ティルのレビュー・感想・評価
全76件中、1~20件目を表示
A Sad Tale Overlooked
Rosa Parks' bus boycott is oft credited for the start of the Civil Rights movement, but the lynching of Emmett Till was the injustice that set that in motion. Exquisitely acted and staged, the loss of Emmett's mother is a sad sight. The bloated body was presented at the wake for the public to see. The final chapter is courtroom drama with infuriating results. A rich drama destined for classrooms.
いつの時代でも女性は社会を変える力を持っている
1955年のアメリカ、ミシシッピ州で実際に起きた黒人青年リンチ殺人事件の深層に分け入る映画は、今に繋がるBLMムーブメントの起源とも言えるが、一つ注目すべきは、主人公が被害者の母親である点だ。
好奇心と冒険心で胸をいっぱいにしてシカゴの故郷を出たはずの息子が、やがて、変わり果てた姿で発見されたとき、母親は心の底から沸き起こる怒りと、何よりも最愛の息子を亡くした悲しみに突き動かされて、アメリカ南部に広がる人種差別の荒野を、ゆっくりと着実に歩み始めるのだ。いつの時代でも、女性は社会を変える力を持っている。
この行動は全ての母親たちの共感を得るだろうし、理屈ではなく、愛を奪われることの苦しみが広く胸に響くに違いない。
最も感動的なのは、彼女に対して懐疑的だった同じ黒人の住民たちが、その偉業に対して敬意を表するようになるところ。
数々の演技賞に輝いた主演のダニエル・デッドワイラーと、製作にも名を連ねるウーピー・ゴールドハーグが配役では目立つくらいで、他はほぼ馴染みのないアフリカ系俳優で固められた本作は、ハリウッド映画の裾野の広さも痛感させる。そこが手垢に塗れていない本作の魅力でもある。
なにこのクソ女ー!
メイミー全然共感できないよ!なんでおじさんのこと責めるわけ?「自分の子供を選んだのね!」って、は?当然でしょ。そもそもお前の息子、おじさんの家に泊まりに来たのに、その家の人みんな働いてるのに手伝わないとか、バカ母に溺愛されて育ったクソガキだよね。まあもちろんだから殺されても仕方ないとは思わないけど、そんなに息子が大事なら、そして南部がどういうところか知ってるなら教育しなさすぎたんじゃない?CMソング歌ってはしゃいでる14歳にしてはあまりに幼稚な息子にもっと教えるべきことがあったよね。不正や差別と戦うことは大事なことです。でもその前に自分がなすべきことがあります。そして人にやってはいけないこともあります。その点このメイミーは私と価値観が違いすぎる。
あまりの理不尽さに怒りおさまらぬ
評価の高い作品ということで鑑賞。
前半は50年代のアメリカの街並みやファッションをきれいな映像で楽しみながら観ていたが、ミシシッピ州に場面が移るとにわかに雰囲気が一転。
こんな理不尽さ、あっていいのだろうか。およそ70年前の事件とはいえ、これは本当に許せない。観終えてもしばらく怒りがおさまらない。
本作はテーマが重過ぎて、映画としての評点のつけどころが難しい。
結論、なぜだか自分の無力さを痛感してしまう作品だ。
ママの愛はいつまでも
