ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
全1369件中、401~420件目を表示
結局、1954公開『ゴジラ』を超える作品は出来ないのか。
映画の評価点数がまずまず高得点だったので、少しは期待して楽しみに映画を観に行ったが、CG技術や役者の方の演技は感心するものの、映画としては残念な出来に感じました。
CG技術を披露された作品といったところと感じました。
まったく、ゴジラの怖さや迫ってくる迫力などが、軽く感じられ、観ている途中から残念な気持ちになりました。
悪い作品では無いのですが、多くの方々が関わり、多様な技術を使って、このような作品になってしまう虚しさと、反面1954年に公開された『ゴジラ』作品の凄さ(映画内の音や音楽も含めた凄さ)を再確認出来た作品になっていると思いました。
ゴジラ映画なのか
今回のゴジラは
例のテーマ曲がかかっても
ワクワク感がない
ひたすら絶望に落としまくるゴジラだ
こんなにも思いっきりゴジラを戦争や核に
置き換えたゴジラ作品は
一作目以来では??
そのためゴジラが上陸し
人類を蹂躙する様は
目を覆いたくなる
しかしそれが戦争の姿なのだと
言わんばかりの描写
これはゴジラ映画ではなく戦争映画だ
しかしゴジラが生まれた経緯を考えると
これが正しいゴジラの姿とも言える…
いや、今回のゴジラはそれにしては
あまりにも動物的
初登場シーンはでかい恐竜である
つまりこの映画の主人公はあくまで人間
ゴジラは神聖なメタファーにもならず
人間を苦しめる大きな動物のように見える
それが私の好きなゴジラとは離れていて
ワクワク感がなかったのだろう
それでも見て良かった
この戦争映画の人間ドラマの凄みは
しばらく心から離れそうにない
ただほんの少し欲を言うなら
戦いに女性の姿を噛ませて欲しかったと
思ったりもするのです
久しぶりの邦画
モノクロ版まで待つべきかどうか
あー山崎監督だ
登場人物の配置や立ち回りや造形がすごく山崎監督だ
国内外問わず好調の新作ゴジラ
僕はゴジラはシンゴジしか見たことがない俄かなので
本来ならスルーしてしまうところだけど
山崎監督作品は肌が合う作品が多いので公開を楽しみにしていた
年明けのモノクロ版で観るか、現行のカラー版で観るかは悩ましいところだけど、
モノクロ版はあくまで「応用」として、
まずはカラー版で楽しむのが良かろうと行ってきた
勿体付けずにかなり早い段階でゴジラをはっきりと登場させ
その脅威と獰猛さ、どうにもならない理不尽さをこれでもかと
見せつけてくれるのはうれしい
戦後日本に身を寄せ合って生きる男女の淡い関係としても、
戦争で「生き残ってしまった」元軍属たちの終わらない「戦争」への決着としても
グイグイと画面に引きこみ尺を感じさせず一気に見せる力強い作品だ
「あるものでなんとかする」
という決着の付け方も良い
しかし、波の描写がすごく良すぎて
他の部分が浮き気味なのはちょっと困った(笑)
この世界の片隅で、彼たちは
主人公の敷島のリベンジについての物語なのだと思う。
戦中に、同僚や銃後の人々を失った事。戦後も又、家族を失いそうだった事への。
それらの敵を討ってみせようと、自身の臆病さを消し去った主人公(神木隆之介)
の演技は意外だ。役者のイメージは、2,5次元的なフワッとしたものだと思っていたが
復讐心にかられた姿は、ドスが効いてて、ナカナカのものである。
彼が終盤に、戦闘機で出発する場面でかかる音楽が、「風の谷のナウシカ」で後半
ナウシカがペジテの飛行船から、グライダーで飛び出す場面の音楽に少し似ている。
山﨑監督が、「いずれナウシカの実写化をしたい」と、テレビで言っていたが
何か、関連するものがあるのか?と思う。(どちらも巨大生物を誘導するし)
あと、闇市や建て直された家、銀座など、セットやCGを使い、背景を構築しているが
やはり、架空の過去の出来事ということで、トイボックス的な世界観だと思う。
ワダツミ作戦の説明時に使ったゴジラと海の模型ののような、である。
シン・ゴジラは現実の背景が中心的になっていたが、同作とおなじく
「スクラップ アンド ビルト」後の都市の姿は未定。
主人公の復讐は行われて、架空の過去はクローズするが、ゴジラ以後の東京は
どうなって行くのか、少し興味が有る。
そして、典子(浜辺美波)が、絶望的な破壊から生還していても、私は疑問を感じない。
トイボックス的な世界の中で、主人公の「救いの天使」のような役柄だからです。
良かったです。
全てが、観客側の想定内の出来事とドラマ展開…。 山崎監督がゴジラ作...
戦争映画である
怪獣の大暴れと等身大の人間ドラマを融合させるのは難しいんです
劇場で映画を見てもう一度見ようと思った作品は本作が初めて(実際に2...
これまでゴジラ映画にハマらなかった人にこそ観てほしい!
ゴジラ生誕70周年、日本版映画の30作目だそうな。
多分20本以上観てますゴジラ映画。
で、その中で一番良かった!
序盤の戦後バラック小屋あたりは(私は何の映画観てるのかな?)と思うほどにゴジラ臭ゼロ。
擬似家族モノ、人間ドラマとして見応えありました。
(んなアホな、、)という展開はいくつかあったけどそもそもゴジラ自体が(んなアホな)とまでは言い切れないものの創造物なので許容範囲でしょう。
山崎貴監督にしか撮れないゴジラムービーの傑作。
そしてあのお馴染みのテーマ曲は昭和の町にこそ合うのよね。ゴジラが怖くてザワザワしてる気持ちに寄り添いつつもキターーーって叫びたくなる高揚感。
多分初期のゴジラシリーズが好きな人には賛否あるんでしょうけど、これまでのゴジラ映画に正直も一つハマらなかった人はおそらくイケます。満足できます。
スルーするつもりでしたが観て良かったです。
安心して観ていられる。
全1369件中、401~420件目を表示