ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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観ない人は損、人生マイナス。史上最高のゴジラ映画。MX4Dだと尚更
当然どんな映画だろうがツッコミどころや違和感は当然ある。
マイゴジも然り。
神木隆之介、浜辺美波 両主演のセリフの言い回し、演出上仕方ないのだろうが
あまりに綺麗な標準語すぎて、「育ちのいい人物の喋り」に聞こえる点。
ゴジラでいえば大江島での人を噛み放り投げるシーン、普通ならひとたまりもなく半身真っ二つだろうに甘噛み状態?
無駄に胸筋肉があって上半身が起きすぎてるためややロボット感がある。
海中に潜んでいた怪物、水棲恐竜由来の生物ならシンゴジの進化・フォルムのほうが説得力はある点。
銀座襲来時、屋上からの中継者の目線とゴジラの方向が合ってなかった。
(ここ以外のCG・合成はシンゴジの比にならぬほどマイゴジのVFXはさすが山崎監督、白組だけあってスゴイ)
夕風、雪風が交差するシーンの距離はさすがに無理ありすぎるところ。
アキコの子役はすばらしいが、ラストシーン典子と浩一の再開シーンで
典子がいなくなってあれだけ泣いてたのに、「おかーちゃん」の一言すら無く
典子と浩一だけに絞られてたところ。など
私なりのマイナス点をあげたが、正直そんなもの軽く払しょくするほど
すばらしいゴジラだった。
もっと絶望的なほうが良かった、などの意見も見受けるしシンゴジラとの比較だったりもあるがどちらが凄いとか良いではなく、シンや‐1.0など付かなくてもいいほど、どちらも「ゴジラ」なのだ。
シンゴジは自然災害、マイゴジは戦争 どちらも理不尽に人の命を奪っていく事象の象徴としてのゴジラ
シンゴジは災害に対する政府の対応視点、マイゴジは敗戦後の民間人視点
といった感じで二つのゴジラ作品が表裏一体、対になっているような感じすら受けた。
神木隆之介のさすがの演技力で敗残兵のトラウマ・PTSDの部分であったり、覚悟を決めた時などの表情だけで伝わるところであったり
こんなん無理だろ?と思わせつつ、最終決戦に向けての盛り上がりも良かった。
典子の首筋に浮かぶG細胞の黒アザは
今作品の続編が…というストレートな意味合いではなく
『ゴジラ』映画は未来永劫、まだまだ続く…
そんなメッセージに思えた。
ゴジラシリーズがどうこうでなく映画好きなら
観るべき作品、見なきゃ損な作品だと思う。
で、MX4Dでの鑑賞なら至高のアトラクション、エンターテイメントが味わえます。
ミリオタなら震電に搭乗した気分もあじわえるので、近くにMX4D上映館がなければ、遠征してでも行く価値は十二分にあると思います。
『ゴジラ ‐1.0』
観ない人は損、人生マイナス
そんな映画です。
上手い料理とクソ不味い料理を同時に食べさせられてるような
山崎貴苦手意識あったので、だいぶ警戒して観たけど
意外にもゴジラの登場シーンはどこもテンションめちゃくちゃ上がってめちゃくちゃ楽しめた。
映画開始すぐにゴジラが出てくれるのも嬉しいし、巨大生物ものにありがちな焦らしてあんまり出てきてくれない感じがなくサービス精神旺盛に出てきてくれて暴れてくれるゴジラが、かわいくって。ゴジラ出てるあいだゴジラちゃん、、、なんてかわいいの…!幸せ!な気持ちだったのですが。
問題のドラマパートは期待通りの、うわーってクオリティで映画冒頭一言目で、あっ、これはダメだ…。と確信。皆んな死んだよー!お前のせいでな!とキレる感じとか無理だし、戦後パートのドラマも観てて白目剥きそうだった。安藤サクラにあんな臭い上にウザい演技させないでほしいし、他にも文句が山ほどある。
中盤からは、ゴジラ最高。人間ドラマうざい。の同時進行でめちゃくちゃ上手い料理とクソ不味い料理を同時に食べさせられてるような、体験したことない映画体験をしました。
ヒロインである典子が死んだとき、一瞬
おお!こうゆう展開するにするのは意外だなと感心したけど
結局生きてるし。
色々言われてる被爆や、戦争描写の誠実性については
