ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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一撃必殺サムライソード!
シンゴジラを越えるゴジラがこんなにすぐに出てくるとは…凄い良かったです。
ゴジラの怖さも画かれてたし、ビーム放つ時の背鰭がガシャガシャなるのはカッコいいし、中盤で震電が出てきた時はストライカーズ1945をプレイしてた私はテンション上がりました。震電!震電!
ラストの特攻なんてマジでサムライソード、ビームに対して飛んできたシーンはエンドゲームのドクターストレンジとアイアンマンのやり取りを思い出しました。ここだ!って
浜辺、神木が生存なしだったら涙してたと思いますが残された子供からすれば「誰かの犠牲に成り立つ平和とは?」となりますしアレで良かったのかなと…まあ浜辺さんのあの吹き飛び方で生きていたのは嘘だろ?と思いましたが、きっと飛んだ先にフッカフカのマットレスでもあったのだろうね!銀座だし(笑)
シンゴジラ辺りから日本だってやれば出来る!って映画や作品が増えているような気がします。今際の国とか良かったですし…と思う反面、今まで駄目な実写や特撮作った人達は適当にやってたの?とも思ってしまいました。
戦争映画である
怪獣の大暴れと等身大の人間ドラマを融合させるのは難しいんです
怪獣大戦争マーチが本編で流れないのが……
お気に入りの「シンゴジラ」とは、違う切り口だが、これはこれで素晴らしい。
オープニングシーンで神木蔵之介が、機銃を撃たなかったのには、納得いかないが、その後の戦後の昭和の人間ドラマは、なかなかの出来。
それがたかだが78年程前の出来事で、一世代前の親達の時代になるわけで、今の平和をしみじみかみしめた状態だわ。
さて、ゴジラにいたっては、海上を追っかけてくるシーンなど圧巻の展開が続く。
ラストのゴジラ退治の大作戦は、今までのそれとは違う展開で、ゴジラのテーマにのせて興奮度があがる。しいて言えばそこで、怪獣大戦争マーチが流れなかったのが残念だが。 そこで☆半分マイナス 笑
しっかり怖くて、面白かった!
2人の弟、2人の息子がいるので、ウルトラマンや仮面ライダーの類を観てきました。
一度も刺さらなかったので、怪獣ものは好きではなかったのですが。
今回は、らんまんコンビが主演で、レビューもよいので、初めて観てみました。
いやホント、しっかり怖くて、ドキドキしました。
面白かったです。
戦争ものは、究極的には、私には理解できません。
受けた教育と時代の違いか、私は国のためには戦いません。
各々の主人公の生き方に、「永遠の0」では号泣、「ゴジラ」では共感しました。
主人公夫妻に祖父母を、アキコちゃんに両親やおじおばたちを重ねて観ていました。
何らかの戦争体験を持つ人にとって、死ぬまで戦争は終わらないのかもしれないと感じました。
ゴジラは、人類に襲いかかる厄災を表現しているように感じました。
温暖化、コロナ、津波、地震、噴火、異常気象、戦争、テロなどなど。
1ケ所でしずめても、他のところで、または時をこえて、再び起こる。
普段の生活では、まるで自分が環境を支配しているように錯覚しているけれど、ひとたび何かに巻き込まれたら、翻弄され、それが過ぎ去るまで耐えるしかないのだ、と思い知りました。
「屍人荘の殺人」で神木くん、浜辺さんコンビを好きになり、「らんまん」も視聴済。
おふたりの品があってどこか古風なたたずまいに惹かれます。
今作も、とても素敵なご夫婦でした、ノリコさんがあの爆風の中助かっていて驚きましたが☆
個人的には、「屍人荘の殺人」の続編である「兇人邸の殺人」をおふたりで観たいなーと切望しています。
劇場で映画を見てもう一度見ようと思った作品は本作が初めて(実際に2...
これまでゴジラ映画にハマらなかった人にこそ観てほしい!
ゴジラ生誕70周年、日本版映画の30作目だそうな。
多分20本以上観てますゴジラ映画。
で、その中で一番良かった!
