「大衆迎合の娯楽作品として絶賛したい。 ある意味、最高の出来。」ゴジラ-1.0 デブサイコさんの映画レビュー(感想・評価)
大衆迎合の娯楽作品として絶賛したい。 ある意味、最高の出来。
シンゴジラと比較して中身が無いとか、ゴジラをただの熊退治にしちまったとか、
人間ドラマが要らなかったとか、都合のいい展開が多いとか、
他の映画で見たようなシーンがあるとか、モスラの曲?を使うなとか
批判の嵐ですが・・(笑 そんなのは他の映画も同じじゃねーかっての!
米国産のゴジラ作品だって、ゲップが出る程家族の物語が入ってるじゃないか。
そんないちゃもん吹き飛ばす程の王道娯楽大作の誕生に拍手喝采です!
ほぼ期待した通りの展開、こうあって欲しい展開が来ます。コレが良い。
2回見ましたが、3回目も行きますよ。アトラクション体験型快感ムービーなので
映画館の大画面重低音で観る事こそがこの手の映画の醍醐味。
家で見てもたいして面白くも無いかも・・ 今のうちに楽しまないとね。
怪獣はゴジラしか出ません、着ぐるみのプロレスなんざあ見たくない。
でゴジラを人類の味方とか神格化とかもしません。死闘あるのみ。
ダサい地球防衛軍も居ません。子供番組とは違います。
キーワードは、ジュラシック、永遠のゼロ、この世界の片隅に、ジョーズ
3丁目の夕日、バトルシップ、アルキメデスの大戦、そしてトップガン。
コレを理由にして批判されてますが、コレがいい。最適解ど真ん中。
見たいものが詰まってるからこその娯楽映画。 待ってましたよ大満足。
やっと映画館で観る価値のある日本映画ができました。 実際近所の映画館では
公開になったばかりの翔んでナントカ・・とか、「クビ」とか言う話題作が3日目で
もうゴジラの観客数に負けてましたよ。 コレが一般大衆の世の中の現実。
日本映画では、ハリウッド娯楽作品みたいなのは見られないと諦めていた皆さん、
騙されたと思って見ましょう。 日本を見直しますよ。
映画で説明が足りてないので補足ですが、ワイヤーを引きながら衝突ギリギリで
船が交差するシーンは、互いのワイヤーが絡んだりスクリューに当たらないように
する為なのと、ゴジラが気が付いて逃げる前にワイヤーで締める必要があったから
最大速度で進む必要があったのであのシーンになります。
1回目見てて「なんでぶつかってんの?下手だなあ」は間違いでした。
最後に・・続編は要りません、コレで終わりでいいです。10年くらいしたら
更に進んだ映像技術で、単純にリメイクしたら観てみたいですねえ