レッドシューズのレビュー・感想・評価
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各キャストの名演技が唯一の見どころ
地元、北九州市を舞台に撮影したとあったので
鑑賞しました。
シナリオにがっかり
この映画は何を言いたかったのか
色々と詰め込み過ぎてツッコミどころ満載でした。
タイトルのレッドシューズが今ひとつ影が薄い。
廃棄弁当盗むのは犯罪では?
それぐらい貧困してると言いたいのだろうが
盗んだ弁当、娘に食わせて
見てるこっちは嫌悪感しかない。
なんでここまで生活状況悪化するまでボクシングやってるの?
生活保護ないの?いつの時代なの?
ファイトマネーでしか食っていくしか手段がないからしょうがないと言いたいのか
介護施設からのトラブルから
超スピードの勾留は苦笑しかなかった。
これは日本じゃないです。
旦過市場の台車がカスリともしてないのに
いちゃもんつける、おっちゃん
パートにパワハラする社員、
しかも簡単に労働者をクビにできる
なぞ権力の持ち主
色々と北九州市が誤解されそうです。
最後、負けちゃうし…というかあれだけ出血してたら普通は途中でドクターストップかかるのでは?
「駄作」「愚作」以外に表現出来ない
ここ数年でワースト映画。演出、シナリオ、カメラワークなど全てが底辺。
ご都合映画であり、誰にも感情移入出来ない、上辺だけ繕った映画。
主人公にまず共感できない。子供取られて本気になるとかボクシング舐めてるのか?手を骨折して試合出るとかそんなにボクシングそんなに簡単なのか?特に前半のボクシングの試合後なんで綺麗に化粧してるのか?
子供は聞き分けが良すぎてあんな子供いないだろ。ロボットか?
義母が主人公を嫌う理由がなさすぎだろ。癌で息子亡くしたのは嫁のせいではないだろう。義母が馬鹿すぎてしらける。子供いなくなってそんなに都合よく体育館行かないだろとか。
必要ではない役者のヨリが多すぎて、入れなければいけない役者なのか、スポンサーなのかわからないが下手すぎるだろ演出が。
この映画は政治で出なければ行けなかった役者が可哀想。
「ケイコ 目を澄ませて」とは月とスッポンどころか冥王星とノミぐらい離れている。
同じ時期の公開がまたアホだと思う。比べられるに決まってる。
主人公と脚本家の視野が狭い
主人公は「自分が育てる」の一点張りで、周りに協力を求めることをしない。
完全な味方にしかまともな態度を取らず、由佳ですら少し厳しい正論を言われただけで撥ね除ける。
安くないお金を払って風俗店に入った会長が不憫。
クビや勾留に関する流れも無理筋で、悪役の描き方も短絡的。
わざとらしく記事の切り抜きファイルが置いてあったり、試合のTVを見てたり。
自宅やジムならまだしも、たまたま記者会見場に辿り着き、船まで使って試合会場へ行く園児。
「ママ」の一言で即刻「真奈美選手(なぜ名前呼び?)の娘」と認識する入口スタッフ。
試合にも負け、何も好転してないのに笑顔で去る義母。
意味がわかりません。
タイトルの『レッドシューズ』も活かされず。
骨折後荒れるのも悪印象しかなく、だったらそこで会長に頼るという成長を描きつつ「左で勝負」でよかったのでは。
娘や義母に試合を見せたいなら、会長の説得に絆されて義母が連れていけばいい。
シンプルでよい所で余計なことをし過ぎでは。
試合シーンは、全身カットで腰が入ってないことが多かったが、スピード感もあり悪くない。
演技は朝比奈彩も良かったが、市原隼人が素晴らしい。(モブはザルでしたが)
良かったのはそのくらいかな。。
女性版ロッキー
ただシングルマザー可哀想だけではないと思いたいです。
義理の母の私は成功したけど貴方は目線が気に入らなかったです。
孫が可愛いければ単に援助してあげれば済む話ですよね。
ボクシングパートは胸アツでした。
顔ちっちゃい選手権
シングルマザー応援歌。
娘の親権を争う母親と祖母。
そして、母親の弁護をする女性弁護士(佐々木希)の母親もまたシングルマザー。
義母(松下由樹)の母親もシングルマザーだった。
シングルマザー三つ巴合戦。
それぞれが本気。
甲乙なんかつけられない。
復帰戦勝利したものの中手骨にヒビ。
酒を煽りながら見る思い出のビデオ。
ギブスを外してジムに入る。
それをすぐに見破る市原隼人。
なんで半年なのよ。
無茶だよ。
バカ!
