ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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「低予算映画」と思えば面白い
神木隆之介の凄まじき
ゴジラ最高
まさかこんな作品とは・・・
公開日が11月3日、気にはなっていたが、忙しくてなかなか映画館まで足を運べず月日が流れ、これはレンタルか配信で見ることになるかなと思っていた。
12月に入り、仕事の合間スマフォで見ていたニュースサイトで、「ゴジラ-1.0、アメリカで大ヒット!」という記事が目に入った。意外だった。ハリウッド版GODZILLAを見慣れている彼等が、日本(東宝)のゴジラに何を観たのだろうか? 俄然興味が湧き、やっと余裕が出来た休日、近くのショッピングモールにある映画館へ足を運んだ。チケットを買い、時間があったのでショップで腕時計の電池交換を依頼して開演を待つ。
奇しくもその日は12月8日、82年前日本がアメリカに無謀な喧嘩を売り、アメリカが日本を最も憎悪した日。タイトルから察するに、おそらくこれはゴジラ第1作(昭和29年)のリメイクだろうなと勝手に想像していた。
前回映画館で見たGODZILLAは、アメリカ出身巨大ゴリラとのデスマッチ、缶ビール片手にとても楽しめた。でも今回は車で来ているのでビールは禁止。でもそれが、結果的に正解だった。酔っ払って見ていたら、自分は人目はばからず号泣していたかもしれない。素面でも所々涙をこらえるのに大変だった。終盤もうこれはだめかな、と半ば諦めていて、そしてあの幕引き。こらえきれず落涙。終演と同時に慌てて外に出て、トイレの個室に入り涙を拭いて・・・。
書評(レビュー)の中に、劇中の子供が孫と重なって涙したという、60歳過ぎの男性の記述があった。自分だけじゃ無かったなぁと、一安心(笑)。また、どこかのホームページで役者さん達の最も心に残る台詞を教えて下さい、というアンケートがあった。何だろうと思いながら、心に一番最初に浮かんだのは台詞では無く慟哭だった。敷島(神木隆之介)さんが、黒い雨に打たれながら吐き出す深い悲しみと激しい憎悪。
帰り際に買ったパンフレットを読んで知りました。「永遠の0」を創ったあの監督さんだったんですね。主人公が特攻隊の生き残り、敷島さん。そして2度目の鑑賞で気付いたもう一人、大和の水上特攻作戦生き残り、雪風元艦長。史実とは無縁の空想娯楽作品だからこその、あの幕引き。あの終わり方で無ければ、再び私は映画館に足を向けることは無かった。
「現実世界はもっと残酷で非情な一面がある。だからせめて、物語(フィクション)くらいはハッピーエンドで終わらせて欲しい。それが例え荒唐無稽な物語でも、魂と心に、光と温もりを灯して帰れる。」
今この書評(レビュー)を書いているのは二度目の鑑賞を終えた時。小説も入手しました。
また再び映画館に足を運ぶと思います。橘さん、艇長、学者、小僧、その他大勢の役者さん達がスクリーンに描き出している灯火を、また汲み取りに行きたいと思っています。
この作品に携わった全ての方々に感謝と労いの言葉を、この場を借りて申し上げます。
ありがとうございました。お疲れ様でした。
ゴジラの居る世界への恐怖感と感動的なヒューマンストーリー
4DXの大きな可能性を示す!!
このゴジラ-1.0を観て、多くの人が感動し、心震わせ、「良かった」「楽しかった」と思い、
夫婦で、恋人と、友人と、そしてネットで語り合い、喜びや、怒りや、涙を共有している。
いい映画というものは、人生を変え、新しい思いを人に与える。
私も同様に感動した。
単純にアクション娯楽として捉えていた気持ちが、あっという間に変えられた。
ヒューマンストーリーとしての素晴らしさ、丁寧さに、
「これは、今までのゴジラ映画じゃないな」と思わされ、
それ故に最初は”ゴジラ”というフィクションの存在に若干の違和感を感じていたが、
それが、”ゴジラ”の居る世界、この映画の世界観に取り込まれ、違和感はいつの間にか消えていた。
そして、ゴジラ映画で初めてゴジラを憎いと思い、「ゴジラを倒せ」と、人々を応援している自分がいた。
60歳にもなろうという人間が、ここまで映画の世界観に入って感動する、気持ちを動かされる。稀有な映画だ!
