クリード 過去の逆襲のレビュー・感想・評価
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成功しても振り切れないでいた過去との決別。 いい話だなー、子供とリ...
成功しても振り切れないでいた過去との決別。
いい話だなー、子供とリングに上がるのは観客が帰った後に持ってきたかー…と思っていたら、本編終了後に主役俳優の趣味に付き合わされる不思議な時間が待っていたw
まあまあだった
クリードも三作目ともなるとロッキーもあまり関係ない。無名のアマチュアレスラーが、いきなりタイトル挑戦とは、コミッショナーはどうなっているのか。ほぼアドニスの一存で決めている感じがする。メインの試合は、急にケージが現れたり、心象風景みたいな表現で冷める。おまけのアニメもつまらない。
違和感。
クリード3部作みたいだけど、これいるかね?
「プロデビューがタイトル戦」なんて、全く絵空事でしょう。
アポロ家に養子だった設定なんて、取ってつけたようだし、ドラゴの息子が友情出演させるなら、こっちももう少し時間割いてもいいんじゃないのかな…
友情、家族、ライバルとの確執、詰め込み過ぎて何となーく全てが中途半端な感じ。
それに加えてエンドロール後のアニメ…何あれ?
終始モヤモヤした作品でした。
M・Bジョーダンさん・・・ロッキーの悲哀無しにこのシーズは成り立たないのよ
サタデーレイトショー『クリード 過去の逆襲』
注***ネタバレあり
クリードの一発目は面白かったし・・・
前作ではあの”ドラコ”登場〜2世代対決に盛り上がりましたが・・・・
ロッキーシリーズから脱却を狙ったのか!?マイケル・B・ジョーダン
キルモンガーにヴァルキリーに征服者カーン
出演陣は、アメコミ作品でも人気の役者さん揃い踏みなので、演技的には何の文句もないし、身体作りの説得力も半端ない!!
ただ訳あってロッキーと離れたならその説明は絶対必要なのに完全スールに怒りを覚える。
ストーリー的にも感情移入出来ないので、ボクシングシーンも過去最低レベルで、まったく盛り上がらない結末。。。
オマケのアニメも何じゃこりゃって感じで、公開2日目のIMAXレイトショー20名くらいでは大コケ確実のシリーズ終幕ですね。
伏せたい過去。
兄弟の様にいつも一緒にいたクリードとデイム、過去の出来事がきっかけでボクシングを通して闘う話。
施設育ちの二人、施設の父親代わりだったレオンから虐待を受けてたクリード、たまたま街であったレオンへの復讐で...身代わりで刑務所へ入ってしまったデイム、刑務所へ18年と入ってる間、何の音沙汰もないクリードへ復讐を!から始まるストーリー。
クリードシリーズの3作目とは知らず観に行ったんですが楽しめました。
話が上手くまとまってたんで逆に気になったんですが1、2作目はどんな話だったんだろう?!
冒頭から流れるRAPの入りからカッコよく終始面白かった!
