「なみのゆ」炎上する君 まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
なみのゆ
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42分間の短編映画でしたが撮影中、監督自身
何度も号泣してしまったそうで、思い入れが詰まった作品になったとの事。
医学部入試問題、歳の差真剣カップルなど女性へ
相次ぐ発言や対応に抑圧されていた梨田と浜中。
二人は親友同士。
これを銭湯の中での会話はシュール。
だが真剣そのもの。
そこから世の中に対して不満を彼女達なりにアピール。何故か脇毛をたくわえて、高円寺商店街の一角で踊り出す。小さな反骨精神。
笑ってはいけないけど笑う。
普段着、サンダル、化粧無し、銭湯、痴漢
日常の中の彼女達。
「消費されない女たちになりたかった」の言葉は
印象的。
LGBTや容姿問題に対しても「君は悪くない」
と大声で梨田が解き放つ。素晴らしい声!
本当そう思う。それは自由だよね。
コロナ禍での撮影中断もあり、途中でゆっきゅんの明るい歌声には救われたのではなかろうか。
この作品を製作するには相当パワーが必要だったと思う。42分間に素敵で魅力的な部分が多かった。お疲れ様でした。
帰りに足が燃える男の靴下を購入。デザインが可愛い。履く度にこの映画を思い出しそうです。
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