我々の世代の前の世代、父母の世代は、白黒の最初のゴジラを観て、山からニュッとカヲを出すゴジラに、本当に怯えたそうだ。
本人からもそんな話を聞き、「はぁ~そんなもんかな」と思っていたが、
このゴジラ-1.0は、今の多種多様なコンテンツを観続けている我々にも、同じような衝撃を与えてくれるのかもしれない。
「ロシア、中国、朝鮮、韓国といった、軍事力を持って他国の領土を奪おうとする国々が身近に存在する現状・・・
死ぬための戦いではなく、生きるための戦いができるような軍事力は必要なのか・・」
「核兵器によって完膚なきまでの敗戦を迎えた日本が、核アレルギーを払拭して、現実と向き合うことが必要な時期か」
「かつて、麻薬によって国が傾いた歴史を持つ国々にとって、麻薬使用は重罪であり、国民の倫理感情的にも非常に悪いことと
されている。
しかし、麻薬を政治戦略的な、他国を堕とすための物資として活用してきた国々にとっては、麻薬は自分たちでコントロールできるものであり、それ故社会的にも寛容だ。
だから、日本にとっては核は忌避すべきもの。驚くべきことに、放射能による被害者に対しても、多くの日本人は忌避感を持ってしまう。それは、国が滅ぼされかけた、核への根本的な恐れなのか。弱さとは、残虐でおろかで、惨めな側面を持つ。」
など、ゴジラを観ながら、多くのことを考えてしまう。いい映画とは、色々なことに思いを馳せさせ、考えさせる・・・
実際、私はクリストファー・リーブのスーパーマンを観て、勉強しよう!体を鍛えよう!と思い(笑)、それは、今でも私の人生にプラスとなっている!
ともあれ、多くの人がすでにこの映画の素晴らしさを語るコメントを残しているので、
意外とコメントされていない点を一つ。
これは4DXの可能性を示した映画でもある。ということ!
映画館で4DXで上映される映画は、概ねアクション映画である。
それ故4DXはアトラクション娯楽要素で語られることが多い。
よって、私も「是非映画館で!」というメッセージを持つこのゴジラ-1.0をIMAXで観たが、体感という意味も込めて4DXでも観た。
そして、遊園地の体が揺れて面白~~い!ということとは全く別の効果を、4DXがもたらすことを知ることとなった。
人は、平衡感覚でも感動を得る!
-海原を、木造船が、波に揺られながら進んでいく。
このシーンでは、最新の4DXが、実に微妙な揺れで座席を動かす。(微妙というのは、実にいい意味で揺れすぎず、臨場感を与える)
IMAXでは感じなかった、ゴジラに挑むにはなんとも心もとない、古びた木造船の、勇気を感じさせる。
-ゴジラが尾を振ると、軽い水しぶき。
これを言葉で聞くと、単に面白いアトラクションだが、実際に映画のその場面で水しぶきを浴びると
ゴジラの圧倒的な、有無を言わせず人を殺していく暴力、存在を、より強烈に感じる。
正直言って、何なら「鉄道員(ぽっぽや)」も4DXで観てみたい。「ショーシャンクの空に」を4DXで観たら、どう感じてしまうのだろう!
純文学的、落ち着いた、アクションシーンのない映画でも4DXは有用です。
もし、あなたがこのゴジラ-1.0をまだ4DXでは観ておらず、4DX上映をしている映画館がまだあるなら、ぜひ試してみることをおすすめします。
きっと、新しい感動を体験すること、請け合いです。
日本映画がやっと
30年遅い
ゴジラもコナンくんも、子供が笑顔で劇場を後にしてくれれば、作品として大成功なので、大人がとやかく言う必要はないと思っているので個人的には星2・5だか真の評価は子供たちに委ねたいと思う。
90年代平成ガメラ3部作が公開され、ゴジラも今後この路線で行くのだろうと思っていたが、行くどころか完全無視で、相も変わらずのゴジラVSを造り続ける東宝に、頭大丈夫か?と思った人は自分以外にも多いのではないか。
前作シン・ゴジラ(面白かったが、映画としては全く評価出来ない)は、かなり振り切った内容だった為なのか、本作は原点回帰の中身になっているが、なぜこういうテイストの作品を30年前に作らなかったのか?