SHINJIDAI
前2作を予習してから鑑賞。26日公開作品は前作がある作品が多かったので予習に直走りました。
引退の花道を飾ったアドニス・クリードが昔の友達でムショ上がりのデイムとリングで合間見えるという作品になっています。両者ともにマーベル作品のヴィランとして名を馳せたマイケル・B・ジョーダンvsジョナサン・メジャースという、キルモンガーvsカーンという見方もできるのもなんだか味があって良かったです。
マイケル・B・ジョーダンは今作が初監督作品であり、その影響か、全体的に手堅くまとめて作られているなと思いました。前2作ほど手に汗握るバトルやドラマは今作では薄かったかなと思います。
アドニスの父親としての面や指導者としての面が強く描かれており、選手としての魅力が発揮できていたかというと少し微妙なラインです。
ただ、いざ試合になるとガチムチな男2人の熱いタイマン勝負が堪能できるのでそこは最高でした。
デイムが唐突にヴィランと化すので、ガタイのいい兄ちゃんから急にモンスターになるまでの過程が描かれないというのもどこかもどかしいところがありました。
しっかりと強いんですが、その強さが急にリミッターを振り切ったかと思いきや、ちょっと強いくらいの実力になるのも違和感がありました。
それでも日本のアニメを意識したバトルシーンが多く描かれており、「はじめの一歩」はその中でもより色濃く描かれていたかなと思います。それほどまでに日本のアニメが世界に大きな影響を与えているんだなと思うと嬉しくなります。
エンドロール後のマイケル・B・ジョーダンが製作を務めたアニメ「CREED:SHINJIDAI」のPV的なものが流れます。
これが個人的には結構ハマって、クリードからはかけ離れて日本のサイキックバトルものみたいな感じにはなっていましたが、これ映画でもアニメシリーズでもどこかの媒体で見たいなと思いました。しっかりと吹替まで用意していましたし、アニメのクオリティも高そうでしたし、短編で良いから観れたらなと思いました。
ロッキーの出ないロッキーシリーズ、少し寂しいところはありますが、新時代へと一歩踏み出したんだなぁと前向きに考えることにしました。クリードシリーズはここで一旦終了なのかな…。ここで何度も現役に復帰してもなとは思いますが笑
鑑賞日 5/26
鑑賞時間 12:00〜14:15
座席 F-8
概ね満足
あれだけ育ててくれたロッキーの名が一回も出てこなかった事に違和感。
前回病気持ちの設定だったんだろうし、死んだのなら写真でくらい登場してもいいのでは…?
スタローン関わってないと思いきや、エンドクレジットには名前あるんだよなぁ。
あとロッキー4以上にMTV化してるのも気になる。
スタローンの血🩸
ジルベスター・スタローンがプロデュースしてるだけに、しっかりスタローンの血が流れている。人生は年齢じゃない、努力と根性で渾身のパンチが炸裂する、76歳のスタローンが今もリングに立ち続けている。ロッキーからクリードへ引き継がれたテーマは健在だ。善悪関係なく敗者に同情させる手法もシリーズ共通、悲惨な人生を這い上がったデイムに拍手を送ったのも束の間、その後の彼の人生がどうなっていったかを考えずにはいられない。
クリードⅣとクリードの娘の将来も楽しみ。
ジョナサンメジャースさん怖いよぉ
ボクシング映画を初めて見たけど大迫力でした。闘いのシーンはリアルだったし、4DXで見たけどシーンに合わせてイスが動いたり。本当のスポーツもリアルタイムでこれ取り入れてほしいなと思いました。
ストーリーは単純明快で、こういうの好き!と思いました。とはいえ「いやいやいきなりタイトル戦とか雑じゃない?」とか「社会的立場があるのに、幼馴染だからって色々ダメじゃない?」とか、マイケルBジョーダンさんが一般人を殴っちゃったり、ツッコミたい点は色々ありました。
その分ストーリーをシンプルにサクサク進めるためだと思い目をつぶりました。しかしジョナサンメジャースさんの演技が狂気じみて怖かったです。反則技を繰り返したりギャングとつるんでたり、うちに秘めた凶暴性が身の毛のよだつ思いでした。実生活でも凶暴なので、もう演技ではないなと思いました。
音楽でいえば、出だしからDr. Dreのウォッチャーから始まりバイブス上がりました。そういえばMCUでテッサトンプソンが作中でDr. Dre (のメアリーJブライジの曲)を聞いてたような気がしたことを思い出しました。
公開2日目の映画館でしたが、4DXが自分一人だけでした。クリードって人気ないんですか?見た方が良いですよ。
エンドクレジットを最後まで付き合わない方がいい。
本編終了後のアニメで余韻が台無しにされた。
このアニメの中で「俺はお前をクリードとは認めない!!」ってセリフがあったが、
まさにそれだ!!!
