ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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吉岡秀隆はリチャード·ドレイファスだった
メカゴジラ世代です。
ゴジラがそれほど好きだった訳ではなく、シン・ゴジラも立川で爆音上映が見たくて鑑賞し、庵野監督の現代版ゴジラに以外と感心させれた。
そして今回の昭和舞台ゴジラも悪くなかった。
前半は木造ボートと巨大生物のバトル。まさにJAWSじゃないか。吉岡秀隆は知的なリチャード·ドレイファスそのもの。ロイ・シャイダーとロバート・ショーはいなかったけれど、その世界観は50前半のおっさんに響きました。
パクリとかでなく、オマージュと思えてしまうのは年をとったからか。
アメリカで公開して受け入れられるか微妙なところ、しかしhollywood資本ゴジラより間違いなく日本人にささる映画。
「恐れ入谷の鬼子母神」というセリフはまさに昭和っぽい。
久々に聞いたな~。
さすが山崎某監督です!
とってもとーーっても分かりやすいセリフで説明してくれて良かったです。隣のおばちゃん、誰かと思ったら安藤サクラさんだったんですね。『ある男』で微妙な表情だけで感情を表現していた人ととても同じ俳優とは思えませんでした、監督の演出の賜物ですね☆ 佐々木蔵之介さんも今度から見ただけで胸がいっぱいになってダイエットの助けになりそうです!そういえば橋爪功さんがなぜか1カットだけ映りましたが、きっと私などには想像も付かないような裏設定があるのでしょう、知りたいな〜
お母さんに言われた時は死にたくなかったのに、守る家族ができたら死にたがる主人公の気持ちも複雑すぎて私のような偏屈者には全く理解できませんでした、絶賛してる世の中の人は感受性が豊かなんですね、羨ましい限りです。
怪獣映画なので数々の矛盾点を指摘するのは野暮というモノです。全編に矛盾点が溢れているのでいちいち気にしていたら楽しめませんしね!放射能がまき散らされて黒い雨が降ってましたが、その後は特に触れられなかったのできっとみんな平気だったんですね!嬉しい!GHQの皆さんは第一生命ビルにいるはずなので、日劇とは300mくらいの距離なんですが7500㎞遠くのモスクワが大事なんですね、これが地球を俯瞰する外交、てやつでしょうか、さすがの国際感覚です!
あ、そういえば行方が知れない人を探すのには、その人の知り合いに誹謗中傷の手紙を送りまくればいいんですね!参考になりました!
国の責任でめちゃくちゃになってるのに、誰も責任取る気が皆無なので、民間が無償・命がけで頑張って解決!これぞ令和らしいストーリーですね!感動しました!!
額縁上映ですが・・なにか?
IMAXで見ました。
額縁上映を批判している人がいますが、縁の幅はわずかで通常のスクリーンに比べたら遥かに大きい映像でした。
何よりもあのゴジラの咆哮はIMAXで聴くべき!
鳥肌立ちまくりでした!!
内容にツッコミどころも色々ありますが、
それはハリウッドとて一緒。
ストーリー展開、VFX、音響、言う事無しです。
令和版ゴジラシリーズ、山崎監督期待してます!!
圧倒的ど迫力❗️
ゴジラ映画は日本の宝物だなと、改めて感じさせられた。
それだけ映画の出来が良かったんだけど、意外にも観客はほぼ高齢者だったことに驚いた。
見終わったおばあちゃんの二人組が、良かった〜ね会話している事に感動してしまった。きっとみなさんは初代ゴジラに魅せられた方々なのでょうね〜
重く響いた
重く響いた。
見終わったあとに、こみ上げてくるものがあった。
「ゴジラ」は死んでいないし、我々一人ひとりもそれを抱えていかなければならない。
そうやって私たちは、生きていかなくてはならないのだ。
大満足
映像、音楽、ストーリーどれをとっても大満足です。
素直に映画館で観てよかったと思えたし、このレベルの映画を日本作品としてみれたことに感激しました。
確かに粗はあってクサさだったりご都合主義感があったり展開の違和感を感じる部分はありますが、全体の完成度から考えると些末なことかなと。
是非映画館で観てほしいですね。
ちなみにいい夫婦の日の結婚記念日に全くゴジラに興味がない妻を連れて行くという愚行を行なったわけですが、観てよかったと興奮してましたよ。
是非!
ゴジラは比喩。 邪悪な不条理な無慈悲な現実に抗え。。。
ゴジラは比喩。 邪悪で不条理で無慈悲なパワー。
或いは、20世紀に多国を蹂躙してきた西洋社会。
それに 民族が協力し 立ち向かう物語。
科学者は科学で、
技術者は技術で、
船乗りは船で
飛行機乗りは飛行機で、
民族全員参加で まとまれた 事実。
ゴジラの活躍に期待するのではなく、、映画鑑賞前にまずは!人の死と向...
