「でも、ゴジラ映画の幅は拡がった。」ゴジラ-1.0 ハラタカさんの映画レビュー(感想・評価)
でも、ゴジラ映画の幅は拡がった。
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5日前に「シン・ゴジラ オルソ」を観たので、どうしても比べてしまうけど、ご容赦を。
ゴジラはヒレと体格、足が大き過ぎだったかな。顔も犬顔で、モナークが出て来そう。熱線吐く前のヒレの動きも生物的ではない。…と、個人的好みはともかく、ラストの海中シーンを観ても「あれが1954ゴジラにならんだろ」と冷める終わり方。
あと、最後に典子の首にあった黒い筋は何?まさかシン・ゴジラのラストみたいに典子が1954ゴジラに⁉︎
ゴジラの頭が吹っ飛んで、船上の皆はなぜゴジラに敬礼してたの?そんなに思い入れできるような関係性出来てたかな?(パンフレットには、光芒の中崩れていく荒ぶる神への畏敬のような説明を見つけましたが。)
「銀座」と聞いただけで、ゴジラに咥えられた列車→川の中→何故かゴジラの進行方向の大通りに戻るという「エクストリーム移動」した典子を見つけた敷島とか、やはり「?」と感じる部分が多い脚本。
水深1500メートルの相模湾沖でいきなり立ち泳ぎし、駆除装置の巻き付けを待つゴジラとかもね。
それでも、素晴らしいVFXや劇伴(伊福部は言わずもがな、佐藤直紀氏は永遠の0感高いけど)、音響は、現時点で国内最高峰ではなかったか。また、艦船や兵器、ゴジラ駆除装置もカッコ良く、特に震電が飛び回る姿にニヤニヤしてた。映画館で観るべき作品とは思う。
キャストも良かったのですが、流石に一月前まで毎朝のように観ていた(最終話で涙まで流してしまった)二人を見ると、あいみょんが脳内再生される。時期の問題なんだろうけど。
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