本編は良かったが全てひっくり返りました。
過去を撃ち抜け 未来のために
マイケル・B・ジョーダン
1987年カリフォルニア州生まれ
幼少期よりキッズモデルで活躍し
徐々に俳優業に進み25歳くらいまでは
TVドラマに出演
(この時点でボクサー役も経験)
2013年「フルートベール駅で」
で主役を演じ高評価を得
同じ製作陣で撮られた
2015年「クリード」で
ノースタントでファイトシーンを
演じ評価を確実のものとした
今最も活躍を期待される俳優である
自分はジェイミー・フォックスと
共演した「黒い司法」での演技が印象的で
セリフより表情で演技が出来る
素晴らしい俳優だと思いました
同じくらい卓越した演技力の
高橋一生の映画と同時公開で
迷いましたがこっちにしました(笑)
IMAXレーザーで観賞
でどうだったかというと
これまで父の宿命が中心だった
ストーリーから自分の過去の話
となった事を
ジョーダン自らが監督となって
アドニスを描写すること
しっかり出来ていたと思います
自分にしかできないという
強い気持ちがスクリーンから
飛び出してきました
ストーリーはシンプルですが
それが逆に良かった
IMAXシーンがまた良かったです
フィラデルフィラから故郷
ロサンゼルスに移り
栄光を手にし
劇的な引退試合を遂げ
プロデューサーとして
成功する妻ビアンカ
娘アマーラに囲まれ
次なるチャンプを育てる
日々を送るアドニスの
前にある「男」が現れます
その男は
デイミアン・アンダーソン
かつて孤児院時代に
兄弟のように一緒におり
拳ででっかいダイヤを
掴みとってやるという
野望と才能に溢れた
デイミアン
"ダイヤモンド"
アンダーソン
しかしデイムは18年
刑務所暮らし
出所した足でアドニスの
元を訪ねてきたのです
アドニスはデイムと
わかると食事に誘い
その後の世話を申し出
ボクシングをやりたいと
言うのでアドニスはジムの
提供を申し出ます
ロートルだろうという見方の
周囲をよそにアドニスは
デイムの面倒を見ようとし
現ヘビー級王者チャベスの
スパーリング相手にすると
あまりに粗っぽく大顰蹙
しかしアドニスは
デイムをかばい続けます
なぜここまで?
しかしデイムはやがて
チャンプとタイトルマッチを
させてくれと言い出します
アドニスもそれは無理だと
止めますがチャベスの
対戦相手が丁度不祥事を起こして
対戦が難しくなりスケジュールを
変えられないとアドニスは
デイムにチャンスを与えます
かつてアポロがロッキーを
咬ませ犬で指名したかのような
条件で・・
そしてタイトルマッチ
無名のデイムは当然誰も知らず
チャベスファンしかいない会場
しかしデイムはストリートと
ムショ仕込みのダーティープレーで
チャベスを完膚なまでに叩きのめし
ベルトを奪ってしまいます
そのスタイルが許せなかった
アドニスはデイムのもとへ
行きますがそこでデイムは
お前の地位・家庭・作り上げたもの
全てを壊してやると言い放ち
アドニスを殴りつけます
でもアドニスは殴り返しもせず
黙って背を向け去ります
なぜ?
忘れ去りたい過去
孤児院で虐待を受けていたレオン
という男をアドニスがぶちのめし
仲間が反撃に出てきたところで
銃を抜いたデイムは逮捕され
服役することになりましたが
アドニスはその場を逃げ出して
いたのでした
また母メアリーはデイムの
ムショからの手紙を
アドニスに伏せており
デイムの口からそれを知り
状態の悪い母を感情のあまり
詰ってしまいます
アドニスの過去を受け入れたい
ビアンカとも関係が悪くなって
しまいます
チャベスが重傷を負い
デュークとも関係が悪化
そしてそんなどん底の時
母がついに亡くなり
深い悲しみの中でアドニスは
ビアンカにすべてを話し
この絶望から立ち上がるために
デイムからベルトを取り返す
決意を固め特訓を開始します
そしてかつてあっちの
WBCの決勝の場でもあった
ドジャースタジアムでのタイトルマッチ
もう引退して3年
体のあちこちもボロボロだと
アドニスの下馬評は決して高くなく
デイム優勢の様相でしたが
特訓で弱点を克服したアドニスは
徐々に形勢を逆転
あの時逃げた自分の幻影に怯えながら
生きてきた過去を纏ったデイムごと
殴り飛ばし見事ベルトを奪回します
試合後デイムはまるで憑き物が
とれたかのようになり
アドニスは逃げたことを謝罪
あのいきさつはお互いまだ若く
ガキだっただけだとデイム
和解することが出来ました
観衆の声援もセコンドの声も
聞こえない二人の世界
二人にとって拳で語り合うことで
18年が浄化される描写は
素晴らしかったです
デイムにストマックをぶち抜かれ
思わずうずくまるシーンは
みんな殴られた気分になる臨場感
すごかったです
IMAXがおすすめです!