そこで秘策のサウスポー練習。
成功してくれ~~~~
レッドシューズは世界タイトル戦を目前にしながら、交通事故で死んだ父親の形見。
娘に赤いスニーカーを買ってあげたいが食費もままならない。
廃棄コンビニ弁当をマナ娘のために忍んで持って帰る真名美。
素直なマナちゃんがいじらしくて、いじらしくて。
パワハラ全開の弁当屋の店長にいじめられている同僚のために抗議すると即クビ。
老人介護施設では横暴な入居者(せんだみつお)のお尻触り攻撃に耐え、先輩(観月ありさ)を庇って、傷害容疑で拘置されてしまい、裁判係争は圧倒的不利に。
せんだみつおがめっちゃ元気そうで、
うんと憎たらしい。
朝比奈彩、佐々木希、市原隼人。
みんな顔ちっちゃい。
カッコいい。かっこよすぎる。
朝比奈彩がロードワークで、ミット打ちで漏らす喘ぎ声に市原隼人の渋い声が重なる。
「気持ちいいか?」
思わずオイラは答える。
「気持ちいいです」
最後は瞼が熱くなり、泣いた。
亀田七海の名前がクレジットに。
ケイコ目を澄ませての松浦慎一郎がボクシング指導。
試合場面はVFX加工によりリアリティーには乏しいが、これはシングルマザーの三つ巴合戦のヒューマンドラマだからそんなの関係ねぇ。
と、思いました。
完成前に誰か校正とか、アドバイスとかしないのかなぁ
冒頭、あまりにも鍛えてない足にレッドシューズ。
貧乏設定なのに、アパートにフィトネス器具沢山あり、500ミリペットボトル水。
俳優の熱演が勿体ない。
【"再び愛娘と暮らす!"前半は不幸過ぎるシングルマザープロボクサーの姿がキツイが、後半のチャンピオンを目指す試合のシーンは染みた作品。】
- 主演した美しき、朝比奈彩さんの頑張りには、素直に敬服する。だって、ボクサーを演じるのは、生半可な根性では無理であるから。(以前、ボクシングジムに体験入学し、余りの過酷さに驚いたからである。)-
◆感想
・前半は真名美の周囲のパワハラ店長や、高齢者介護施設のセクハラ親父の姿に苛々しながら鑑賞。
- で、真名美はクビになったり、警察に勾留されたり。設定がオカシイだろう!-
・真名美は幼い頃、期待のボクサーの父親と母親を事故で失くし、夫も癌で失くす。
- 不幸過ぎるだろう!-
・彼女の生き甲斐は娘のみ。だが、親権を義理の母親に奪われ、娘を取り戻す為にチャンピオンに成るべくリングに立つが・・
- 彼女のトレーナーであり、ジム経営者を演じた市原隼人の確かな演技が、作品を支えている。流石である。-
<ラストのボクシングシーンは、矢張、力が入る。ボクシング映画の魅力を再認識する。そして、リングに沈んだ真名美に駆け寄り"もういいよ!と涙ながらに叫ぶ娘。
その姿を見て静かに頷き、立ち去る義理の母親。
彼女は試合には負けても、人生の勝者となったのである。>
どの観点で見るかによって評価は割れるかな…(評価でネタバレを含みうるので注意)
今年61本目(合計713本目/今月(2023年2月度)27本目)。
ときどき放映される、ボクシングをテーマにした映画です。
もっともボクシング「だけ」をテーマにした映画というのは少なく、その背景にあるものをセットに描くことが多いですが、こちらは「親権の在り方」や「シングルマザーゆえの経済的弱者の救済の在り方」などが背景として見られます。
もっぱらボクシング映画と見る向きもあると思いますが、個人的には背景にあるもの、つまり、この映画では親権の論点やシングルマザーの論点、あるいは、映画内でも示されている「お金さえ払えば何でもできるんだ」というような人に対するメッセージ(例の介護施設の話のところ)等も論点に入っているのだろうと思います。
どうしても法律系資格の資格持ちなので気になる点はいくつかあります。
評価は以下の通りで、4.4を4.5まで切り上げています。
