ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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楽しめました!
2回目はIMAXで見ました。海外評価が高く、もう一度見直して見ました。1回目で気づかなかった仕掛けも見つける事ができました。
ゴジラの登場シーンは少なからず多からずで、怖さと興奮です。登場人物の精一杯な演技は好感持てます。皆頑張っていた。
音楽も最高で、あの定番メロディが流れてくると思わずポロッとします。
色んなレトロなオートバイや飛行機、軍艦など何気なく見ていましたが、全部こだわりがあったとはコメントなどを見て知りました。その上で見ると更に楽しめました。
YouTubeのコメントもゴジラに関して沢山あり、日々更新されていてそれも楽しめました。
冒頭に書きましたが、海外での評価は高く(とても嬉しい)自分も同じ評価です。映画なので、素直に楽しみたいですね。
東京タワーくらいかと思ったらエベレストだった
評判がいいのは聞いていたので期待はしてたが、ホントにはるか上をきた神のなかの神作品(東京タワーくらいだと思ったらエベレストくらい)だった。
映像から神。すさまじい迫力と臨場感。とく戦闘機のシーンはまるで西武園ゆうえんちのゴジラザライドに乗っているかのような迫力。街と人を蹂躙していくシーンは恐怖も絶望も、ゴジラのカッコよさも全部詰まってる。熱線のシーンの必殺技感(ガチかっこいい)。ハリウッドにもひけをとらないと思う。
音楽もシーンの魅力を百倍に増幅してくる。
シンゴジラのときは音が無駄にデカすぎて軽く音酔いしてしまったのだが、本作ではそんなことはなく、シーンにベストマッチしていて、迫力をさらにプラスしていた。
ストーリーもよかった。ゴジラ映画は人間ドラマはもうどうでもいいと思っているのだが、今作は人間ドラマがいい。ベタと言えばベタだし、ご都合と言われたらまあ分からなくはないし、あーこうなるよねと予測はできたが、それでも、上手くまとまってるし、めちゃくちゃ感情移入できた。ゴジラ映画の人間ドラマとして完璧だった。ないないづくしのなかで戦争を生き残った人たちが団結して、なんとかしてゴジラに立ち向かうという展開もいい。後半は激アツ展開の連続でもうワクワクしっぱなし。ゴジラ撃破のためのあのアイデアもすごい(よく思い付いたな)。
キャラもよかった。とくに佐々木蔵之介のキャラは結構気に入った。キャラが生き生きしていて、それぞれに魅せ場もあって、キャラを上手く生かしきれている。
この映画はこれまで見た映画のなかでも最高の作品のひとつだし、ゴジラ作品のなかでも最高クラス。今年最高クラスの映画で間違いない。
ゴジラの皮をかぶった人間ドラマ
ゴジラや特撮ファンではないので特に観る予定はなかったのですが、全米でもヒットしていると聞き、興味を引かれて観に行きました。だって、第2次世界大戦後の日本を舞台にしたゴジラ映画で、字幕で観ることに慣れていないアメリカの観客を満足させることができるなんて余程のことですもの。
感動した!泣いた!という声もゴジラのコアなファンの過剰な反応じゃないかなぁって。
でも、舐めていました、すみません。ゴジラ・マイナスワンは怪獣映画の皮をかぶっただけの、ちゃんとした人間ドラマでした。戦争の虚しさ、もたらされるトラウマ、苦難の中の助け合いと復興、ささやかな平穏の幸せ、そして突然襲い掛かる災害とそれに懸命に抗う人々、生きたいという願いと許し。根底にある物悲しさ。日本人にはめちゃくちゃ刺さる人間ドラマが展開されます。
ゴジラ映画という割にはゴジラがほとんど出てこないことに驚きましたが、それが気にならないほど人間ドラマに引き込まれました。ちょっとだけ現実に引き戻されたのは、人間ドラマの長さにふと気が付いたとき、「え、こんなに人間ドラマ部分長くてもアメリカ人ちゃんと観てくれてるの?!」っていう驚きを覚えたからでしたw(あちらの映画見てると観客が怪獣映画目当てで映画館に足を運んだなら、ドカン、バキッ、ガシャーンとアクション・びっくり要素満載じゃないとアメリカ人は満足できないんじゃって考えてしまってw 偏見でしたね)
なによりも、神木君、こんなにいい役者さんに育っていたんですね。前から好きでしたけど、少年のイメージが強かったのに、この映画の中では「青年」そして成熟した「父親」へと顔を変えていきます。「やれやれ泣かしにくるかな」と普段であればやや白け気味になってしまうようなシーンでも、神木君の演技に一瞬でぐいっと引き込まれ、気が付いたら涙が流れていました。ゴジラという非現実的で理不尽かつ巨大な脅威に対する「恐ろしい」という感情を本物にしたのは神木君や他の役者さんたちの演技力に他なりません。