とても勉強にはなったけど、どうにも納得のいかない怒りがおさまらん。
『グリーンブック』も思い出してしんどくなる。
人種差別の、人が人を人として扱わない点が何よりも本当に許せない。
皿オタなのでヴィンテージ皿が普通に使われてる時代だから、やっぱ皿に目がいってしまって、ヘーゼルアトラスのリップルちゃんで弁護士さんがお茶啜りながら話してる場面とか、はー当時はこんな感じの家で使われてたんだ、と家の内装含めてとても胸がときめいた。ママのドレスもどれもこれも可愛くておしゃれなママにすごく似合ってて、衣装替えするたびにわくわくした。
のに。
なのに。
白人が出てくるたびに一気に心が沈んだ。
必ず嫌なことが起こるってわかってるから。
ママの心を表し続けてた音楽も、流れてくるたびこちらも不安を煽られてしまった。
とてもいい映画だったけど、同じくらい心が痛かった。
この作品は映画館で観るつもりだったから、フライヤーもらって帰って大事に取ってたのだけど。
観終わってから、フライヤーの表の写真を観ると切なくて泣けてくる。
なんかしんどい映画観た後よくなるんだけど、今回も夜中に何度も目が覚めて色々考えてしまった。
人が人に対してする酷い事沢山あるけど、こいつなら何やってもいい、みたいな相手の人権無視した言動は自分が受けてなくても傷つく。
それが集団心理とセットになるってどんだけの恐怖よ。
ラストの文字部分を映像にしてほしかった
物語は始まったばかり
連続ドラマであれば1話って感じ。
高評価だったので鑑賞したが
エンターテイメントとしては星3つ
もっと盛り上げて
鑑賞後の味わいが深くできたと思う
文字で端折らず映像にしてくれたらよかったのにと思うばかり
アメリカ的な戦う女性
こういった物語を、見るたびに、野蛮な国であると思います。どこの国も人間同じようなものかもしれません。なもしれぬ母親が名も知らぬ戦いをしているから、我々人類は続いているのかもしれません。そんな思いをさせられる映画でした。
極彩色は悲しみの色に変わった
人種差別は世の必然か
アメリカのこの問題は
抜けた色で描く事が多い
だがこの映画はカラフル
豊かな色彩で描かれている
そのポップで強烈な色は
そこに居る人間の残酷さと
悲しみを際立たせている
悲しいが現実である
映画の印象は ー
絶望的理不尽な世界
心を爆発させた演技
このふたつにつきる
映画は終わったが
差別は終わらない
そんな気がする。
※
❇️理不尽な差別問題に喝💢
ティル
ティル
1955年🇺🇸イリノイ州シカゴ
実際に起きた殺人事件
『エメットティル殺害事件』を元にした映画。
黒人の少年が店でレジをしていた白人女性に綺麗ですね、と言った+口笛を吹いただけで、拉致や暴行を受けて殺害される事件が発生。
母親が苦悩しながらも、地道な活動をし、当時誰もが驚く秘策で世界に事件を伝えていく。
❇️理不尽な差別問題に喝💢
◉73点。
★彡どんなに事件が明確になっても、罪から逃れられる白人有利な法律に腹が立ちました。
🌀白人主義ルールをなぜ親は息子に伝えなかったのか‼️と苛立ちを覚えた私❗️
しかし例え話で…
★彡自分の娘に新宿や渋谷は危険だからねと伝える位は言えるが、どんな犯罪の手口や回避する手口までは伝えてないかもと思いました。
これで娘に何かあったら親が悪いのか?
かなり悩む。
🟢感想。
1️⃣映像が綺麗。⭕️
★彡色彩、画角などセンスが良く感心しました。
2️⃣映像になんとも言えない違和感。⭕️
★彡説明できませんが不穏なフラグが感じられテクニックに感心しました。
3️⃣白人主義との戦いが良くわかる。
息子を想う母親。黒人差別と戦う団体の
想いが交差しぶつかる💥!
