「現在の女子高生とビートルズの対峙的な構図がやたら多くて怖い」ミスタームーンライト 1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢 ゆりなさんの映画レビュー(感想・評価)
現在の女子高生とビートルズの対峙的な構図がやたら多くて怖い
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Filmarksにも書いたが、当時活躍された方々のインタビューはあらすじ通りで良かったとして、結構な頻度で挟まれる制服を着た女子高生推しが怖い。女子高生が回転寿司を食べたりすることとビートルズになんの関係が…?監督の趣味なのだろうか、やたら挟まれて怖かった。2019年の尾崎豊の映画もそうだがこのようなタイプのドキュメンタリー映画はどうして現代の若者(特に女子高生)と無理やりテーマを絡まそうとするのだろうか。
ラストの「あなたの好きなビートルズの曲は?」と100人近くの素人に聞くのも興味無かった。ビートルズの武道館公演の裏側を見にきたのになんでテーマと関係ない映像を延々と見なければいけないのか。
また来日した際に乗った飛行機内で対応したキャビンアテンダントさんが、ポールマッカートニーが飛行機内で書いて出して欲しいと渡された手紙の相手の女優をバラしたり、ジョンレノンの上着を見てないところで抱きしめて周りのキャビンアテンダントに笑われたという話に恐怖を覚えた。あくまでも客なのにプライベートな手紙の相手をバラされたり上着を抱きしめて周りも止めないのはどうなのか。そしてそれを嬉々として話すって…(時効なのか?)個人的にはインタビューメインではなくビートルズの映像や音楽がもっとあると期待していた。
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