ゴジラの活躍に期待するのではなく、、映画鑑賞前にまずは!人の死と向き合う怖さとか人のあがきなどを感じる純粋な気持になると、より楽しめる映画になっていると思います!!
時代の背景描写がとても良い
子供がゴジラ大好き過ぎてゴジラフェスにも行きました。
実際映画を観て、監督の演出への拘りが伝わってきました。
人物の描写も丁寧描いています。
ただゴジラを見たい子供には退屈になってしまうシーンが長く、大人向けかもと感じました。
刺激を求め4DXで観ましたが、しっとりと観たほうが良さそうです。
★5じゃ足りない
邦画の底力を観た。
度肝抜かされた。
個人的には日本映画史上最高と言ってもいい程の出来。
山﨑貴監督、伊福部さん
全てのキャスト、スタッフの方々に感謝を。
本当に素晴らしかった。
僕は平成ゴジラVSシリーズの世代で、ゴジラ映画と言えば僕の中で1番好きな作品群です。
そんな中2016年に庵野監督による『シン・ゴジラ』で衝撃を受け、もうゴジラ映画でこの作品を超えるものはないと豪語していた時期もあった。
ハリウッド版ゴジラも頑張ってはいるが、日本人の我々からすれば恐怖の象徴よりもヒーロー思考の高い作品が目立ち、本来のゴジラたるものが国の文化や需要でブレてしまい、ガラパゴス化した現状が嬉しくもあり寂しい気持ちもあった。
今作の『-1.0』もソレだと思ってた。
前評判は良かったのでそれなりにいい出来なのだろうと鷹を括ってたが、観れば軽々と『シン・ゴジラ』を越えていた。
シン・ゴジラどころか他作の日本映画を総なめしているほど。
これは『ゴジラ映画』と言う枠でこの映画を切るのは勿体無い。
音響の整った映画館で是非観て頂きたい。
まず時代設定がゴジラシリーズでも1番古い、戦後と言う民間人がギリギリ武力対抗で絶妙な設定がいい。
近代的な建物も少なくよりゴジラの巨大さを強調することもできる。
何よりもシナリオが抜群。
映像も勿論良いのだが、そんなのはどうでも良い程ストーリーがよかった。
『ゴジラ映画』なのに。だ。
他シリーズのゴジラをメインに置くと人間ドラマが疎かに、人間ドラマを描くと怪獣が疎かに、ではない。
完全に両立出来てた。
心底感動しました。
そしてその人間ドラマを演じるキャスト陣の素晴らしさ。
特に野田役を演じた吉岡秀隆さんは群を抜いて素晴らしかった。
確かに日本映画らしい独特の演技の癖や、大げさで誇張気味の言い回しや表現はある。
しかし戦後日本と言うこともあり、その独特な表現も映画の世界観の板について良いものになっていた。
日本人たる団結感。
己を犠牲にしても誰かの為に立ち向かう自己犠牲の精神。
そして生きる事の執念。
それらと同時に流れる伊福部さんの音楽とここだと言わんばかりのカメラワーク。
とにかく熱かった。
正直言うと今作のゴジラのデザインやモーションはそんなに好きじゃなかった。
しかしそれでも満足出来る部分が大半なので、何の気にもならない。
チープなモーションもそう。
よく日本映画はCGがショボいと言われるが、ショボいのはCGじゃない。
モーションがダメなのです。
今作に限らず日本映画は物が動く表現がどうも不得意なようです。
飛んできた電車は着地と同時にそんなにピタッとは止まらないし、ゴジラの動きも生物として不自然な動きをしています。
ここだけは気になりました。
CG技術はあるのに勿体無い。
残念なところはそれくらいでしょうか?