そもそも山崎貴映画にそうゆうの期待してないので、私は気にならなかったです。
演技演出の煩い感じ、クサい感じがひたすら気になる。
神木隆之介が「許してくれない訳ですかー。」と天を仰いだとき思わず笑ってしまった。
日本映画で興収とれる作品のドラマ演出がこのクオリティってゆう事実の方嫌だったな。
と、ドラマパートで評価できるところはなくマイナスでしかないけど
ゴジラ出てきてるとこのスペクタクルな映像や海戦でやるとゆうアイデアや海を翔る戦艦のかっこよさ
とくに高雄の砲撃シーンはカッコよすぎて、ちょっと涙でた。
最終決戦の、作戦もアイデアが面白くてワクワクした。
泳ぐゴジラの顔が良く見えたり、戦闘機に噛みつこうとするとこ、可愛いかった。すっかりゴジラにメロメロになっていたので、ゴジラの首モゲたのがショックすぎてガチ泣きして劇場を後にしたので、トータル的には楽しんだし文句も含めて観た人と話したりするのも盛り上がる語りがいのある映画だと思う。
でも山崎貴、脚本は書かない方がいいと思う。
ゴジラ映画と思わなければ素晴らしい作品
この20年程、映画館で見るのはゴジラシリーズだけというvsシリーズドンピシャ世代です。
個人的にも賛否あって、評価するのが難しいです。
(良いところ)
・戦争を体験した祖父母から当時の話を聞いてきた世代としては、登場人物の心情を汲み取れる場面がいくつかあり、うるっと来ることが何度かありました。
幼いイメージしかなかった神木くんが不思議と軍人顔になっていて、特攻帰りの居場所の無さを上手に表現していたと思います。
安藤サクラの隣のおばちゃんも、悔しさとやるせなさと優しさが伝わる素晴らしい演技で、この作品においてかけがえのないキャラクターです。
映画として綺麗にまとめなければいけないのは避けられないにしても、戦後の荒廃の中の人間ドラマとして無理なく、感情移入しやすいストーリでした。
・作品の中で初めて伊福部メロディが流れるあのシーンが強烈な印象です!
自分としてはゴジラシリーズで1番、カッコよく勇厳でした!
素晴らしいアレンジと、使い所のタイミングが最高!映画を見た2日後にサントラを買いに行ったくらいです(笑)
シン・ゴジラでも個人的に1番沸いたのがエンドロールでvsメカゴジラのテーマが流れたときでしたが、伊福部メロディはやっぱり良い!
(良くないところ)
・ゴジラの歩き方にずっと違和感がありました…何がどう変なのか言語化できてないのですが、着ぐるみやシン・ゴジラでは感じなかった「二足歩行の生物ぽくない歩き方」に見えてしまい、やたら気になってしまいました。
・作品の中の人々には申し訳ないけれども、もっと街の破壊シーンを長めにしてほしかった。
初ゴジは、東京に2回上陸して、2回目に甚大な被害をもたらすんですよね。
それがあの有名なコーラスのシーンに繋がるわけですが、今回のゴジラは浜辺美波を宙吊りにして、東京にキノコ雲を上げるためだけに上陸したかの印象です。
中心街だけでなく、戦後復興途上の庶民の家々をねこそぎ破壊してこそ、絶望とゴジラ打倒の意思がより強まるのではないかと、思ったりもしますが、単純にゴジラファンとして破壊しまくるゴジラをもっと見たかった気持ちもあります。
ゴジラの自己再生能力の高さや最後の再生シーンはオルガナイザーG1をオマージュしてるのかな、とか考察する楽しさもありますが、
本作を見た感想に出来るだけ絞ってレビューを書かせてもらいました。
人間ドラマとしては素晴らしい作品だと思います。一方でゴジラ映画としては、かなり物足りないかなと…悪いというわけではなく、せっかくゴジラがかっこいいのだから、もっとその勇姿を楽しみたかったなぁという欲深いいちゴジラファンの感想でした!
とにかく音楽が最高だと思うので、ぜひ一度は映画館で鑑賞して頂きたいです。
伊福部昭のゴジラのテーマは不滅
久しぶりに5、6回観に行きたいと思う作品です。
1回目はIMAXで観ました。
次にGODZILLAライドを挟んで2回目は4DXで観ました。
迫力満点です!
山崎さんのゴジラは三丁目の夕日で観ていたので、いつかゴジラ作品を手掛けて貰いたいとずっと思っていました。迫力が凄かったです!
