ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
全2032件中、561~580件目を表示
映画館で観るべき。ゴジラを恐ろしく感じる素晴らしい映像
神木隆之介さんの主人公は演技は悪くない。だが、そもそもストーリーが陳腐なのでそれほど魅力的にも映らなかった。可もなく不可もなく、といった所。
それに引きかえ、ゴジラは素晴らしかった。上陸したゴジラの暴れっぷりの恐ろしくも格好の良い事。まさに怪獣!と言った感じ。
ゴジラの倒し方も面白い。空想科学的でとても良いと思った。現実的に可能なのだろうか?
まぁ、ゴジラが存在している時点で現実的かどうかなどは些末な事か。
ゴジラが存在している空想世界で、細かい時代考証や設定などは気にしても仕方ないのだが、ひとつだけ、登場人物が全て健康的すぎるのが気になった。
敗戦すぐの貧しい状況で作中にも兵隊の死亡理由に餓死が多いとあるくらいなのに、汚れたメイクでそれっぽくしてあるが、みんな健康的に太っていてちょっとリアリティを感じなかった。
だが、ゴジラのリアリティは素晴らしい!
ジュラシック・パークの恐竜の様に、本当に存在している様に動く様はなかなかのものです。
どうやら続編があるような終わり方で楽しみです。ゴジラはどの様に復活するのか?最後にチラッと見えたヒロインの首のゴジラの肉片の様なものはどうなるのか?
まぁ、本作自体もあるかも知れない続編も、簡単に先が読めるありきたりな伏線とストーリーではあります。ですがゴジラ自体は本当に素晴らしい。
ストーリーだけの点数なら2.5点、ゴジラの映像は5点満点。おまけで総合評価4点。
今年一番
山崎貴&白組のVFX最強すぎた
IMAXは天地左右フルに黒帯の額縁上映と聞いて、通常の大きめスクリーンで鑑賞。
山崎貴監督って事でユアストーリーされたトラウマから不安は拭えなかったのですが、気になったのはセリフで説明しすぎるとこや、戦後なのにカタカナ語使いすぎるぐらいで、全然大丈夫でした!楽しかったです!
ゴジラのVFXは、さすが山崎貴監督&白組のタッグでVFXを売りにしてるだけあって良かったです。邦画の少ない予算でよくあれだけ出来るなー!すごいと思う。
あと、海でのシーンや作戦展開、ちゃんと海で撮影してたそうで、臨場感もあって良い。つい先日見た潜水艦邦画とつい比べてしまう。
神木隆之介がめちゃくちゃイイ!安藤サクラ脇役なのに存在感がスゴイw浜辺美波の昭和レトロな服や髪型可愛い〜。役者さんみんな良かったです。モブによく知ってる俳優さんが居るのも笑いましたw
良いところで伊福部楽曲流してくれるのでテンションブチアゲー!ってなりますね。ちょっと恐竜寄りのゴジラですが、ハリウッドゴジラと違ってちゃんと日本のゴジラのデザインになってて、好きなゴジラでした。
首のアレは続編への含みなんでしょうけど要らないなぁって良いところでちょっと現実に引き戻されました⋯。不満点はそれぐらいで、満足度高いゴジラ映画でした。
戦後設定なのにうっかりペアとかメッセージとか言っちゃうぐらいカタカナ要らんやろな本編なのに、スタッフロールはカタカナ少なくてなんかかっこよかったです。この辺のセンスも好きです。年明けのモノクロ版気になる…
大迫力
ゴジラは全く詳しくないですが話題だったので映画館へ見にいきました。
不覚にもめちゃくちゃ感動してしまい、劇中で3回は泣いたと思います。。。
ゴジラと対峙するシーンでは没入感が凄まじく、見ている私まで絶望を感じてしまうほどでした。
個人的に戦争映画は苦手なのですが、本作は戦後に焦点を当てているところが良かったです。戦後も引きずるそれぞれの思いや葛藤にどのように折り合いをつけこれからを生きていくのか。特攻隊兵でありながら逃げ出して生き延びた敷島の罪悪感、女として戦力にもなれなず子供を失った澄子のやり場のない悲しみと怒り、兵隊に憧れつつも戦争に参加できなかった水島の無力感...。主人公以外の描写は少なめではありますがそれぞれの戦争への思いがきちんと描写されていて、そのどれにも共感してしまい込み上げてくるのもがありました。
肝心のゴジラについては全く知識がなかったので、えっ!再生するの!?とか、放射能発してるの!?とか基本情報にすら驚いてしまいましたが、映画を見終わった後、きちんと基本設定を復習しました笑
そのおかげでラストの意味深なシーンも納得でき、ゴジラという悲しい怪物の背景も相まってより深く本作を楽しめたように思います。
戦争とゴジラ
超娯楽映画ゴジラ登場
2023 181本目(劇場 15作目)
ゴジラが大迫力でした!