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(減点0.2/介護施設での一幕の部分)
・ あの描写のレベルでは、民法上も刑法上も正当防衛が成立しますから、あのような展開にはなりません(むしろ、暴力を振るわれたとして訴えることすら可能。もっとも、老人を被告に民事訴訟を起こしたところで「まともに」裁判が進むかも微妙ですが…)。
したがってそのあとの展開もそれにつられて変になっていますが、この部分はそうしないと映画のストーリーが成立しないのでやむを得ないというところです。
(減点0.1/弁当屋?惣菜屋?のトラブル)
・ 即時解雇は非常に重い処分になるので、相手方に告知弁解の機会が必要というのが一般的な考え方です(これを欠くと、解雇そのものが無効と判断されてしまいます)。映画内の描写は適切ではないように思えます(ただこれもストーリーの展開…)。
(減点0.3/親権のお話)
・ これは「監護者指定審判事件」と呼ばれるものですが、この決定に対しては即時抗告が可能です(家事事件手続法)。
映画の描写を見ていると弁護士の方が写っていることはわかりますが、即時抗告をしたような雰囲気は見当たらず…。
なお、審判ですから(裁判ではない)、憲法が定める「公開裁判の原則」は適用「されず」、非公開になります(このように親権を争ったり、離婚の有効無効を争うようなプライバシーが強いものは非公開が原則で、当事者以外誰も入れません)。
2022年最後の劇場鑑賞作品
北九州ロケということで、
ワクワクしながらの鑑賞。
ただ、舞台挨拶のチケットは取れず…
シングルマザーの主人公が子供を
取り戻すためにファイトマネーや
パートをしながら頑張る映画。
ボクシング作品という肩書きだけど、
内容は親子愛が強烈に伝わる。
ポケットマネーからファイトマネーを知らず知らず貰ったり、廃棄弁当奪取を感ずかれて
新しい弁当を買ってもらったりと、周りに気を使われながら生活してるどん底から徐々に
這い上がる姿は応援したくなる。
脚本に詰め込み過ぎ感はあるものの、
自分にはボクシングしかない!って頑張る
姿は感涙…そして、監督の北九州愛!
照明などでの賑やかさやぼっち演出など、
うまくロケーションを生かしてたと思う。
お気に入りシーンは、タイトル戦で会場入りの前に、ポスターにある自分の姿と向き合うカット!あれ大好き!
さらには、エンドクレジットの「北九州市◯◯区のみなさん」でいい所をボランティア一人一人名前がブワァー!
監督も多分漏れてないと思いますって言ってたから、全員出たんでしょう!
ただ、あんなスポーツマンシップの無い
タイトルホルダーは嫌だなぁ…
?
監督が悪いのか?脚本が悪いのか?
話の設定は良いのにもったいない。
女子ボクシングで世界チャンピオンになっても他に仕事しないと生活出来ないよね。ファイトマネーで生活を立て直すのは無理でしょう。
最後はクビになった惣菜屋さんが弁当でサポートしたり、介護施設のせんだみつおさんが元社長の肩書きだったのでスポンサーになって支えるのかと思いきや、伏線でもなんでもなかった。
町の設定が北九州市ではないので良いが、北九州市の人はもっと温かいよ。
北九州市民として北九州市をきれいに撮ってくれてうれしいが素直に喜べない内容でした。
涙我慢出来ない
歳のせい?かもしれませんが、主人公のもどかしさ、寄り添う身近な人達の想い、そして対峙する義母の意地、全てが正解です。最初から見てて最後のクライマックスまでたどり着くと勝ち負けはもう関係ない気持ちになりました。試合に負けても自分に勝って、勝ち取ったものは素晴らしいものですね。映画の後のストーリーは一回り逞しくなった主人公が見えました。
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