「いいと思うけどなあ」ゴジラ-1.0 TSさんの映画レビュー(感想・評価)
いいと思うけどなあ
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前評判が高くて公開後も絶賛の嵐かと思いきやそうでもない。結構辛辣な批評が多いんだよね。
特にシンゴジ派からは批判が多いみたい。いわく説明が多い、説教くさい、ドラマが陳腐で必要ない、主人公(敷島)に感情移入ができない、熱線吐くとき背びれ立てるのわざとらしい…等々。
もっとあるけど書いたらキリがない。
何か、年配の世代は誉めちぎって「ゴジラの一つの到達点」だって言っているけど、若い世代は厳しく批判している。統計取ったわけじゃないしあくまでザックリした印象なんだけど、そんな気がする。
批評を見ていると、あら探ししようとして観ている気もするんだけど、そんなことはないかい?
シンゴジだって個人的に気に入らないことはいくらもあるよ。もちろん-1.0にもツッコミ所はある。
今の若い人達は、恐らくこれが説教くさいと感じるんだろうね。-1.0派のおっさん世代は全く説教くさいと感じないんだよ。
敷島が非難されているけど、挫折や葛藤から立ち直る再生の物語ってのはドラマの王道だし、男女の愛や親子(血のつながりはないが)の愛も王道。
ハッピーエンドで終わるのもまさしくそう。
怪獣映画とドラマの融合もいいじゃない。好き嫌いの話でしょ。
若い人達は目が越えてて、おっさん世代はノスタルジーに浸るだけなんだろうか。
俳優陣の演技は素晴らしいです。ゴジラも怖いゴジラになっていて良かった。
ただゴジラをもっと観たかったというのは同感です。
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