大声で叫びたくなる!
そんなつもりは全く無かったのだが、成り行きでIMAXテグゼクティブシートで鑑賞。
ド迫力を堪能しました〜!
いちいち盛り上げてくる演出に、テンション爆上がり!
来るぞ〜、来るぞ〜!来るぞ〜!!
はい、キター〜!!!
これがたまらなく気持ち良くて、大声で叫び出したくなる気持ちを抑えるのに必死でした。
これ、アメリカではワーワーキャーキャー言いながら観られるんだろうな。
絶対楽しいに決まってる。
日本だと「上映中はお静かに」って観る直前にもクギ刺されるから、グッと我慢。
『ジョーズ』ばりに背びれ(?)が良い演技します。笑
そして伊福部さんのテーマに大興奮!!
ジャストタイミングすぎて、これまた気持ち良い!
『スターウォーズ』や『ロッキー』のテーマと同様に、
耳にした瞬間に血湧き肉躍るよう条件反射が刷り込まれていたことを、身をもって知りました。
『らんまん』を見ていたので、いつ神木くんが「すえちゃん!」と言いだすかとハラハラ。笑
吉岡秀隆くんの博士っぷりと、山田裕貴くんの兄貴分を慕う弟分的な役所も抜群の安定感。
安藤さくらさんも非常に良いです。
このまま年寄り役もするようになって、樹木希林さんみたいになるのかな?と思わせる演技でした。
生きること。
レンタル予定が……2回鑑賞しました❗
シンの方が良かった
"超"個人的な感想です。
シンとマイナス、よく比較されますけど私は圧倒的にシン派です。
シンの方がワクワク感と躍動感に溢れてて鑑賞後の高揚感がありました。
こちらはどうでしょう?
前半は主人公がいつまでもグジグジ、ウダウダしててイライラします。
唯一の救いは献身的なヒロイン。
こういう女性大好きです。
後半の対ゴジラ戦で挽回するも最後の御涙頂戴的な展開は要らないです…
ゴジラ映画で観たいのはゴジラに対し人類はどう知恵を振り絞り戦い倒すのかなんですよね。
中途半端な人間ドラマは不要です!
しかしながら…ゴジラ映画としてではなく終戦直後の人間ドラマとして観た場合、素晴らしい映画だと思います。
ゴジラ要素と終戦ドラマ要素が上手く絡み合わなかった感じかな…
以上、超個人的な感想でした。
俳優さん達の演技はとても素晴らしいし映像も凄いのになんだか消化不良でした…
地響きに誘われて
好きじゃない
日本映画・ゴジラ映画の到達点
ゴジラマニアでもなんでもないのに、人生で初めて4回も映画館に行って観た。
沢山の映画を観てきたが、ここまでハマった映画は過去にない。
素直におもしろいし、ほんとによくできていて心に刺さる。
アメリカでここまでヒットするとは予想してなかったが、それぐらい人の心を掴む映画なのだと思う。
2024年5月追伸
その後全部で8回観に行き、ブルーレイも買い、完全にマイベストムービーの1つとなりました
解らない。なぜ、米国でもヒットしたのか?
