マチルダ・ザ・ミュージカルのレビュー・感想・評価
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ハリポタ+アニー+チャリチョコ 実の親に虐げられて育ったマチルダが...
ハリポタ+アニー+チャリチョコ
実の親に虐げられて育ったマチルダが
小学校に行くことに。
するとマチルダの秘めた脳力に気づいてくれる大人に出会い、ヒトラーのような残酷な独裁者の校長にも
正義の信念で立ち向かい学校を変えてゆく、、
原作者がチャリチョコと同じとは知りませんでしたが
演出や美術センスも似ていると思いました
アニーのようなポジティブさはなく
怒りや不満を抱えて空想の物語を紡ぐマチルダ
だけれど正義感やピュアな信念のようなものが
周りを変えていく
個人的には数学の才能や、魔法のようなものはなくても
ピュアな信念と想像力と強さだけでも
マチルダの魅力としては充分だと思う
ミュージカルは歌う台詞の部分よりも
学校で大勢で踊るところがとても素敵だったので
ダンスを増やしてほしかったかな。
エマトンプソン校長の悪役が見どころ
マチルダの家がシザーハンズの時のティムバートン調のインテリアや内装デザインみたいでポップで可愛いくその他にも気味の悪さを子供の世界に混ぜたファンタジーな世界観がとても見ていて楽しかったです。
なんじゃこりゃーな虐待シーンもお話の中として楽しんで見れるし、今時珍しいくらい叩かれずに済むところがない実は良い人だったなんて裏話が微塵もない悪役久しぶりに見ました!悪どいことをやるところまでやるからやりかえされるスタイルも懐かしいけど、このおばあちゃんの振り切れっぷりがストーリーに息を吹き込んでいたと思います。
全体に子ども達のダンスや踊り曲も最高でしたし
気持ちよく見れるミュージカルだったと思う。
チョコレートケーキ食べてた子可愛いすぎる!
オリンピックをそう言った権威主義の最たるものと見ていた
価値観の多様化だろうね。
昔、この校長見たいな教師に、遭遇した事がある。女性の教師で、自分の考えだけで、生徒を評価していた。小学校一年生の頃なので、詳細は忘れたが、僕も変わった生徒だったので、協調性が無いと判断され、小学校一年生なのに『貴方は落第』って言われた事がある。トランチブル校長は本当にいると実感している。
しかし、今はそんな奴いないのか?
いるような気がするが、物理的な虐待は許されないだろうが、今の教育が、価値観の多様化を重視しているようには見えない。
合唱をもう少し。でも、傑作だと思う。
ここに登場するトランチブル校長は1972年のミュンヘン大会のハンマー投げで優勝したと設定されているようだ。さて、ミュンヘン大会とは、あまり語られる事が無くなったが『ミュンヘン事件』が起こった大会である。それを皆様には知って貰いたい。また、メキシコ大会でも『ブラック・パワー・サリュート』があって、騒がれたが、それも今ではあまり語られないと思う。つまり『ロサンゼルスからオリンピックが商業化された』と言われるが、近代オリンピックの歴史は戦争や争いと双対になっていると理解すべきだと思う。
ロアルド・ダールはオリンピックをそう言った権威主義の最たるものと見ていたのかもしれない。
アベリー・ブランデージさんがどんな人だったかは知っておいたほうが良いと思う。
僕はライブ(勿論、テレビ)で見ていて、その後、オリンピックの『メダルの数の順位』とか、『日本代表って表現』が嫌いになった。オリンピック選手は、自分の為に競技を楽しむべきだと思う。それは東京オリンピックのマラソンの円谷選手の死からそう思うようになったのだが。
但し、日本国の為に『この試合に勝つのだ』と思う事も、価値観の多様性を考えれば、決して間違っているわけでは無い。それを押し付けて来ることが問題なのである。
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