今の状況は、周回遅れのランナーをみて一位、一位と騒いでる様に見える。今さらである。
最後に、会話のシーンで常に複数の人物を画面に入れ、アップも切り返しもあまり無い為、この監督は演技に興味はなく役者に丸投げなんだなと思ったが、子役の女の子にも同じ演出を使うのは如何なものか。
カットを割るなり、アップを撮るなりいくらでもやりようがあるだろうに。
ゴジラを恐く撮る前に、子役の女の子を可愛く撮れよ、こういう所が本当にダメだと思う。
これが周年記念作品。
リアリティ→VFX90点、ドラマ30点
ゴジラの造作や街並みはさすが山崎貴監督。
ただ、せりふ回しやアクション、伏線の表現などは残念に思いました。前評判が高かっただけに自分の中でハードルを挙げてしまったのかな。
例えば浜辺のセリフ、あの時代の男と女の認識と役の設定からすれば神木に対しては敬語ではないのかな?
脱出装置もバレバレで興ざめた。見終わった後に、そういえば座席を見てたなぁ、なるほど。くらいがいいんだけどね。
さらにゴジラに突っ込むくだり、まだまだ攻撃して上方に離脱できるタイミングでみんなして神木のことを心配したりして、最初から自爆を知っていたよう。
さらにさらにゴジラがどうなったのかほっといて神木の安否とパラシュートで大歓声。
で、なぜか爆発したゴジラに敬礼、原作に意味が書いてあるらしいけど全く伝わらない。
爆発の後にパラシュートなんじゃないの?
そうすりゃ神木への敬礼ともとれるし。
あと、漁船群と駆逐艦があっという間にロープで結ばれちゃったりして。洋上であの作業は結構大変だと思うんだけどね。
最後に駆逐艦の側面にアルファベットで艦名が書いてあったけど史実なのかな?
知っている方教えてください。
山崎映画に外れはないですよ
自分の中の戦争はまだ終わっていない。
そんな主人公の心の葛藤をゴジラを通じて描いています。
また、太平洋戦争を通じて人間の弱さと本音を描き、ゴジラを通じて人間の強さと愛を描いていると思いました。
時代背景に関しては、もともとゴジラは戦後の水爆実験で生まれたものだから、戦後を舞台ににしたのもとてもしっくりきますね。
実は典子さんは生きていたというベタなストーリー展開なのか、はたまた巷では典子さんはG細胞によって蘇ったとも言われていて、個人的には朝ドラで夫婦役を演じたあの2人が主演なのも嬉しい。
夫婦になって欲しかった(^^)
ただ、あの電報には何て書いてあったのか?
気になります。
最後に個人的には、特撮は永遠の0、アルキメデスの大戦を越えました。
震電、カッコよかったです。
ゴジラの迫力は過去ゴジラ映画で一番ですね!
怖くてドキドキしました笑笑
マイナスからプラスへ至ろうとする物語
山崎貴監督の作品は『ジュブナイル』のみ鑑賞済。
ゴジラシリーズは、vsシリーズは『ゴジラvsビオランテ』『ゴジラvsモスラ』『ゴジラvsメカゴジラ』『ゴジラvsスペースゴジラ』『ゴジラvsデストロイア』、『GODZILLA』、ミレニアムシリーズは『ゴジラ FINAL WARS』以外観たのかもおぼろげな記憶、『シン・ゴジラ』、モンスターバースシリーズでは『GODZILLA ゴジラ』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』『ゴジラvsコング』、アニゴジシリーズは『怪獣惑星』『決戦機動増殖都市』観賞済。
ゴジラ新作のカウントダウン告知の際に『シン・ゴジラ』で上がりきったハードルを誰が監督するのか、どういうテーマを描くのか気になって注目していて、カウントダウンが終わった後新作が-1.0と発表された時に「その視点は無かった!」と膝を打った。
更にロゴのGの文字もG一文字でありながらゴジラが尻尾を振り回すようなシルエットにも見えるのが、まだ誰も観たことのないものを描いてやろうっていう気概を感じて期待価が上がったし、監督を担当する山崎貴監督の評判は聞いていたけれどその2点で好みの映画になりそうなワクワクを感じたのを覚えてる。
その後、公開初日に観に行きたかったものの機会を逃し、年の瀬までにはとようやく観に行ってみた。
