ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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あらゆる要素が完璧すぎる!
『ゴジラ−1.0』鑑賞。
*主演*
神木隆之介
*感想*
ゴジラの映画は、シンゴジラやハリウッド版のゴジラを観たことがあります。山崎貴監督の作品は、個人的にかなり微妙だったおばけずかん以来。ちょっと不安がありましたが、今回こそハマると信じて鑑賞しました!
いやぁ~信じてた!山崎監督!これだよこれ!こういうのが観たかった!!
ストーリー、舞台、キャスト、映像、あらゆる要素が完璧すぎる!!
まず、ストーリーについて。
舞台は戦後の日本。主人公の敷島(神木隆之介)を中心に戦争で生き延びた人々が抗う姿を描いていて、ドラマパートがつらかったな~
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、敷島が背負っている、ある「重荷」を典子(浜辺美波)が必死に支える姿にグッときます。戦後の日本を舞台にさらにゴジラが現れ、東京を襲い、人々たちが最初は苦しみながらも、生きる為に奮闘する姿に感動しました。。
次にキャストについて。めちゃめちゃ豪華でした。神木隆之介の圧倒な演技力。浜辺美波も可愛かったですし、安藤サクラや吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山田裕貴、青木崇高など全キャストが皆、素晴らしい演技をされていて、とても良かった!個人的には野田を演じた吉岡秀隆さん。キャラクターが好き。ゴジラの分析、作戦説明がとても解りやすかったですw
そして最後に映像!山崎監督といえば、VFXを使った迫力のある映像をスクリーンで観られるので、毎回興奮してますが、今回もめちゃめちゃ迫力がありました! 東京を襲にかかってくるシーンはヤバかったな~人々を踏みつけたり、電車を噛みついたり、色んなビルを簡単に破壊しちゃうし、何してくれてるんだ!ってゴジラに言ってやりたい!それぐらい迫力がありました。映画館で見て本当に良かったなと感じております。
総じて、めちゃめちゃ良かったです。本当はもっと書きたい事が沢山ありますが、ネタバレになるので書きません。
今年、色んな邦画を観てきましたが、ダントツでNo.1です!
エンドロール後に観客席から拍手が起こってました。それぐらい凄い映画でした!
普通に暮らしてたらゴジラが来た
最高の怪獣映画
対ゴジラの空中戦はやっぱりF-104
戦争映画だったとは…。
庵野ゴジラ超え
迫力
マイナスからのプラス
山崎貴作品はホント苦手だった。
予告を観ただけで「うわーこれは…」と鼻白んでしまい、本編を観る気すら失してしまう、今の邦画を象徴する典型的フィルムメーカーだと思っていた。それが今回ついにゴジラを撮るというので、さすがに嫌悪感よりも鑑賞欲が高まった。
結論を言うと、『シン・ゴジラ』より楽しめた。というかシンゴジに全然ノレなかった者としては満足な出来だった。
相変わらずの“思ってる事そのまま口に出しちゃう”セリフ回しは気になったし、感動“げ”なシーンにBGMを流す悪癖もあった。でも、邦画全般に蔓延する一番の悪癖「絶叫しながら悲しむ演技」は鳴りを潜めていた方だったし、吉岡秀隆のクセありすぎ演技も今回は許容出来るレベル。
要するに邦画の悪癖はあるにはあったが、何よりシンゴジでは全く感じなかった“ゴジラの怖さ”がビシビシあるではないか。銀座を殲滅した際の絶望感ったらそりゃもう。丸の内で観たという事もあってか、鑑賞後銀座界隈をブラついてしまった。
戦死を美徳とする考えにきっぱりノーを提示したのも、『永遠の0』を撮ったとは思えない山崎貴らしからぬ気概(←ホメ言葉)。スピルバーグ作品っぽい箇所はまぁご愛嬌って事で。
とにかくマイナス評価しかなかった山崎貴作品が、今回プラスに。初めて彼を「監督」と呼びたくなった(ってどこまでも上から目線)。
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