ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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ゴジラは良かったですね。
全員いい人のザ·日本映画 家族で見れます。
ゴジラシリーズの最高傑作
ゴジラシリーズ最高の出来栄えでした。優れた脚本でした。人間もゴジラも共に「生きる」こと「生きてゆく」ことが底流にあります。地べたの演出(人間の物語部分)がこれほど練られたのは、ゴジラ史上初めてだと思います。ゴジラは私と同じ1954年生まれ。1962年の「キングコング対ゴジラ」以後はすべて劇場で見てきました。母性を持って登場したモスラの神秘、子供映画からの脱皮に喝采を送った大森一樹演出、監督に「怪獣愛」を感じた金子修介演出・・・その時々でいろんな感じ方が出来ました。しかし、庵野・樋口コンビの平成「シンゴジラ」は台詞運びが好きになれず。年も取ったのでゴジラはこれで終わりにしようと思ったのですが、山崎貴の令和の今作品で、人間味ある登場人物たちの物語に目を見開くことができ、ジジイの心に再び灯がともりました。故・伊福部昭先生のあの曲の入れ方がうますぎてしびれます!佐々木蔵之介の過剰な演技はガマン、ガマン。
ゴジラと人間のつきあいは「これから」。
ゴジラの「恐ろしさ」と、人々の「優しさ」の対比が印象的だ。このゴジラは正に史上最強の破壊者だ。これほどリアルに姿と動きを再現した山崎監督のVFX技術には脱帽する。ゴジラの恐ろしさは、その強さと比例して、何を考えているのか分からない不気味さにあるように思う。人間が何か危害を加えたわけでもないのに、真っすぐ東京へ上陸して破壊する事だけが楽しいかのように暴れまくる。俺たちに何の恨みがあるんだと思わず文句を言いたくなる。その姿は、戦争などを起こす人類の欲を体現した「悪の象徴」のようにも見えてくる。
人間ドラマの方は、戦争による心の傷や、家族を亡くした者たちの結びつきなど、ありがちではあるがとてもていねいに描いているところが好感持てる。敷島も典子も相手を思いやる気持ちが素晴らしい。幸せになってほしいと思わず願ってしまう。敷島の仲間たちも、それぞれの言うに言えぬ思いを抱いて支えあっているのがよく伝わる。人間には誰しも良い面と悪い面がある。ゴジラが人間の悪の象徴なら、このドラマの人たちは人間の良い面の象徴として描かれているように感じた。
永遠に滅びないゴジラと人間の長い闘いはここから続く。
ゴジラも神木君も最高!
世界と競える日本産ゴジラ。日本映画のレベルを塗り替えた作品。
私はドルビーシネマで観ましたが、怒り狂うゴジラの迫力、カメラの迫り方、世界に没入させる音響・音楽に映画館を出ても興奮が醒めませんでした!
今後、日本の映画を語る際に本作は一つの基準になってくるかと思います。
日本映画はアクションが苦手、VFX(視覚効果)技術が遅れているという印象を持つ人は少なくないと思いますが、本作はハリウッドと比べても遜色ないレベルでした。12月から北米での公開が始まりますので、その点もすぐに結果が出るでしょう
また怪獣映画でありがちなドラマに振ると怪獣パートが物足りず、怪獣にフューチャーするとドラマが適当になるというパターンですが、本作では太平洋戦争で心の傷を負った主人公(と日本)の回復と、その前に立ちはだかるゴジラの対立を丁寧に描いています。この二つは単にバランスがいいだけでなく、それぞれが互いのシーンを尖らせる相乗効果を生む奇跡のレベルだと思います。
加えて、この主人公とゴジラの対立軸は今回のゴジラを特徴づける「怖さ」にも繋がっています。ゴジラが人間を直接敵視して狙ってくる、という展開は意外と多くありません。ゴジラにとって人間は矮小すぎるからです。しかし今回のゴジラは人間を本気で襲ってきます。エイリアンやターミネーターに追われるようにゴジラに狙われるのはかなり怖いものがあります。
個人的には太平洋戦争で活躍した兵器がたくさん出てくる点も好きでした。インタビュー記事でも本作の時代設定は高雄(重巡洋艦、大和のような戦艦よりも一回り小さいが、強力な主砲を持ちつつ戦隊を率いて戦った海戦の主力の一つ)を登場させるためだったと山崎貴監督が語っていますが、そういった劇中の人・モノそれぞれに見せ場が用意されている所も熱い気持ちにさせてもらいました。
素晴らしい外交
ゴジラ映画最高傑作
また観てもいい
邦画の現最高到達点。
初めて映画館でしっかりとゴジラをみました。
今までの歴史、キングコングとの関係性やガメラやキングギドラなどを知らなくてもとっつき易い内容でとても面白かったです。
グロいようでグロくない。そのようなところも家族連れなどが楽しめるちょうど良いが素晴らしすぎるリアリティを求めていて、もう言葉が出ません。
ぜひ見に行くべきです!!
終戦直後の昭和感に感動しました
本当の主役は「震電」。
今日、やっとゴジラー1.0を見た。後半まで見て監督の描きたいものが見えて来た。ゴジラは主役でなく狂言回しで火の鳥的存在。・・の割にはビジュアル的に神性が低い。その点矢張り庵野は凄い。特に今回のゴジラはフルCGだと思うがあれだけの巨大生物を計算上の縮図で画面上配置すると、カットによっては同じものに見えなくて、凄く違和感があった。
デフォルメが視覚的角度によって導入されてないと数値計算だけで配列された物体は、思った視覚的効果をもたらさない事が多い。その点ミケランジェロのダビデも、奈良の大仏も良く計算されている(数値計算としてのそれではなく視覚的錯覚上の計算と言う意味で)。
今回のゴジラで一番感情移入できたのは「震電」の方だ。「震電」には山崎監督もそうとうの思い入れがあるのがよく分かる。伝わってくる。今回の主人公は実はゴジラではなく震電ではないか?
ゴジラが動くものに反応…?
面白かったですよ
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