シナリオには全く関係のない部分ですね。
観る方がどこまで許容できるか気付くか?の問題だと思う。
僕がここ4〜5年で観た映画の中でもトップクラスなのは間違いありません。
数あるハリウッド作品がひしめく中、まさかそれが日本映画なんて嬉しい。
絶対に見て欲しい作品。
ゴジラなんて興味ない人でも全然観れます。
むしろ観て欲しい。
★は5を超えています。
オススメです。
スクリーンの向こうにゴジラを感じる。
迫力がすごい。これを見に来たよ。
音といい振動といい映像といい、すごくリアルに感じた。ちゃんと怖さを感じる。
ゴジラの迫力映画館で体感するかーくらいの気持ちで行ったらいい意味で裏切られる。当然迫力は最高なんだけど、人間ドラマも最高なのよ。
もうね、頭痛くなるくらいめちゃくちゃ泣く。家族描写とか子役とかやめてくれよ・・・。
ちょ〜っと演技がわざとらしい部分はあったけどだね、それをカバーするくらいの素晴らしい映画だった。
エンドロール。スクリーンの向こうにゴジラいるよね。怖いんだって。
ストーリー 99点
配役 90点
音楽・映像 99点
全体 97点
ハリウッド的な人物像は微妙でした。
ハリウッドみたいに人物像をわかりやすくするために佐々木蔵之介と山田裕貴と安藤サクラの演技の演出微妙でした。痛快娯楽映画っぽくなってしまったなと。一応、そこは目をつぶりました。一方、神木くんの生への執着と葛藤、それから派生した他人の死と、それへの償いの気持ちをもっと深くするために、特攻機の中のシーンから親との回想等を交えて始めてほしかったかな。それで、島への着陸シーンということで。着陸シーン前5分が足りないと思いました。この5分のシーンがあれば、もっと、神木くんのその後のシーンで深く感情を感じることが、特に、青木崇高から生を許された、言い換えれば、彼の願いを貰ったシーンで効果を発揮したと思いました。
観てる側で感情を深く察しないといけないのには苦労しました。ちょっと勿体ないなぁと思いました。日本人の侘び寂びの人物像及びストーリーをハリウッドの災難系娯楽映画のバカの一つ覚えのドタバタ最後にぶっチュン映画の極端で陳腐な人間像と、なしくずし勢い場面にする必要はなかったと思います。もっと高評価になったはず。それをしないで一人の女性の人生に着地させて大ヒット、賞総なめしたのがタイタニックだったのだから。別にエンディングの事を言っているわけではなく、ゴジラを倒すときの 山田裕貴の自信満々の出方で引きました。彼は下っ端の下っ端なのだから。それをなし崩しの勢いと表現しました。ハリウッド痛快娯楽映画のあるあるぽい。あと、吉岡秀隆の方針に青木崇高が従ってああなったみたいに理解しちゃった人が出てくるんじゃないのかな。あれは、青木崇高が神木君その人だけに対しての思いのみでああなったのだと僕は思います。別に吉岡秀隆の方針に青木崇高がリンクしてああなったわけではないと。だって、神木君、腹を決めた時にはすべての清算を目論んでいたのだから。だからこその青木崇高だったのだから。その伝わり方が弱かったなと。その他は大満足ですね。特に音が良かった。永遠の0やアルキメデスを見てきた僕にとってはVFXの描写が山崎監督っぽい色だなと思いました。ま、シン・ゴジラはエヴァみたいでしたけどw監督の色ってありますよね。
題材が良く、内容もわかりやすくてかなり面白い
とにかく題材が良かった。
大戦後の日本におけるゴジラとの戦いを描いていながら、ちゃんと反戦がテーマになってるバランスの良さ。
神木隆之介の演技が光っていたお陰で、特撮特有のB級感をあまり感じることなく、物語にのめり込めた。役者に演技させないシンゴジとは対極的である。
日本のちょっとマニア向けのシンゴジと比べて内容も正統派でわかりやすいので、きっと海外でも受けることだろう。日本ならでは要素がふんだんに込められているので、海外の人が観る価値のある内容になっている。
トップ・ガンマーベリックに迫るくらいの良質なエンタメ作品だった。
面白かったけど物足りない
小さい頃からゴジラ映画が好きで毎回欠かさず
映画館でみています。
私のゴジラ感は圧倒的な存在で恐怖心をあおり
町を破壊尽くす怪物です。
人間達は団結して近代兵器で立ち向かいますが
ゴジラには全く歯が立たず絶望感に陥ります。
そこで優秀で専門的な人間が集まり協議して
ゴジラ対策を作り上げ用意周到して圧倒的な怪物に立ち向かう そこにゴジラや自衛隊のテーマソングが流れて心震え感動を覚えます。
今回の作品は今までのゴジラ映画と違いを見せる為に昭和の戦後設定でしょうが自分の印象としてはゴジラの登場時間が少なく感じました。ゴジラ対策もあまりにもご都合主義で準備や時間推移が???で人間の思惑通りにゴジラが動いてくれた印象ですね。
でも映像の迫力は素晴らしかったと思います。
わかりやすくて面白かった
色々、観客の思惑通りじゃないあたりも良かった。
例のテーマソングもいい。ずっと変えないでほしい。