誰にでも忘れたい過去はある
でもそれを拭い去って先へ進まないと
生きていけない
いつまでも有名人の過去のネタを
面白がるネット界隈
お互い様なんだからもう少し
他のことで話題にしてあげなよと
思ってしまうところですね
IMAXで撮った映像は凄い! でも何となく後味の悪い新章3作目で残念
「ロッキー・サーガ」の大ファンでほとんど劇場で観てきました
前作もシリーズ屈指の名作で大好き、なのでこの後どんなドラマが展開されるのか楽しみにしてましたが少々期待外れだったのが正直なところです
ドニーはすでに引退しジムの運営側に回っており、高級車と豪邸、そして大成した嫁とかわいい娘に囲まれた悠々自適な生活を送っている
その生活が刑務所から出所した幼なじみデイミアン(以下、デイム)の復讐心によって脅かされていくが、ドニーが再びリングに上がりデイムと死闘を繰り広げ最後は勝って守り抜くというストーリー
デイムの手段は悪いかもしれないけど、そもそも彼はドニーを守ろうとして捕まり青春時代も含めて18年間もの間 服役生活を送ることになったわけで、母親の手紙の隠匿があったとしても音信不通にして唯一の友達を見捨てたのはドニー自身、自分だけ成功しそれをやっかまれたからってデイムを極悪非道のヴィランとして描きクライマックスの死闘に勝ったのを見せられても全く共感できず、むしろなんだかなあという気分になり、このシリーズで初めて後味の悪さを感じました
本作の製作意図が全く理解できない
ロッキー・サーガの生みの親シルベスター・スタローンさんが納得いかず本作には出なかったのも大いに同意です
そのせいでただでさえイマイチなストーリーがロッキー不在により更に仕上がりを悪くさせてしまったのは否めません
ネガティブな事は置いておいて、もちろん良いとこもあります
幼なじみデイムを演じるのは直近では「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で今後のMCU最凶のメインヴィラン・征服者カーンを演じるジョナサン・メジャースさん、危険な匂いプンプンで常に爆発寸前のヤバそうな男を怪演しています
ボクシングのシーンもデイムはプロではないので我流の戦い方、格闘技っぽくやっててほとんどケンカの域(笑)、それがまた最高に合ってました
本作の監督は主役のドニーを演じるマイケル・B・ジョーダンさん、彼の監督デビュー作でもあります
人の内面を主眼に描き、重厚な人間ドラマとして仕上げた確かな演出に“監督”としての大いなる可能性を感じました、作品自体の空気感はとても良かったですね
そして本作はIMAX認証カメラで撮った作品なのでIMAXで鑑賞、ボクシングのファイトシーンのみがIMAXでその他は通常のスコープサイズ、その切り替えも全く違和感ありませんでした
スポーツ映画では初のIMAX撮影とのことで、どんな感じかと楽しみにしてましたが、臨場感はさすがです
体を打ち合う重低音が腹の底どころか全身に響きわたり、まるで自分が殴られているかのような感覚をもたらし、殴られた顔や体の筋肉が引きちぎられる様に変形し振り回されたり、汗がほとばしるのをスローモーションで描くド迫力の未体験映像が凄かったです
やはりこのシリーズはロッキーの存在なくしては語れないと思います、彼の存在自体が無いかの様に全く触れずに進めてはいけない
もう一本、是非スタローンさんの納得いくストーリー展開でロッキー復活を願います
ロッキー抜きは、やはり弱いか…
今回はロッキー抜きとは聞いていたものの、セリフの中にすら出てこないのには違和感を感じずにはいられない。
何かロッキーとクリードの話は無かった事にされたような感じにはちょっと寂しくなってしまった。
ただ、今回主演のマイケルBジョーダンは監督もやっていたわけで、ロッキー抜きでどこまでクリードを独立したものとして存在感を出せるか挑戦したかったのかもしれない。
前2作のドラマ性は残しつつも試合のシーンでのスローモーションを多用した漫画的な描写は監督のこだわりと思われ、とくにクライマックスでの試合シーンの独特の世界観は今まで見たことのない魅せ方で興味深いものとなっていた。