序盤の戦後バラック小屋あたりは(私は何の映画観てるのかな?)と思うほどにゴジラ臭ゼロ。
擬似家族モノ、人間ドラマとして見応えありました。
(んなアホな、、)という展開はいくつかあったけどそもそもゴジラ自体が(んなアホな)とまでは言い切れないものの創造物なので許容範囲でしょう。
山崎貴監督にしか撮れないゴジラムービーの傑作。
そしてあのお馴染みのテーマ曲は昭和の町にこそ合うのよね。ゴジラが怖くてザワザワしてる気持ちに寄り添いつつもキターーーって叫びたくなる高揚感。
多分初期のゴジラシリーズが好きな人には賛否あるんでしょうけど、これまでのゴジラ映画に正直も一つハマらなかった人はおそらくイケます。満足できます。
スルーするつもりでしたが観て良かったです。
舞台を戦後日本にしたのが大成功
もしこれが現代を舞台にした脚本だったら、適当に渋谷やらスカイツリーが壊れて薄っぺらいストーリーになっていただろうな。
敗戦直後の日本を描いた作品は意外と観たことがなかったので、「生き残ってしまった市井の人々」の罪悪感や苦しさをしっかりと扱っていることが脚本の質を高めたと思うし、ゴジラの恐怖をさらに実感させることにもつながっていた。
敷島に命を賭すことを迫っているかのように思っていた橘が「生きろ」と脱出装置を取り付けてくれていたことに感動…
吉岡秀隆は何をやっても吉岡秀隆という感じではあるが、「日本は戦争で命を無駄にしすぎた」の演説部分は胸が熱くなった。
安心して観ていられる。
「低予算映画」と思えば面白い
神木隆之介の凄まじき
ゴジラ最高
まさかこんな作品とは・・・
公開日が11月3日、気にはなっていたが、忙しくてなかなか映画館まで足を運べず月日が流れ、これはレンタルか配信で見ることになるかなと思っていた。
12月に入り、仕事の合間スマフォで見ていたニュースサイトで、「ゴジラ-1.0、アメリカで大ヒット!」という記事が目に入った。意外だった。ハリウッド版GODZILLAを見慣れている彼等が、日本(東宝)のゴジラに何を観たのだろうか? 俄然興味が湧き、やっと余裕が出来た休日、近くのショッピングモールにある映画館へ足を運んだ。チケットを買い、時間があったのでショップで腕時計の電池交換を依頼して開演を待つ。
奇しくもその日は12月8日、82年前日本がアメリカに無謀な喧嘩を売り、アメリカが日本を最も憎悪した日。タイトルから察するに、おそらくこれはゴジラ第1作(昭和29年)のリメイクだろうなと勝手に想像していた。
前回映画館で見たGODZILLAは、アメリカ出身巨大ゴリラとのデスマッチ、缶ビール片手にとても楽しめた。でも今回は車で来ているのでビールは禁止。でもそれが、結果的に正解だった。酔っ払って見ていたら、自分は人目はばからず号泣していたかもしれない。素面でも所々涙をこらえるのに大変だった。終盤もうこれはだめかな、と半ば諦めていて、そしてあの幕引き。こらえきれず落涙。終演と同時に慌てて外に出て、トイレの個室に入り涙を拭いて・・・。
書評(レビュー)の中に、劇中の子供が孫と重なって涙したという、60歳過ぎの男性の記述があった。自分だけじゃ無かったなぁと、一安心(笑)。また、どこかのホームページで役者さん達の最も心に残る台詞を教えて下さい、というアンケートがあった。何だろうと思いながら、心に一番最初に浮かんだのは台詞では無く慟哭だった。敷島(神木隆之介)さんが、黒い雨に打たれながら吐き出す深い悲しみと激しい憎悪。
帰り際に買ったパンフレットを読んで知りました。「永遠の0」を創ったあの監督さんだったんですね。主人公が特攻隊の生き残り、敷島さん。そして2度目の鑑賞で気付いたもう一人、大和の水上特攻作戦生き残り、雪風元艦長。史実とは無縁の空想娯楽作品だからこその、あの幕引き。あの終わり方で無ければ、再び私は映画館に足を向けることは無かった。
「現実世界はもっと残酷で非情な一面がある。だからせめて、物語(フィクション)くらいはハッピーエンドで終わらせて欲しい。それが例え荒唐無稽な物語でも、魂と心に、光と温もりを灯して帰れる。」
今この書評(レビュー)を書いているのは二度目の鑑賞を終えた時。小説も入手しました。
また再び映画館に足を運ぶと思います。橘さん、艇長、学者、小僧、その他大勢の役者さん達がスクリーンに描き出している灯火を、また汲み取りに行きたいと思っています。
この作品に携わった全ての方々に感謝と労いの言葉を、この場を借りて申し上げます。
ありがとうございました。お疲れ様でした。
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