モノクロ版である『ゴジラ-1.0/C』公開決定の日に観に行ったのは偶然ではあるものの、観終えた後その情報を見て『ゴジラ-1.0/C』も必ず観に行こうと決めるくらい個人的にも刺さる作品だったし色んな層の人が観るべき作品にもなっていたように感じた。
公開前は終戦直後が舞台ってことで反戦や反核的なメッセージが色濃い映画だろうなって予想をしていたけれど、『シン・ゴジラ』では官僚の視点の物語だったところを今回は一般人や民衆の視点、且つ主人公が特攻兵(マイナス勘定)の敷島で、そんな主人公を通じて敗戦国日本が敗戦からゴジラ襲来を前にどう立ち上がっていくかを描いているのが『シン・ゴジラ』から今作までの間に起きた新型コロナウイルス感染症を経た今だからこそ重なる部分があるし、刺さる映画になっていたように思う。
ゴジラシリーズに初めて触れたのが『ゴジラvsモスラ』だったのもあって、個人的には『シン・ゴジラ』よりも人間ドラマが色濃い今作の方が平成ゴジラ味を感じて好印象だったし、人間ドラマも好みで、山崎貴監督の『永遠の0』や『アルキメデスの大戦』も観たくなった。
主役の神木さんや浜辺さん、脇を固める俳優陣の演技も素晴らしいし、明子役の永谷咲笑さんはてっきり5歳くらいの子なのかと思って演技力に感心してたものの、実際は撮影時点で2歳なのも後から知って驚いた。
『シン・ゴジラ』 とは違ってモーションキャプチャーなしの完全CGゴジラだけどシルエットが平成ゴジラ寄りなのも良かったし、スタッフが歩くモーションをかなり拘って作っただけあって個人的にはかなり着ぐるみ感も感じられて良かった。
新生丸がゴジラに襲われるシーンでは、(少なくとも自分は初見の)サメ映画のように海中の背ビレだけ覗く形で追われる観たことない演出のシーンが素晴らしかったし、個人的には怪獣映画やディザスター映画によくある、向かう先に逃げていく(横に逃げていかない)シーンが見るたびに気になってたんだけど、銀座にゴジラが襲来したシーンはそのセオリーを逆手に取って、そもそも横に走っても無駄な尻尾の薙ぎ払いシーンが入ってるのが良かった。
そこから広島に落ちた原爆を思い起こさせるような熱線の衝撃波や、そのキノコ雲を背負っている見返りのゴジラのシーンの画は恐ろしさと共に神々しさを感じるし、ゴジラが人智の及ばない神としてシリーズで描かれてるのを考えると、神を宗教画として描いた人はもしかしたらこういう気持ちだったのかと疑似的に体感したような気がした。
そんな絶望的な状況で響く敷島の慟哭と共に黒い雨がポツポツと降り出して豪雨になるシーンでは、一瞬その雨が(フォールアウトと言う二次災害よりも)死体が映ってなかったのもあって吹き飛ばされた人間の直接的な黒い血の雨に感じて、演出の素晴らしさと共に描写されている以上の恐ろしさを感じた。
海神作戦で敷島が乗る戦闘機の「震電」が(実際にその戦闘機が実在するとは言え、)前後逆の構造なのが、まるで過去の特攻するはずだった時に逆行しているように見えて、その演出が(「誰かが貧乏くじを引かなければいけない」ってセリフや脱出するかどうかが微妙な段階なのもあって)熱さと切なさが混じった感情にさせてくれて、この作品で1、2を争うくらい最高のシーンだった。
『シン・ゴジラ』ではゴジラが地面を踏みしめる(実在性を感じる)シーンがないことに対して幽霊や亡霊を表してるんじゃないかって考察を見たけれど、今回踏みしめるシーンがあることや本来協力が得られるべきアメリカの協力が得られないこと、そもそもアメリカの「クロスロード作戦」がトリガーになったことなど、明らかに実在しているもの(勝利国アメリカ)のメタファーに感じた。
でもその後山崎監督が「核の脅威や戦争の影がそのまま怪獣の姿をしている」って言ってたのを知って終盤ゴジラが頭部が爆発し海に沈んでいくシーンでの敬礼を思うと、勝利国アメリカ以外にも終戦直後でまだ生々しい戦争被害者のメタファーが含まれてたんだと気づいた。
最後の典子の首筋に謎の文様が表れてる様子やエンドロール前にゴジラが少しずつ再生していく様、エンドロールでのゴジラの近づいてくる足音など、ビターエンドじゃなくゴジラの到来というバッドエンドが観客に迫ってきている演出が凄まじく、通常劇場で観賞したのを後悔するほどIMAX劇場ならビリビリと肌にゴジラの圧を感じれる演出だったと思う。