小学生くらいの子供も観ていたし、これくらいシンプルな感じがわかりやすく面白い気がする。
安藤サクラさんはそんな年じゃないのに、おばちゃんに見えた。脇役で演技が光ってた。
昭和ゴジラ第一作を斬新オマージュした令和ゴジラ映画の戦争と人間
日本の特撮映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年を記念した、大作の謳い文句から予想した娯楽映画ではなかった。幼い頃に夢中になった初期の子供向け怪獣映画や、ハリウッド映画に何度もリメイクされた派手な特撮娯楽大作とは制作のコンセプトが違って、大人が観るべき内容に驚きつつも映画の出来としてはスッキリした印象を持った。それは太平洋戦争における日本軍の戦い方の反省と、敗戦後の国防の在り方、そして唯一の被爆国としての立場など、ゴジラ第一作のメッセージに呼応する脚本の地味で確信的で分かり易いまとめ方に、作者山崎貴の力量を見たからである。先ず評価すべきは、この敗戦直後の時代設定から導き出される、ゴジラに日本人がどう戦うのか、戦わざるを得ないのかを、生き残った元特攻隊員敷島浩一の苦悩を主体に描いた脚本の独創性であろう。
ただし終戦の1945年から47年を背景にする時代設定は、第五福竜丸がビキニ環礁の水爆実験で被爆した1954年に制作した第一作「ゴジラ」のテーマの一つである反核メッセージを考えると、矛盾している。しかし、既に広島と長崎に原爆を投下された日本人にとって、その恐怖は切実極まりないものであったはずである。また百田尚樹原作の「永遠の0」と三田紀房原作の「アルキメデスの大戦」を映画化した山崎貴監督の経歴の蓄積が、この映画に結実したと思える内容になっている。廃墟と化した国土、食糧難による飢餓との闘い、生きて行くだけで精一杯の貧しい生活から漸くひと息ついたかどうかの時に、怪獣ゴジラの未知の破壊力と対峙しなくてはいけない。連合軍の実質米国のGHQに統治支配下で軍事力を放棄させられた無防備な状態で、国の命令を受けた民間の組織が集結する。この敗残兵の有志の集まりが、日本人の底力を見せることになる。政府も役人も正式な軍隊も登場しないゴジラ映画の誕生だ。
ゴジラファンとして嬉しかったのは、決戦のクライマックスの映像の迫力だった。ゴジラの不気味な造形と存在感、動きの全て、それに戦艦のVFXの映像美と見応え充分で見事。更に伊福部昭の永遠の名曲を生かした演出も素晴らしい。ここぞという使い方に作者のゴジラ愛が溢れている。役者では主演を務めた神木隆之介が難役の熱演。特攻の生き残りに深い慙愧と仲間を死なせた罪に苦悶する人物像は、時に怒りを表に出し過ぎに見える。内面に隠した演技が理想だが、これは山崎監督の演出法もあるので役者だけの問題では無い。それでもいい演技を見せてくれた。意外と言っては失礼なのだが、この映画で一番のいい味を出していたのは、元技術士官野田健治役の吉岡秀隆だった。豊富な髪をなびかせ、淡々とした話し方と熟年から漂う落ち着きと飄々さ。決死の作戦でも一人一人の命が大切と語る野田の人間性が浮き上がる。欲を言えば、周りの戦後直後の男性の髪形にもっと拘りがあれば良かった。山田祐貴、青木崇高、佐々木蔵之介も其々に役割のキャラクター表現を全うしている。浜辺美波と安藤サクラの女優陣も安定した演技。どちらも日本女性の淑やかさがある。これら大作にしては有名俳優の少なさが顕著であるが、このキャスティングもこの映画の魅力になって、けして大味になっていない。
独創性のある脚本の面白さ、細かく観れば難点も無い訳ではないが、これが山崎監督のオリジナルということで高く評価したい。反核と反戦から、平和を守るために軍備をどう構築しなければならないかの、日本の課題にまで問題提起した真剣さが、怪獣映画ゴジラの恐怖を最大限にスペクタクル化した作品、観て損はない。
もう少しゴジラがみたい
評判が良かったので観に行ってみた。
ストーリーは戦後の日本に関東大震災でなく、ゴジラが来てしまったというものだ。
ゴジラのシーンは、ハリウッド版やシン・ゴジラより少なかったが、迫力はずば抜けていた。
小さい頃にビデオ屋さんで借りてみていたゴジラ映画は人間ドラマが9割ゴジラが1割で、ラストにゴジラが暴れまくって終わるものだった。
ハリウッド版がゴジラやモンスターのシーン多すぎるんだが、ハリウッド版を観てしまったあとに旧構成のゴジラを見ると何か物足りない。
人間ドラマ部分は、戦後を知らないが、キャラが漫画みたいでリアリティが欠けて魅力が足りなかった。
神木くんも随分情けない役だった。
バイクシーンはどうしてもトムクルーズと比べると、やりたいことは一緒のはずが全然違う。。。お子ちゃまに見えるw
ラストの展開も想定内で、ゴジラにもっと悪あがきして欲しかった。
全体的には悪くなかったが、
もう一捻り、もう少しゴジラをみたかった。
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