オープニングから早くもいきなりゴジラが登場してきました。咆哮や歩く振動が迫力があって凄かったです。これはもう映画館じゃないと体験出来ない迫力です。戦闘機の機銃くらいでゴジラはとても仕留められないと思って観ていました。
ゴジラが至近距離にいるから、ビビって撃てなかったのも無理はないと思ったけど、軍隊では許されない事なのでしょうね。ちょっと敷島君がヘタレだけど理不尽だと思いました。
今回はゴジラ対民間人の戦いなので、怪獣同士の戦いと比べるとちょっと地味かとも思いましたが、いろいろと作戦を巡らし、戦時の艦船や戦闘機が登場してシンプルな戦いでも良かったと思います。日本人特有の団結心も発揮されています。
人間ドラマについては、いろいろな評価がありますが。
終戦直後の社会は痛みや混乱における状況で、見るも悲惨な状況が良く映像で再現されていました。復員兵に罵詈雑言を浴びせたり、終戦直後はそのくらい市井の人もヒステリックだったのか?と思います。
主演の2人は今や国民的人気もあるので、若い人にも良いキャスティングだったと思います。
敷島君は特攻で死ね無かった負い目とゴジラを撃てなかった負い目でちょっと悲惨な復員でした。(この作品で戦争のことが少しでも若い人に伝われば良いかと思います)
体格的には細身の神木君だから、特攻から逃げだすひ弱な青年役にはピッタリだったと思います。
それでもゴジラが銀座に上陸し、愛する家族を無くして、敷島君がゴジラを睨みつけるシーンは凄かったと思います。ちょっと三丁目の夕日で鈴木オートの親父が店の看板を壊され怒髪天になったのを思い出しました(笑)敷島君が死を覚悟した瞬間だったと思います。
浜辺美波の演技も、良かったと思います。紅一点ではないけど、男臭い作品に華を与えています。
パーマネントとか当時流行の髪型も良かったです。私は彼女の膵臓の頃からのファンなので、嬉しかったです笑
最後はついつい泣きそうにもなりました。
ゴジラについては迫力や恐怖、顔、形、放射能噴射前の尾びれが順番に発光してのせり上がりとてもクールだったと思います。世界中のファンに受けそうです。
良くも立派なゴジラを造り上げたと思います。
海外での反応がとても楽しみです。
あまりに凄かったので、西武園のGODZILLAザライドにも行って来ました 笑
こちらの迫力も充分満点でした。かなり至近距離に近づくし、キングギドラも出てくるので圧倒されました。(ウルトラマンライドも凄かったです)
本当は3回は乗りたいと思っていたのですが、ちょっと迫力にビビって1回で諦めました。
ゴジラファンにはぜひ一度楽しんで貰いたいと思います。
音楽はここぞという時に、オリジナルのテーマ曲が流れてきます。とても聴きごたえがある素晴らしいマッチングだと思います。今度は車中でも聴きたいくらいです。
ゴジラは日本が誇る世界のヒーロー?になったと思います。私はハリウッド版のゴジラも好きで複数回は観に行きます。(容姿は日本のゴジラの方が好きです)
今回のゴジラはハリウッド版にも劣らないと思います。
私は5回は観に行きたいと考えています。
欧米での評価によって、日本でもロングランになれば良いかと思っています。
次のゴジラは何時になるのか?キングギドラ、モスラとかの出る作品も期待したいと思っています。
永遠に続くゴジラになると思います。
まだの方は、ぜひ映画館で観て下さい。
大和魂
敷島に全部持ってかれた感があるが、ゴジラを倒すという目的のもとにバランスよく人間ドラマが描かれていました。
ゴジラで泣くとは思いませんでした。
終戦直後にまさかゴジラで追い討ちをかけるとは。
若干、俊敏性のあるゴジラが復興途中の東京の街を破壊していく姿や圧倒的な熱線は絶望を感じました。
そんな絶望の中、未来のために立ち上がった者たちがゴジラを倒すのですが、現実の戦後の日本人もこうだったのだろうと思います。
大和魂が見れて最高でした。
最高だが残念…
シナリオも良くて色んな伏線等もあり1度だけでなく何度も観て楽しめる内容でしたが1つ個人的にゴジラ初登場の島のシナリオに違和感が多く-1星!