確かにハリウッドの映画に比べたら「あ、ここ予算足りなかったか」と思うような箇所は所々にはありました。でも、VFXの進歩によってもはや昔ほどの差はなくなったように思います(監督がVFXまで担当しているとかびっくりですよw)。なにより、ポリコレや人種問題を抱えているために無理矢理な設定や同じようなコンテンツしか焼き直せない昨今のハリウッドに比べて、日本のエンタメはまだまだカオスなまでに自由です。
アニメにしろ、特撮にしろ、日本が独自の進化を遂げてきたエンタメのジャンルを皮切りに、日本のエンタメ業界はまだまだ世界へと躍進していくことができる。ゴジラ・マイナスワンは、そんな可能性と希望に溢れた作品だと思います。
[個人ノート:クレジットにSQUARE ENIXが出てたのにはびっくりw ゲームもCGがすごいものね~]
待ってましたぁー♪
大作としてはあり。
皆様の熱いレビューに、またしても動かされた
ホントに最近、観たい❗️と思う作品が無くて足が遠のいてました。
それでも、劇場に行けるタイミングがあり、そこから何観ようか、3択でした。
「N」か「T」か「G」か
やはり決め手は、こちらでのレビューでした。
いやー、皆さん熱いなー😳
思い入れゼロの自分が観に行っても良いもんだろうか❓
と半ば躊躇いつつ、いざゴジラへ。
思い入れゼロ、とは言いましたが、
「シン・ゴジラ」はとても楽しんだ人です。
観る前は、アレを超えるゴジラは無いだろう、山﨑貴だし、なんて思ってました。
戦時中の話になってるのも、「永遠のゼロ」「アルキメデスの大戦」とかで味を占めたのか、と意地悪い解釈。
だがしかし、ゴジラの存在感たるや、圧巻‼️
VFXてここまでキテルんかー‼️スゲー‼️😱
ゴジラの出立も去る事ながら、
プロットも悪くなかった。
多少目を瞑ったのはあるが😅
大戦が終わり、生きている人たちには、大戦で死んでいった同胞への後めたさは、戦地に行った行かないを問わず誰にでもあり、特攻から逃げた敷島浩一は人一倍ソレを感じていたであろう。更に典子の件もあり、浩一のゴジラ殲滅への執念はかなりエクストリームである。
こういった流れは良い。
対ゴジラへのスムーズな流れ。
何故か途中醒める。
神木くんは、そのエクストリームな浩一をもっとエクストリームにやって欲しかった。寝床で「私はホントに生きているのか❓」と錯乱してる時、もっと嗚咽や慟哭が欲しい。杉咲花を見習って下さい。
蔵之介はキャラとしては良いが、セリフがくどい。
美波ちゃんは、今一番娘にしたいNo. 1であるので特に問題無い🤣
が、電車のシーン、すごい耐えたねー。
最近やった「M・Iデッドレコニング」観てから撮ったのかなー🤣
そして、ポツンと橋爪功🤣
吉岡秀隆が意外と良かった。まあいつもあんな役ばかりだが、「この国は命を粗末にし過ぎてきました」あのシーン、セリフは刺さった。
優香のダンナも、途中足引き摺るのやめたけど好漢でした👍
こうして、ゴジラに対峙した人々の話をしっかり描いて、そのモチベーションもしっかり見せて、お涙頂戴シーンも作って、割とちゃんとした映画だなーと感心しました。
思えば「シン・ゴジラ」は、対ゴジラよりも、その出演者たちの群像劇が多すぎて、ゴジラ作品というより、一時期の三谷幸喜作品の様な感じすら出てましたね。役者が豪華なだけ、みたいな。アレはアレで良かったですよ勿論。
石原さとみの「ガッヅゥィーラ」以外は🤣
という訳で、シンゴジとは別物の、新しいスタンダードか出来たのかな。続編ありそうだし。首の痣説明してくれよ。
またしても皆様のレビューで良い作品に巡り会えました‼️
ありがとうございました🙇🏻♂️
身近に怖い
こんなに恐いゴジラをみたのは初めてだ。
私的な好き嫌いでもの申すのなら、圧倒的にシンゴジラのほうが話は好みだが、それは全体を俯瞰して対処すべきゴジラという存在に、国全体の問題に立ち向かう国家公務員が、民間の協力を得ながら役目を全うし、リスクを背負ながら決断を迅速に下した政治家の姿に魅力を感じたからだ。
一方、本作のゴジラは怪獣としての獣の恐さが圧巻だった。最初の登場シーンから恐い。だからあのゴジラに立ち向かった勇気は、戦争を知らない世代の私には計ることができないのではないかと思った。
兄を特攻で亡くした亡き父と一緒に見て、そして語りたい作品は、初代とこのゴジラ。
まだ終わっていない
初代ゴジラは抜けなかった
