「おお、震電!!」ゴジラ-1.0 Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
おお、震電!!
11月3日(祝)公開初日に観ようとしたが、TOHOシネマズ池袋でネットの席取りが遅れたらIMAXもATMOSも良い席がもうないから普通版(シアター6 H-13)で見る。初日の池袋12:20の回は最前列位しか空いていなかった。
1954年版の「ゴジラ」へのリスペクト満載だ。「M:I」がラロ・シフリンなように、やっぱり「ゴジラ」は伊福部昭。かかるタイミングが抜群だ。
CGも邦画にしては上出来、ゴジラの造形も良いね。浜辺美波もトム・クルーズしてたし。最新兵器も米軍も出て来ない終戦後の日本と言う時代設定が良かった。
個人的には神木隆之介が震電で飛ぶのがツボだった(格納庫で映った時、思わず「おお、震電」と声が出てしまった)。
隼、鍾馗、飛燕、疾風、五式戦、零戦、紫電、紫電改、雷電、これが全部判る人は震電 で興奮します。
浜辺美波のクビの黒い跡は何?
娘に「ゴジラ−1.0」を推しておいたら見て来て「良かった、泣けた」と言っていた。初代ゴジラの話をしていたら、その後1954年版ゴジラを早速アマゾン・プライムでレンタルして観たらしい。
ウチにあった初代ゴジラの録画ビデオは、松村光生さんが東京国際映画祭で来日していたデビット・クローネンバーグにインタビューする時にゴジラ好きの息子へのお土産に私のビデオを「ゴジラの逆襲」と2本持っていったのを思い出した。松村光生氏ももう亡くなった。「デッドゾーン」をファンタでやった時の話です。
「ゴジラのビデオ持ってない?明日クローネンバーグにインタビューするんだけど息子がゴジラ好きらしいのでお土産に持っていきたいんだけど」
「ゴジラとゴジラの逆襲、2本あるけど」
「頂戴!」
「じゃあクローネンバーグのサイン貰って来て」
ファンタスティック映画祭のパンフのクローネンバーグのページにサインして貰ったけど、昨年の引越でそのパンフは行方不明だ。
追記:公開から2ケ月以上経過しての投稿なのでネタバレ有りにしていません。マイナスカラーは別途レビューしました。本作はアカデミー賞視覚効果賞にノミネートされました。
Mr.C.B.2さん、コメントありがとうございます。
クローネンバーグのサイン…羨ましいです。というか、紛失は勿体ない!
私も、石ノ森章太郎に描いてもらった色紙を息子の部屋に飾っていたのですが、息子が就職して引越した後なくなっちゃって泣いてます…。
「デッド・ゾーン」を上映した時のファンタスティック映画祭にクローネンバーグが来日されてたんですね。
ゴジラと核の関係は切り離せないのですが、山崎監督が戦争映画だと強調してた割に、この体たらくか…と落胆した点です。
次作が続編になるのか、別物になるのか知りませんが、続編だとちょっと心配です。
5本に絞るのと、ベスト5の順位を決めるのがダルすぎてそのままにしてました。選んだ5本ともめっちゃ泣けた、結局好きな作品です。
今年のベスト5とかを毎年書くといいんでしょうかね。この作品も上位ですが、順位が決められず…
日本の戦闘機の名前はカッコいいですね
幻の「震電」の勇姿を披露するためにも、戦後すぐ、という時代設定の必然性を感じます。
「デッド・ゾーン」大好きです。
地球滅亡を阻止したのに、誰にも理解されず感謝もされず狂人扱いで死んでいくというのに笑顔のクリストファー・ウォーケン!!
はい。クローネンバーグ監督作の「デッドゾーン」です。ファンタスティック映画祭で、当時、渋谷で一番大きな(今は無き)渋谷パンテオンの上映前にクローネンバーグ監督が登壇し「こんなHuge Screenで上映されるのは嬉しい」という挨拶がありました。