「ゴジラ」生誕70周年という事で通算30作目だそうです。
映画レビューは平均「4.0」と悪くありませんでしたので、
「何を今更」と思いながらも、11月3日公開の当該作品を観てきました。
驚く事は、最新の国内映画ランキングが、いまだ「8位」だけでなく、
米国ランキングでも「9位」という事です。
感想を一言で言えば「とんでもなく面白く良くできた作品」でした。
子供の頃、「特撮」と言えば「円谷プロ」でしたが、
大人になってからは、"king Kong"より大きな怪獣やウルトラマンは
「つまらない」と感じていました。
しかし、この作品は、凄かった!
特に、最終版のバトルは、定番の「ゴジラ・ソング」が、
否応なしに興奮度を高めていく。
まず、ストーリー展開が良い。
臆病者の主人公は、「特攻隊」から逃げて生き延びる。
「死ぬべきだった自分」
「生きる資格が無い自分」が、
最後に選択したのは、再び「特攻」だった。
この最終場面で、主人公が、
死ぬべきだったか、生きるべきだったか、
は、大いに議論の余地はあるけど、
私は、この結末で良かったと思った。
なぜならば、時代は変わったのだから、
そして、もうひとつの見所は、
「どうやって、ゴジラを殺すのか?」だ。
理論的には解らないが、なかなか面白い解決策だったと思う。
なぜ、米国でもヒットしたのか?
特攻隊でも敗戦した日本の戦後という背景。
米国よりも、VFX技術の劣る日本映画。
到底、米国人が興味を持つとは思えない。
「生き抜く事の大切さ」を米国人が感じたのか?
それとも、ただ単に、ゴジラ・バトルが受けたのか?
今でも「謎」だ。。。
Michi
大迫力のなかに散りばめられたホラー要素
海戦シーン、銀座破壊シーンとも納得の大迫力でしたが尚もおぞましかったのは再上陸後に俯瞰撮影でゴジラに踏み潰される民家。これ敷島が誘導してそうなった?潰される瞬間に左右に分かれて逃げ切れた人?犬?と逃げ切れず建物に押し潰される住人。R指定となりうるか一見小さくて判りにくい微妙な描写だが、あの震災の空撮をも思い出させるくらいインパクトがあって観終わった後に記憶に残るものとなりました。
あと、典子との再会のラストシーン。念願の再会にもかかわらず明子にはそれが見えているのか?怖がっているようにもとれる微妙な無表情さが典子の首筋への伏線として、とてもホラーで余韻を残すのに成功したと思われます。
音楽についても、、わだつみ作戦の時のキングコング対ゴジラのテーマはナイスチョイスです。大船団だと怪獣大戦争のイメージですが(ある意味全滅フラグになる)、やはりあそこは神々しいものを鎮める戦いとして宗教音楽みたいにも聴こえるキングコング対ゴジラのテーマで正解ですね。あのインディジョーンズ魔宮の伝説の溶けた鉄の生け贄シーンを思い起こさせる緊張感がありました。
面白かった
めちゃくちゃ良かったです!
小学生の時に初めて映画館で観たのがvsキングギドラ、そこから毎年観続けてデストロイアで終わったと思いそれ以降は観ていませんでした。
ただこの映画は記事などで気になり、評価が分かれていたシン・ゴジラを視聴してから観に行きました。
シン・ゴジラも良かったけどエヴァ要素が邪魔する感じで、いまいち没入出来ませんでした。
エヴァはエヴァでめっちゃ好きですが、世界観が違いすぎて違和感しかなく、本当にエヴァ好きもこれが良いと思ったのか疑問が残りました。
そして-1.0ぶっちゃけ脚本に関しては?なところ、典子せっかく海に落ちて助かったのに、何故ゴジラのいる市街地に戻ったのか?
そもそも早く皆んなに知らせないとと言ってた浩一は東京にゴジラが迫っていることを知りながら別の場所に逃げないのか?とかツッコミどころはあるが、それ以上にゴジラの迫力、怖さが凄すぎてささいなことに感じられました。
また平成ゴジラはなんだかんだ人の味方、なんなら人情みたいなものすら感じるけど、-1.0はまさに天災。
それが怖さに繋がっていて、抗う人という構図は見事だったと思います。
また同じクオリティのゴジラを観たいです。
迫力満点
全2032件中、561~580件目を表示