クリードの対戦相手になるデイム演じるジョナサンメジャースは、MCUで主要ヴィランとして起用されている俳優だが、本作では圧倒的な存在感を見せ見応えあった。
他にもロッキーシリーズお約束のトレーニングシーン等はクリードシリーズにも継承され、やはり観ていて元気が出る。
と、それなりに良かったポイントもあったが、全体としては配信でも良かったかなという印象。自分は通常の字幕版で鑑賞したが、ひょっとしたら試合のシーンとかはIMAXで観た方が良かったのかもしれないとも思った。
それだけドラマよりも試合のビジュアルが印象に残ったとも言えるかもしれない。
やはり俳優が監督をやるのは難しいか、他の監督ならもう少しドラマに深みが出たようにも思えるが、そう考えるとやはりスタローンって凄かったんだなと痛感した。
【”ホントに今作で終わりなのかい?”クリードが抱える暗い過去が明らかに。リングシーンは短いが、迫力あり。今作のMVPはクリードの友であり最強の敵になる男を演じたジョナサン・メジャースだと思います。】
ー 冒頭、クリードを演じるマイケル・B ・ジョーダンのコメントが流れる。
”僕は日本のアニメが好きなんだ!エンドロール後のアニメも観てね!”てな感じで。-
◆感想
・クリードシリーズは第一作、第二作とも劇場で鑑賞したが、彼がスターダムに駆け上がって行く姿が、キチンと描かれていて面白かったモノである。
・クリードがチャンプになった今作はどのように展開するのかと思ったら、クリードが有終の美を飾るファイナル戦で、押されながらも的確に相手の動きを読み後半ボディブローでよろめかせて、フックでマットに沈めるシーン等、ナカナカである。
・だが、その後クリードは燃え尽き症候群に陥るが、そこに現れたのが服役を終えた、幼馴染のディミアン(ジョナサン・メジャース)であった。
- 回想:ディミアンは若きクリードが施設で、二人に苛めをしていた男に偶然会い、殴りつける。そして、ディミアンは銃を手にしたところで、捕まりクリードは走って逃げる。その後、入所したディミアンはクリードに頻繁に手紙を書くが、クリードの母がそれを隠していたり、クリード自身も一度も会いに行っていない事が描かれる。-
・過去の償いをするかのように、クリードは自分のジムにディミアンを入れるが彼のボクシングはルール無用のファイティングスタイル。そして、クリードが育てた新チャンプの相手を、”誰かが”傷つけ、新チャンプの相手はクリードが推薦したディミアンになる。
ー この辺りは、描き方がやや粗い。大体イキナリタイトルマッチに新人が出ても良いのかい?-
・だが、ディミアンは反則をしながらも、新チャンプを倒してしまい、クリードを挑発するのである。
■クリードVSディミアン戦
・第一、第二ラウンドと新チャンプ有利に進み、イキナリ第三ラウンドは無観客になり、イキナリ11ラウンドになる描き方。
ウーム。観客がVFXである事がバレてしまったような気がする・・。
そして、年齢的にマイケル・B ・ジョーダンもジョナサン・メジャースも長時間のボクシング撮影は厳しかったのだろう、と推察する。
・だが、最終ラウンドの描き方は良かったと思う。クリードがダウンするもディミアンのボディを責めて、一瞬開いた顔面を見舞うストレートはナカナカであった。
■沁みたシーン
・試合後に、クリードがディミアンの控室を訪れ、謝罪するシーン。それを赦すかのように、若き頃と同じようにタッチを交わすディミアン。
彼は、根っからの悪人ではなく、クリードと違って孤独な男なのである。それをジョナサン・メジャースが見事に演じていると、私は思ったのである。
<それにしても、あのエンドロール後のアニメは今作がロッキー及びスピンオフのクリードシリーズは終わりだよ、と告げているのだろうか・・。>
男臭さとボクシング映像力
悪友との微妙な関係、ドラゴとの友情をボクシングを通じて感じとれる。
男っていいね!と思える映画、
パンチを食らったときに飛び散る汗と血が鮮明で、ボクシングのすごさを十二分に楽しめる。
ロッキーと一切関わっていないところが自然で、すがすがしい。
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