★彡同じ方向に進むのには時間がかかる事は痛いほどわかる。
4️⃣なぜ息子に黒人のルールを教えなかったのか?💢
★彡やや親戚や親の責任を問いたい気がしました。
5️⃣誰もが驚いた母親の決断‼️
★彡苦しむも本気で考えた母親の決意したある決断が凄い。
🈲ネタバレ保管記憶用
2022年。エメットティル反リンチ法がやっと成立!67年の月日がかかった。
母親なら胸が張り裂けそう
1955年に起きた事件の実話を題材にしています。
14歳の黒人少年エメット・ティル(愛称ボー)は、
歯親の故郷ミシシッピー州のマネーに遊びに行くことに、
母親のメイミーは、
「シカゴとミシシッピー州は黒人の扱いが全く違う」と、
しつこいほど忠告するのですが、メイミーの不安は不幸にも
的中して、ティルは殺害されてしまいます。
その理由も食料品店の白人の人妻に、
「女優さんみたいに綺麗だね」とフレンドリーに話しかけて、
帰り際に、調子に乗って《口笛を吹いた》
・・・たったこれだけです。
口笛に血相を変える地元の親戚の子。
(白人女性に黒人が口笛を吹いたら、どうなるかを知ってる)
白人妻の夫が夜中にメイミーの兄の家に押しかけて来て、
ティルを拉致・・・数日後には遺体になってしまうのです。
アメリカの北部と南部の違い。
映画「それでも夜は明ける」(2013年)の主人公もニューヨークで
音楽家として裕福に暮らしていたのに突然拉致されて、奴隷に売られて
12年間の壮絶な経験をする話でした。
母親が優秀で空軍にただ1人の黒人女性として働く裕福な家庭で、、
一人息子として育ったティルには、南部と北部の違いを
母親から口が酸っぱなるほど注意されても、旅先の浮かれた気分は
止められなかった。
メイミーのそれからの行動は毅然としていました。
遺体をニューヨークに運ばせて、顔が膨れ上がり、頭を銃撃され、
リンチを受けて腐敗しかけた遺体を《公開して葬儀》で行ったのです。
新聞やテレビニュースでも取り上げられて、犯人も逮捕されます。
しかし裁判は陪審員12名がすべて白人でした。
その上、被害者のキャロラインはティルに襲われたと真っ赤な嘘を
つくのです。
犯人は無罪でした。
ここからメイミーの人生が変わるのでした。
それまでは利己的で自分の暮らしが豊かで満たされていれば、
他の黒人の生活がどんなに蔑ろにされても気にしてこなかった。
多分見ないように聞かないようにしていたのです。
メイミーの後半生はアフリカ系アメリカ人の公民権運動に
捧げられました。
アメリカの法律を変え社会を動かすことになった名もなき母親の
愛が描かれた感動作品。
事件から間もなく70年。
だいぶ人種差別は無くなりつつありますが、罪もない黒人が警官に
暴力を振るわれ殺される事件が4年前にもありました。
その警官が有罪になり服役しているだけでも進歩でしょうか。
そしてハリウッドの映画やドラマの主要キャストに黒人少年や
黒人少女やアジア人が当たり前のようにキャスティングされる時代に
なったなぁ、
そんな気がします。
当時の公民権運動の盛り上がりを体感できる
歴史的な事件であり、遺体のショッキングな画像や大体の流れは知っていたが、その裏では遺族の苦悩があったことをこの映画を観て体感することができた。
また、2年ほど前から続くBLM運動にも繋がってくる話である為勉強にもなる映画。
日本に住んでいると黒人差別の深刻さが不明瞭である為、この映画は衝撃的。
この出来事は『アラバマ物語』上映よりも以前に起きた出来事。
黒人に対する差別とかとは別にして、我が子が惨殺にあっている理由だから、それだけで母親が冷静ではいられる理由が無い。
この出来事は『アラバマ物語』よりも以前に起きた出来事。それが実に『怖い』と感じる。色が白いだけで判断すべきでは無い。しかし、こんな出来事があったのに、黒人に対する差別はどうなったのか。しかし、実際は未だに白人のヘイト行為は実在するし『アラバマ物語』上映以降、ベトナム戦争へとアメリカは自由と民主主義をはき違えて行く。そう感じてしまう。
僕はこう言った映画を見ると、鬼畜米英は狂気の思想だと思うが、『脱亜入欧』が『軽佻浮薄な思想』に思えてくる。だから、未だに白人至上主義が残る国に行くのをためらってしまう。それも偏見であるとは思うが『怖い』と思えてならない。特に『銃規制がゆるいアメリカ』は入国するだけでも緊張感が心を覆う。
この母親の様にね。
母親の注意はちゃんと守らなきゃ・・ 日本で言えば昭和の時代の出来事...