全体的にまとまった面白い作品でした。でも初代ゴジラが当時の米ソの水爆実験競争を背景に、放射能で大きくなったゴジラが放射能を吐く、ゴジラ対策に自分の技術使用を認めた科学者が科学の悪用に悩み、自分の命とともに技術を封印したストーリーなどと比べると、ストーリーがちゃちい。そもそも普段運動してない人が急に走るとコケるが、準備万端のエキストラは全速力でかけていく、と思いきや、一斉に止まってゴジラを眺めるなど不自然が多い。ゴジラを沈めるあの技術が当時の日本にあったなら戦争に負けなかったのでは。特攻の生き残りを主人公にしたのも取ってつけたような設定。でも、面白くは仕上がってます、でも初代ゴジラにはかなわないなあ。
あ、そういう感じね、と後悔
人間の原罪を描いた初代、日本特撮の真髄とエンタメを見せつけたVSシリーズ、理不尽さと災害としてのゴジラを演出したシンゴジ。海外まで目を向ければ、パニックとスケールの大きさを表現するアメゴジなどなど「ゴジラ」というコンテンツを様々な角度で楽しんできましたが、「ゴジラ」映画ではなく、ゴジラを使っただけのヒューマンドラマはこの作品だけでしょう。
正直なところ、開幕してすぐに「あ、観るのミスったな」と感じました。戦後まもなくという時代設定、元特攻兵の主人公、国ではなく民間の力を結集するなどといった設定全般は妙と言うべきものでしたが、描きたい設定が点のままでストーリーに落とし込めていないという印象。原爆をモチーフとするゴジラを描きたいのはわかりますが、ゴジラ襲来の後の黒い雨は降っただけで「そこは丁寧に書くべきじゃないの?」というツッコミや、生きて家族に再会するという盛り上げるためだけの元特攻兵というハッピーエンドのための設定は冷めてしまいました。
ストーリーはハッピーエンドが既定路線かつ先の読める展開なのは娯楽作品として仕方ないのですが、そのひとつひとつに説得力がなく、「なんか上手くいきそう!」→「なんとかなった!」ばかりなのは、ご都合主義全開で根拠や過程が無いため徐々に呆れてしまいました。
また、主人公のナルシシズムとエゴイズムがキツく、ゴジラがいつ襲来するかわからないのに震電を整備できるかわからない元整備兵を呼ぶことにこだわるシーンは、
「死にぞこなった自分があの時できなかった特攻で仇をとるぞ!」→わかる
「でもその機体の整備は橘さんじゃなきゃ嫌だ!」→?
「嘘の誹謗中傷すれば来ると思うから呼び出すわ!」→!?!?
で、お前は何を言っているんだ?と混乱しました。他の人がベストを尽くすために頑張っているのにも関わらずお前は、、、
演出面も、戦後間も無くにも関わらず綺麗なおべべを着ている皆さん、安藤サクラに子育てなめんな!赤ん坊はすぐ死ぬんだぞ!と言われたにも関わらずぷくぷくの健康優良児に育った女の子などリアリティと演出の擦り合わせもう少し頑張ろうよとも思いましたが、仕方ないですよね。令和の映画だもん。
ただし、VFXは本当にすごく、流石山崎監督だなと脱帽しました。本当に画は良かったです。
ゴジラ映画ではなく朝ドラだったら十分に納得したでしょう。
放射線流を堂々と放ったゴジラはモチーフとして良かったですが、人を齧って放り投げたゴジラはでかいだけのトカゲでしたね。マグロ喰ってるタイプの。
ゴジラのフォルムは素晴らしい。
初代を超えたのでは無いかと感じた映画
今まで見たゴジラ映画の中で1番の出来だったと個人的には思います。(シン・ゴジラや初代など、あまり簡単に比較できないですが)特撮通じゃない人も楽しめるゴジラは今までなかなかなかったんじゃないかと思います。ドラマのパートとゴジラのパートがここまで両立できているのは本当に素晴らしいと感じました。ドラマ部分がベタだったりと言う意見もありますが、私はドラマ部分に無理に新しいことを求めずにベタな、王道なドラマを追求することによって映画として最上級のものが誕生していたように感じました。
どうしても気になる点
ゴジラの迫力と怖さ、そして感動
日本人でないとわからないかも
主人公の設定以外は100万点
VFXは文句なし、娯楽作なんだから多少のご都合主義は気にしない。
だがしかし主人公の設定がマイナス過ぎてイマイチ乗れなかった。
特に対策会議で逆切れするシーンとか嫌悪感すら感じた。
以下は「だったらいいな」的妄想。
主人公は死ぬ気満々で特攻に向かったが機体の故障で大戸島に退避、そこで謎の巨大生物の襲来にて負傷しそのまま終戦を迎えた。
自分だけ生き残ってしまった罪悪感に苦しむがヒロインとの出会いによって癒されていく。
そんな矢先ゴジラが出現、建物の倒壊に巻き込まれヒロインは生死不明に。
ゴジラに復讐を誓った主人公は大戸島分遣隊の整備兵が隠匿していた「特攻するはずだった愛機の零戦」に乗り飛び立った…
こんな展開だったら燃え死んでた。
でも、零戦に射出座席は無理筋なのでこれだと主人公死亡エンド確定…
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