「タイトルなし」ゴジラ-1.0 ソルトンさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
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邦画的な演技が苦手で気になる事も有ったが、そんな減点を物ともしない名作だった。
エンタメとしてはゴジラが初めてスクリーンに映った瞬間から作品に引き込まれた。とにかく凶暴な奴で不機嫌な獣がタダタダ暴れている感じで怖い。
ゴジラ作品で「シン・ゴジラ」を超えるのは難しい、ましてや邦画ではと思っていたが、同等或いは超えたと言って良いのかもしれない作品だった。
登場人物は民間寄りの人が多く、観ていて感情が「シン」よりも圧倒的に入りやすい。随所随所で心を揺さぶられ涙が零れそうになる、と言うか零れていたので映画館が暗くて良かったと心底思う。
制作陣を称賛するしかない。本当に良い仕事をされたと思う。この作品の制作に参加できた人達が羨ましい。
強いて不満を言えばパラシュート脱出の展開はテーマ的にもバレバレなので隠す必要は無かったと思った。
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