母親の注意はちゃんと守らなきゃ・・
日本で言えば昭和の時代の出来事・・
公民権が認められ・・法律で差別は戒められるようになっているが・・
僅か、60年程度で・・2百年続いてきた、差別マインドが変わるとは思えず・・
現実には、内心のレイシストは意識は、何も変わらず、そのままなのだろうなぁと思う。
1950年代のアメリカ南部
主人公(ダニエル・デッドワイラー)はシカゴに住む黒人で、一人息子が南部ミシシッピー州の従弟のところへ遊びに行く。
ところが店番の白人女性に話しかけたため、その女性の夫たちに拉致され、暴行を受け殺されてしまう。
主人公は遺体を引き取り、その様子を公開することに。
1950年代のアメリカ南部の黒人差別は凄まじいが、今も終わったとは言えない。
人類の叡智はどこに行ったのかな。
法案可決までの年月
この手の人種差別をテーマにした作品は
多々あれど、毎度衝撃的過ぎてしんどい。
こんな残酷な事があって、
あんな酷い仕打ちがまかり通って
あんなばかげた裁判ある?!
1900年に同種の法案が初めて提出されてから
200回以上廃案に追い込まれ
可決するまでに一世紀以上もかかったという
この現実が何よりも恐怖
エメットティル事件からおよそ67年
「エメットティル反リンチ法」法案が可決した。
かかった年月が長ければ長いほど
根強い人種差別を容易に想像できる。
実話は強い
この作品を観るまで、この事件を知らなかった。後世に伝える意味でこうした作品の価値がある。無理矢理アメリカに連れて行かれた人々の子孫が何世代も壮絶な差別を受け続ける不条理。ただ、女性に口笛を吹くのは、どんな人種でも失礼ではないかとは思った。勿論、だからリンチにかけていいわけはないけど。口笛を吹いたのが白人の子供だったら、ああはなってないだろうし。
1955年
トヨタ クラウン の観音開きが発売された年で町中には車が走っていない。
スバル360は58年パブリカは61年でこんなに車が走っているなんて。
ホンダは車を作っていなかったけど、F1に参戦したのは62年頃かな?
黒人が戦争に出兵で有名なのは、B17を護衛したP51マスタングで垂直尾翼が赤く塗られたレッドテールかな?
鮮やかな色あいの衣装が良かったです。
人種差別は永遠のテーマですね。
まだ続いてます。
沁みる、見てよかった、かな。
見るかかなり迷う。
ネタバレ以外のレビューを見ると、見てよかったとの感想もちらほらと。冬休みに子供がスキ―教室に行ってる間に旦那と鑑賞、見てよかったかな。
映画の概要どおりの内容です。
カメラ好きな撮り方です、景色もキレイ。
古き良きアメリカ。
子供の表情、うちの子供に似ているな~と旦那と意見が一致。
子供はかわいい。
南と北でこんなに違ったんだな~と、初めて知った。
南北戦争なんて興味なかったけど、南と北でこんなに違ったんだな~とか、南北戦争の結果次第ではアメリカも分裂していた可能性もあったのだな~とか、逆の結果で統一されていたら奴隷解放されず今もだった可能性もあったんだな~とか、いろいろ思う。
リンカーンはスゴイね。
あと、カルピス劇場のトムソーヤの冒険を見ていたときの違和感、あれが分かった。お手伝いさんや畑作業の人がみな黒人なんだよ。なんでだろう?って子供心に思ってた。
あそこミシシッピ州だったよね?、ミシシッピ川の近く?。
ラスカルや赤毛のアンにハイジはDVD買ったのだけど、トムソーヤだけは違和感あって好きになれなかった(人種差別を感じさせる作品だったからなんだな)。
真面目な旦那が見終わった後になんども横で言う。
同じ人間なのになんであんなひどいことができるのだろうかと。
返事をすこし考える。
わたし、昆虫キライなんですよ、大がつくほど、同じ生き物なのに許せないんです。
とくに見た目がアウトでカマキリ、バッタ、こおろぎ(ゴキ)など。
蝶やてんとう虫やトンボなどの見た目が可愛い昆虫は触れるし全く平気。
アリさんも平気だな。
ちなみに旦那はゴキも平気な人でね、手でつかめる。
子供もバッタとか平気だな、カマキリは嫌いみたいだけど。
それで。
カマキリやバッタやコオロギと室内で出くわすと、私はもう尋常ではいられない。
