「終戦直後の昭和感に感動しました」ゴジラ-1.0 tzさんの映画レビュー(感想・評価)
終戦直後の昭和感に感動しました
今年公開の沈黙の艦隊は名俳優が大勢出演していましたが、この映画は少数精鋭という感じで終戦直後の殺伐した感じと主演のふたりがとても引き立ち、ゴジラという怪物と戦うこととなる話になる前の他人同士の3人が生活していくありさまが丁寧に描かれていて、まるで昭和の映画を見ているようで、感動的でした。
特に浜辺美波さんは昭和の青春スターに匹敵する輝きがあり、ドキッとさせられました。
肝心のゴジラとの戦闘シーンも「震電」が登場とはなかなかマニアックな感じもあり、交換が持てましたが、ゴジラ自身は昭和のアタマの大きい感じとは異なり、キングギドラに近い小顔のシューッとした現代風になっていたのが対照的だったと思います。
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みかずきさんのコメント
2023年11月27日
みかずきです
時代設定を終戦直後にしたのが奏功していると思います。
戦争に負けて身も心もボロボロになった状況で、ゴジラという新たなる脅威が出現し、それでもなお、懸命生きようとする人々の姿は感動的であり、生きる勇気を貰えた作品でした。
続編を予感させるラストだったので、
続編も山崎監督で、本作を越える作品を作って欲しいです。
では、また。
ー以上ー