃ勝てないもん。ぜーったい!だから逃げたくない」って言われ琴線に触れたからこそのあの名言が飛び出して、哀ちゃんも強くなったなあっとしみじみ思った。初見のときはシェリーの現在過去がだされたときは本当に恐怖で仕方なかった。原作を読んでいる人ならここからのシーンは恐怖とどうなるんだろうという不安が入り混じっていたのではないだろうか。それほどジンの哀ちゃんへの執着は凄まじい。ピンガがやってきたときも「組織の一員(コードネームを与えられたレベルに限る)ならば雰囲気で分かる」という哀ちゃんの設定をしっかり使ったいて抜け目なし。コナンの行為すべてがかっこよかった。助け出された後は哀ちゃんのコナンへの恋心の現れのシーンの数々にキュンキュンが止まらなかった。ほんと無駄なシーンがなく、普段は描かれることが少ない哀ちゃんのコナンへの好きという感情、志保を大事に思っていた人がいたという嬉しさなど、マジで最高の作品だった。コナンは普段哀ちゃんのことを相棒と思っていて哀ちゃんに対しては守ってやらないといけないと思っているけど、それが事細かく描かれていてそれに感嘆した。櫻井さん立川監督、青山先生、最高の傑作ありがとうございました。
みんな大好き・黒の組織<シェリー>編!!
洋画の「ダークナイト」や、「相棒」(神戸編ラスト)に出てきたような大規模監視システムに、老若認証を付けた所に2020年代の独自性がありました。20年来の黒の組織ファン向け、待望の新作エピソードという感じだと思います。小五郎が全く使えませんが、阿笠博士が「体当りしてでも止めてやる」と男を見せていました。水無玲奈が地味に活躍していました。ジンが破壊王すぎますし、パシフィック・ブイと潜水艦のどちらも破壊、と舞台の扱いが雑な感じがします。ベルモット(と烏間か)が老若認証を嫌がるのは、また沖矢と赤井の関係等もシリーズのファンでないと分かり辛いです。例によってキャスト欄の記載が不十分で、人気の種崎敦美さん、諏訪部順一さん、神谷浩史さん、村瀬歩さん等が出ていると知っていたら、観に行く人もいたと思います。興収138.8億円は凄いですね。
コナン映画の中では面白い
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インターポールの女性が老若顔認証みたいなのを開発する。
歳をとっても同一人物と判定できるシステム。
それを黒ずくめの組織が手に入れようとする。
そして灰原が実はシェリーということがバレかける。
ジンがそれを確かめようと、女性と灰原を拉致するが、
コナンが場所を潜水艦内と特定し、手助けして脱出させる。
さらにコナンが工藤ということもバレかけるが、
老若顔認証システムの精度が実は低いということになり、
灰原ともども嫌疑を逃れる方向へ。
そう仕向けたのは悪の組織の一員のベルモットだった。
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最近のコナン映画はホンマに内容がないし、
爆発ばっかりで大味で薄いというイメージなんよな。
だから劇場では見ないが、惰性で一応全作見てる。
この作品は謎解きも少しあり、それなりに面白かった。
嫁は劇場でも見るらしく、迫力があるとのこと。
おれもいつか劇場で見ようかなと少しは思えた作品。
しかし最後、ベルモットが助けてくれたのは何故?
この人には信念があって決して言いなりにはならない。
非常に魅力的なキャラなんよな。いつも謎過ぎるけど。
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