監督や制作陣が"体感する映画にしたい"って言ってたのを知らなかったので通常劇場で観たけれど、2回目やモノクロ版はIMAXで観るモチベーションになった。
もちろん全く気にならないところがないわけじゃなく、
・敷島が特攻しなかったり機銃を撃たなかったことで敷島はPTSDに加えサバイバーズ・ギルトも発症したことや、「誰かが貧乏くじを引かなければいけない」ってセリフを入れつつもその状況を生み出したアメリカや事なかれ主義を貫く現政権など、その解決策を描かないことに対してモヤモヤした。実際の終戦直後もそういうことを言えない状況なんだろうなってのは解っているけれど。
・ 今作は終戦直後だからこそカラーよりもモノクロ版が合う(カラーなことで逆に違和感があった)気がしてたから、モノクロ版が公開決定して良かった。
・個人的には破壊されるミニチュアセットが好きなので、破壊されるビルなどをミニチュアでも見たかったところはあるけど、瓦礫とかはかなり良かったし集落の一部がミニチュアだったのは気づかなかったくらい実物感があった。
・放射能の影響はゴジラが来襲しただけでも甚大なものなのに、放射熱線の直接の影響や
被爆者が大量に発生したことなど今回そこに言及してなかったのが気になったけど、そもそも被爆したことで人体に何が起きるかって情報が日本に入ってきてなかったり、知っていたとして上層部がその情報を秘匿していた可能性もあるんだろうな、と納得した。
・終戦直後(2年+α)にしては一瞬で膨らむ浮袋の技術がもうある(伝わったのか輸入なのか)のは気になったけれど、あくまで終戦直後の技術がどうだったのかについて全くの素人だから実際どうだったのか気になる。
・典子が無事だったなら作戦遂行までに電報送ってて欲しかった(敷島が特攻しないように)って思ってた、敷島と会うまでは。個人的にここは良い裏切りだったので膝を打った。
敗戦した(そしてゴジラの襲来でマイナスの)日本を1へと向かわせる為に"自分たちの"戦争を終結させ「自己犠牲しなくていい、生きろ」ってメッセージは、コロナ禍以降政府を頼れなくなった自分たちに結構刺さるセリフに感じた。
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』や『窓ぎわのトットちゃん』『君たちはどう生きるか』など終戦前後を描いてる作品が今年相次いで公開されてるのは、もしかしたらコロナ禍から脱却しようとしてる過渡期だからなのかも、と思った。
この作品を観る前にゴジラ過去作の予習は必要ないけど、日本が敗戦するまでの流れとか戦争によってPTSDやサバイバーズ・ギルトを発症した人をテーマにした映画やドキュメンタリーを予め観ておいた方がこの当時の空気感が理解出来そうな気がした。
過去最高のゴジラだ!
今まで観たゴジラの最高作品。
怖さが迫る感じ、怪獣映画の域を超えていた。
神木さん他、俳優陣の演技。
銀座の当時の街並み、そして破壊シーン💥
とてもよくできてた。
ラストは涙を誘われました。
楽しい時間をありがとうございます。
観て良かった。
観て良かった。
ドラゴンクエストアレルギーで観るのを拒否っていたが、評判の良さに負けて観てしまった。
結果観て良かった。
戦後直後とゴジラをどう絡めるのかと思ってたが上手くストーリーを作り上げている。
何よりゴジラがリアルで怖かった。
あんな生物に実際遭遇したら恐怖でしかない。これぞゴジラって作品。
これは映画館の大画面で観て正解だった。
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久しぶりに映画館での鑑賞
今でもまだIMAXなら大画面で観れたので大画面に惹かれて、だいぶ久しぶりにIMAXで観てみた。
ゴジラ作品を大画面大迫力で観れて良かった。
同日その後、→「鬼太郎誕生」→「君生き」 と1日3作映画館での鑑賞。10時間ほど映画館(+併設モール)にいた。流石にクタクタ。
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