突然謎の巨大生物に襲われたらまず逃げる、身を隠す!これが本能だと想います!敵の前に身を晒して攻撃する!って…(-_-;)有り得ない…もう少し考えて欲しかったです…
脚本とキャラクターはチープ、けれども面白い
筋書きや展開はほんとにもう、いままで何百回と見たことのあるものばかりなので、正直ストーリーの流れは予想が着いちゃいます。
けれども、ただの退屈な映画では終わりません。
神木隆之介くんの演技が良すぎるからです。
戦いに怯え、死ぬことに怯え、こちらがじれったくなるほどのヘタレっぷりをみせつけてきたあとに、黒い雨にうたれながら慟哭する様は息を飲む迫力を秘めていました。
彼は本当に素晴らしい俳優です。
彼でなかったら、私は星1評価にしたかもしれません。それぐらい彼の存在がこの映画に重みを与えていました。
それ以外は正直、シン・ゴジラの下位互換的なクオリティなので、あのレベルを求めている人は少し肩透かしを食らうかもしれません。
神木隆之介の神がかった演技が見たい人は劇場へ。
安定の迫力
日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で...
日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。
タイトルの「−1.0」の読みは「マイナスワン」。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。
主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、夫婦役を演じる。敵とはいえ死者に対する尊敬、、戦った相手に対する礼儀、日本ていいね!
シンゴジとはジャンルが違う感じ
IMAX(大画面+大音量)で視聴したので0.5加点しています
つまるところテレビ視聴だと3.5くらいの点数です
人間ドラマに重点を置いたゴジラ映画で評価サイトやyoutuberたちが絶賛していましたが、実際ゴジラ上陸の見せ場の迫力が良く、またほろりとくる泣けるシーンもあって完成度は高いです
良くシンゴジ越えたと言われますが、ドキュメントと人間ドラマくらい違う印象です
イマイチなところは、個人的にアメゴジの怪獣ドンパチが好きなので、今回のVS人間の戦闘はちょっと物足りなかったです(戦闘のエキストラも少ない)
また主役が令和のイケメンっぽくて微妙だったのと、ちょい人間ドラマに比重が偏りすぎていて、もう少しゴジラが暴れるシーンが見たかったのが本音です
映画館で見ている分には面白かったのですが、テレビでもう一度見たいかと言われたら少し悩みますね
以下IMAXで良かった点
上陸して暴れるシーンは本当に鳥肌が立ち怖いと言うかすくみ上がる感じになりました
花火のように音がお腹に響いて迫力が凄かったです
上位レビューにIMAX非推奨と言う方もいます(黒帯が出来るためです)が、それでも通常の映画館よりは良いでしょう
この映画は映画館で見ることを強く推奨します
ゴジラは良いけど設定は…
日本軍の兵器がどれ位使われるのかなと思ったけど、感動したの高雄出るとこだけだった…
チヌの使い方…
後、設定もあんな怪獣出てきて米露が流石に黙って無いと思うし、変に米の実験で目を覚ますのも原作を用いてなんだろうけど浅いし(そこで長門失った事になったのがな…)、先の大戦生き残った兵隊さんがすぐ死ぬのも、高雄などが歯が立たないのも、ゴジラの強さを短く表したのかも知れないけど、兵器との戦いを見たかったので残念でした。
で、どうする日本って見てたらまさかの水圧で戦うのは上手いなとは思ったけど(で、兵器はそんなに出なかったのは納得。)、全体的にゴジラで大戦末期を描く挑戦は自分的には失敗だと思いました。
ゴジラはこんなもんじゃないと思うので。
後、変に人間ドラマ入れると眠くなるから(薄すぎるから)、もっと違うエモさで残ってる日本兵器大集合して戦う所に時間欲しかった。
後、永遠の0的なBGM使うなら、最後も零戦か紫電改が出て欲しかったな…
まぁ、アレはアレでエモかったけど。
まぁ、でもゴジラのBGMで感動して昇天して見て良かったってなったのはナイショ。(カモ)
生きろってメッセージも良かった。
映画館で観て良かった
シン・ゴジラ超えたって言った奴、謝れ
やっと観てきたぞ。
早く観ないとアチコチでネタバレ見かけるし。
まず、ここで『PRO』って表示されてる人のレヴューは当てにしてはいけない。
あんなに評価高めなレヴューばかりはおかしい。んなワケない。忖度してるの丸見え。
そしてココから私の感想。
ストーリーは悪くなかったけど、ゴジラのアクション(CGアクション?)には結構不満がある作品だった。
CGなのに着ぐるみ感を出す必要性を感じません。