殺虫剤をやたらかけたり、
手元に殺虫剤がないときは食器洗剤大量にかけたりしました。虫さんごめんなさい。
もう息絶えてるにとにかく襲ってきそうで恐怖が勝るため、これでもかというほど殺虫剤や食器洗剤をかけまくる。
何もない時は掃除機で吸い取ったり。
それをしているときに逃げられたら部屋にいるのも怖いから目を離せないし、でもそのままでもいられないから目で存在を確認しながら掃除機に手を伸ばして吸い取ります。
今は一人暮らしじゃないし、虫がでるような部屋じゃないから問題ないですが、虫がでる部屋で暮らしていたときはそんなかんじでした。
上記がわたしの旦那への回答です。
「わたしにとってのカマキリやバッタだったのではないかと思う」と返事をしました。
当然のこと旦那は理解できず、何言ってんだ?みたいな顔されました。
「相手に対してひどいことができるということは、自分より低く見ているからで、同じ人間とは認識していないと思う」ということを再度伝えました。
旦那、無言。
人種差別って、人種差別にすら本当はなっていないのではないかなと思う。
たぶん人種って思われていない、だからできちゃうんですよ、たぶん。
少し前に観光先に行くため直行バスに乗りました。
すごく混んでいて座れなかったのですが何故か一か所だけ席が空いていました。
空いていた理由は二人掛けの席に黒人の男性が座っていたからです。
そこまで拒否らなくてもって、なんかガックリしました。
うちの子供、英会話ならっているせいか、外人誰でもOKなんですよ。
喜んで座っていました。
うちの子が座ったら、私に隣に座るかと聞かれたので大丈夫と答えました。
子供に何か話かけてくれとしつこく言われて仕方なく...。
アメリカから来たと言われたので、
アメリカのどこかと聞いたら、なんと!ニューヨークでした、すごい!と子供と盛り上がる。
ニューヨーク行ったことありますか?と日本語で聞かれて、そこからは日本語での会話になりました。ディズニーランドがフロリダにあるとか。
目がとてもキレイな人でした。
バス降りたあとで、子供と話したことは。
世界の中心の町、ニューヨークに住めるということは、彼は教授か社長などのスゴイ人物かもしれない、ニューヨークは家賃が高いから仕事がしっかりしていないと住めない。
人を肩書や見た目で判断すると逆にだまされることもあるんだよ。
どんな場所でも、悪いひとはいるし、良い人もいる。
付き合っていくうちに少しずつ分かっていくことなんだよ、とかね。
今でも、黒人の妊婦さんは産院でスタッフから差別を感じたことがある人が多いそうです。
白人と黒人とでスタッフの対応が違うらしいです。
若い頃に同僚と見た、天使にラブソングをの人がお婆さん役でした。
見た目変わっていたので分からなかった。
ウーピー・ゴールドバーグは、忘れられる前に自分たちが語り継ぐ必要があると、どこかのインタビューで答えていました。
この映画は概要どおりに進むし内容が暗いため集客が見込めないとの意見が多かったそうですが、ウーピー・ゴールドバーグが自分も出るし見てもらえるからとのことで、作成されたそうです。
今もガザとイスラエル、ウクライナとロシアとか、色々あるけど。
現地に行って何かをすることはできないけれど。
目を逸らさないで、遠くからでも声を上げ続けることも大事なことなんじゃないかな、とか改めて思いました。
母親の愛情が映画全体に感じるやさしい映画でもあります。
知らないことは意外と多い
実際に起きたリンチ事件をもとに作られた作品。
作品を見ることによって
いまだに社会に蔓延る問題を知り
考えるきっかけになる。
つい最近まで、
法による規制もなく
真実もうやむやなままだったと思うと
なんて理不尽な社会なのかと思う。
理不尽なものをそのままにしないためにも
社会の人間が広く当事者意識を持ち
問題が存在しているということを認識しなければならない。
その一助として
映画というエンタメに昇華するというのは
とても意味のあることだと思う。
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