「万人向けとはこんな映画を言うのだ。」ゴジラ-1.0 リュウジさんの映画レビュー(感想・評価)
万人向けとはこんな映画を言うのだ。
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いやー、細かいところを言えばいろいろありますよ。
「テスト飛行もせずに震電に乗んなよ」とか、「あれっぽっちの人数で、ただ元海軍の人たちが集まっただけで戦艦を動かせるのかよ」とか、「そんなに簡単に艦隊同士がロープでむすべるかよ」とか、「なんでそんなに早く子供を船が寄港するタイミングで港に連れてこれるんだよ」とか・・・。
そんなことはどうでもよく、あの時の戦争を良く知る自分みたいなマニアにも、特攻を含め戦争の歴史を知らない低学年小学生の子供たちも満足するコジラ映画をつくったら、「こうなります」という見本のような作品。
戦争賛美的でなく、出ている人たちを応援したくなるし、ウルっとくるし、台詞に「そのとおり」と言いたくなるし、シナリオの勝利かな。
ただ自分的には、シン・ゴジラが数倍上の評価。
ゴジラは完全に脇役だったしね。戦後日本に厄災をもたらす要素でしかなかったのは残念。
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