それに、ゴジラも他と同じ地球の生命体だと言う前提で考えたら、地球のあらゆる生き物は障害物を意味なく壊しにくる事は考えられない(不用意にぶつかるとかならわかるけど、わざわざ電車を噛んだりするかな…)。
そこにエサとかがあるならまだしも、ビルや機械などをわざわざ地上に来て噛んだり壊したりする意味を感じなく、単に「ビルや電車を壊す描写を撮りたいだけ」という人為的にしか捉えられない。
地球上の生命体はほとんど無駄な争いはせず、相手の攻撃で「コワい」「痛い」と思ったら逃げるのである。
向かってくるのは「子を護る」「ナワバリを護る」場合だけだ。
これが昭和の映画なら許せたが今は令和だよ。
アップデートしましょうよ。
「ビルを壊しにくるからゴジラの面白さだよ」って言われそうだけど、そこは古い考えをアップデートしてほしいです。
何の為の新作なのですか?です。
背びれが尻尾から青くそそり立つのも余計な演出です。機械的で嫌。
ストーリーは悪くなかったです。
私は、不覚にも最後ほうの「生きろ」ってセリフと映像で号泣してまった。
では、また思いついて追記するかも。
ゴジ泣きは無理。
ゴジラが近くまで迫ってきて恐ろしくてよかった。
電車が見たことない速度で空中をブッ飛んでいくのとか、
人間が吹き飛んでいくのも爽快感があってよかった。
でも人間を上半身丸かじりするパターンは多用しすぎだし、
ジュラシックパークで散々見たのでもっと新しいかじり方を考案してほしいと思った。
でもゴジラが弱い。
もっとめちゃくちゃな大暴れをして、絶望のどん底に突き落としてほしい。
何ならあの陳腐な人情で盛り上がってるメインキャラ全員、
あのよく分からない情動的な敬礼の最中にでも放射熱線吐いてチリにしてほしかった。
「こうなってほしい。こうなってくれ。」というような人間の思惑や願望を
無慈悲に踏み潰していくのが怪獣の存在意義だと思うから。
この作品と比較されがちなシンゴジラも含めてラストは意外と淡泊で残念。
ああこれで終わった。
と安心して皆にっこりした所でもうひと暴れして、
何もかもめちゃめちゃにしてくれれば5つ星なんだけどなあ。
結構な速度ですこーんとがれきの山に吹っ飛んでいったはずの
浜辺美波が最後生きてんのを見て、男塾みたいだなと思った。
人間ドラマに感動するとか前評判を聞いていたけど、
そこら辺はさっぱり理解できなかった。ゴジ泣きは無理だった。
戦争のリアルと怪獣のミスマッチ
戦争の時代背景と怪獣のフィクション性をどう山崎監督が解釈し、
今の時代に描くのか、期待を込めて観たのですが、残念な結果でした。
戦中戦後にゴジラが登場することが違和感しかなかった。
リアリティとフィクションが噛み合わず、絵空事にしか見えなかった。
リアルに描くということはゴジラが日本に上陸してくる意味を何かしら提示しないと、
意味がわからなく物語が進行することになる。
シン・ゴジラは物語部分のリアリティを無視しているので、ゴジラが登場する意味は無くてもいいのだ。
ところが、戦争で死ぬことや特攻の話を持ち出すと意味を掘り下げないと薄っぺらい話になってしまう。
ある意味物語の展開は想定の範囲内。
戦中戦後の重たいテーマを怪獣映画に融合させるのは戦争を経験し、とてつもない苦しみや苦労を経験した人たちに失礼だ。
中途半端なエンタティメント映画を作ってしまったものだ。
東宝と山崎貴監督は猛省してほしい。
はーーっこりゃ凄いゴジラ見たわ“ゴジラ”は
庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』に次ぐ純国産にして生誕70周年記念を兼ねる日本制作節目の30作目『ゴジラ‐1.0』を山崎貴監督が手掛ける。結論から言うと“ゴジラ関連”はまさしく記念作として最高の形で応えていた。流石は昭和と日本戦争映画を撮らせたら外れなし男。
『ALWAYS続・3丁目の夕日』『ゴジラ・ザ・ライド』から溢れ漏れていたゴジラ愛が氏の手掛けた『アルキメデスの大戦』『永遠の0』などで培われた撮影手法や白組のVFXと組み合わさった結果、ゴジラ映画ながら戦争映画の側面を持つ独特の作風を築き目新しくも相性抜群の面白さを生んでいる。
従来にはない戦争映画的な雰囲気は海上にてゴジラが新生丸を追跡する所から救援に駆け付けた高雄との戦闘を代表に随所で表れている。本作の舞台が1947年に設定されているのも良い、沈められたり廃棄されるはずだった有名な軍艦や試作戦闘機が日本の未来を勝ち取るためゴジラ相手に再び戦場に赴く構図は否応なしに沸き立たされる。劇中曲も用途の変遷を知っているとかなり感慨深い、銀座と最終決戦それぞれで流れるゴジラのテーマは現在でこそゴジラを表す曲となっているが、元々は人類がゴジラに立ち向かう曲として作曲されたのが原点。それが銀座上陸時は破壊しまわるゴジラのテーマとして流れ、最後の戦いでは初代以来のゴジラに抗う人類のテーマとして原点回帰した演出なのが堪らん、約70年ぶりだで!?
