「ゴジラは凄いが、シナリオ、ストーリーが陳腐過ぎ…」ゴジラ-1.0 浅見探偵さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラは凄いが、シナリオ、ストーリーが陳腐過ぎ…
クリックして本文を読む
DOLBYデジタルで観てきた。
現在大ヒット中で、鑑賞者の評判もなかなか好評である。でも私の評価は★3.3。
ゴジラを敗戦直後に登場させた意図は素晴らしいし、幻の戦闘機「震電」や重巡洋艦「高雄」・駆逐艦「雪風」を描くなど、この映画の技量を各所で感じたし、なによりハリウッド映画の3分の1以下の低予算で、あのゴジラの大迫力は賞賛されてよいとは思う。ゴジラの映像は良かったですよ。間違いなくハリウッド映画のGODZILLAよりは面白かったとは思うのだが、ともかくシナリオが臭かった。陳腐すぎた。
上映中、滅多に暗闇の中で腕時計の時間など気にしない私が、この映画では途中で2回もチラ見した。脚本と内容が陳腐すぎて、話の先が見え見えで、いつまでやるのかなあと、残り時間が気になったくらいである。
なにもかも、ご都合主義丸出しのストーリー。安藤サクラの近所おばさん役も良くなかったし、主演の神木隆之介もヒロイン役の浜辺美波もなんかなあ・・・って感じだった。ゴジラの咆吼の爆風で飛ばされるシーン、普通、男が女を路地に突き飛ばして助けるのはわかるが女が男を突き飛ばすってどうよとか、あれで死んでないのってどうよとか、まあ、ストーリーも陳腐だったけど、各所に観てられないシーンが続出した駄作でした。人によってはシン・ゴジラより上という評価もあるみたいだが、シン・ゴジラは2回観にいったけど、これは二度といかないな。
ゴジラファンのみなさん、ごめんね。でも私は高評価は出来ません。大ヒットしてるようですけどね。
コメントする