「エンタメとしてのゴジラ」ゴジラ-1.0 赤福餅さんの映画レビュー(感想・評価)
エンタメとしてのゴジラ
クリックして本文を読む
二度にわたる原爆投下の強制降伏勧告(原爆実験)、そして日本の敗戦…
さらにはビキニ環礁の第五福竜丸事件(水爆実験)など基本米軍が行った暴挙を皮肉っての今作であると思いました。
それらが説教臭くなく『ゴジラ映画』としてできているのが(それがゴジラ映画の基本?)人気の秘訣なのかなぁと思いました。
エンターテイメントとしてのさじ加減は素晴らしいです。
ただ、「わかる人だけわかって!」的な考察大好きな人がもろ手を上げて食いつく要素が多いのは監督さんの趣味なのだろうなと思いつつも、それらがサッパリわからなかった自分がいます。皆さんよく観てみていらっしゃいます。
これだけアメリカを皮肉っておきながらアメリカ人が手放しで喜ぶのは複雑な心境です。
『黒い雨』の意味なんかはさっぱり理解しようとはしないんだろうなぁと思いました。
コメントする