そして忘れてはならないのがゴジラの秀逸な描写の数々。日本軍整備兵を容赦なく蹂躙し頭と剣山の如き背びれを出しながら海上を泳ぎ電車を咥え人と大地を踏み砕きキノコ雲を起こす放射熱戦、これらすべて歴代シリーズからの遺伝子を物語に落とし込んでいるのが実に良き。都市襲撃は初代や84のゴジラ、造形はVSゴジラ、悪魔的破壊力の熱線や終わる事のない不滅の絶望感はGMKの白目ゴジラのそれ、終盤の締めなんて正にまんま。シンゴジが新しい世界観を構築したなら本作は戦争映画にFW以前の世界観が融合したハイブリッド正統派ゴジラと言えよう。
ただ人類パートは微妙。終戦直後なので終始重苦しく辛い雰囲気なのは仕方ないとして、監督お得意の感動演出の前振りで無理な展開が多く、そのお涙頂戴シーンも詰めの甘さが目立つ、死んだと思った母親が生きてたなら子供は大泣きするし、そもそも感動シーンに不穏な描写は不要。政府批判が多めだが初代リスペクトか?良い点を挙げるならシンゴジの様なアニメ調会話じゃない所か、逆を言えばあっちは“それでも”会話が面白かったんだけど。
以上、数々の重責をものともしないゴジラ映画の傑作となった今作、まだ観てない人は ぜひとも! 何とか! 一回でも! 観て欲しいと思う今日この頃。あと同監督がプロデュースした『ゴジラ・ザ・ライド』乗ったんだが、これまたメチャクチャ面白いんで機会があったら是非乗って欲しい。
本年度最高傑作ゴジラシリーズ最高傑作
本年度最高傑作かつゴジラ歴代最高傑作ゴジラ-1.0(ネタバレほとんどなし)
11/3〜公開の山崎貴監督版ゴジラ-1.0を観てきました。本年度に上映された映画で間違いなく最高傑作でゴジラ映画で歴代最高傑作です。これまでの最高傑作の1954年公開の一作目へのリスペクトが感じられるし山崎貴監督作の永遠の0やAlways三丁目の夕日のオマージュが散りばめられていて時代設定が興味深く楽しめるし、さらに良いのがゴジラ史上最も怖いゴジラじゃないですかね。観終わった後に、これって永遠の0の続編だと思いましたね。昭和20年の焼け野原の東京の再現レベル凄いです。何より嬉しかったのが当時の敗戦国日本人の魂に敬意を表している点。大東亜戦争を生き延びた駆逐艦雪風や重巡洋艦高雄、さらにB29キラーの震電(試作機)を登場させるところは痺れました。山崎貴監督の歴史に対しての想いが表れています。
既に全米1,500館以上(米国アカデミー長編アニメ賞を受賞した千と千尋の神隠しは150館)での上映が決定しているそうでおそらく日本映画で過去最高の興業成績を叩くと思われます。世界でヒットした日本映画のTOP10は全てアニメです。ついにアニメ以外でヒット作が産まれます。目の肥えた海外バイヤーが絶対ヒットするって思ったから買い付けてるので期待が持てます。
多くのアメリカ国民が本作を観ることで1945年〜の焼け野原の東京を擬似体験することになりそれは大きな意義があると思います。お前たちが民間人を無差別に焼き殺し、こんな焼け野原の日本にしたんだぞってね。現在も人類は殺戮を繰り返しています。ウクライナやガザで罪なき人が殺戮されています。各国は速やかに停戦を促すべきです。日本はその先頭に立つべきです。
過去3作ハリウッド版ゴジラが制作され世界で大ヒットしています。テレビシリーズまで作られています。本作は本家本元東宝が世界にゴジラとはコレのことだよ、ハリウッド版のイグアナのようなゴジラは偽物だって誇りを持って推薦できる作品です。
絶対にオススメ、皆さん次に自由時間ができたら映画館に直行してください。
全2035件中、821~840件目を表示