クリード 過去の逆襲のレビュー・感想・評価
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『明日のグリート』リキ◯シト◯ルの息子さ
凄い!
アンギラスVSゴジラは
ゴジラの逆襲だった。
この展開は読めなかった。
日本だと『飢餓海峡』『砂の器』みたいな話になるものね。アメリカだとこうなるんだね。
『ロッキー・ザ・ファイナル』で、あと2歩(誰が、あと2段足した?)と言うセリフの意味が分かった。ロッキーの消息は、ほぼ消えている。潔い。
スポーツはやはり自分ですべきである。ここで描かれるは興行と考えるべし。従って、キャッチーで出鱈目で良いのである。
リキイシ◯◯ルからカ◯ロス◯リベラまで、色々な出鱈目っぽいキャラクターが登場しているが、『あした◯ジョー』は名作である。
なるほどね。友情。家族愛。良いんじゃない。
『巨人◯◯』は駄作だが『あした◯ジョ◯』は、梶原◯◯先生の傑作。
〃興行でも、ボクシングには緊張感がある。『のたり松太郎』をアニメ化してくれないかなぁ。
さて、ロッキーはいずこ。
強い者が更に闘って勝者になっても感動は生まれない
快傑マスクtheゾロ!?
ウ-ム 予想外の暑さ、夏じゃねぇ~?
て思えば・・・
今日は寒いじゃんかよ~ もう・・・
体の体温調整が全く狂ってる 今日この頃のオイラです。
マスクも外す?着ける?やっぱ外す?
とりま着けて、周囲みて外してりゃ外すかの人多そう。
でも本音は、口元未化粧と、髭未処理が原因では・・・ですね。
横目で世間を気にしながら
今日も劇場へ。
今日は「クリード 過去の逆襲」 観たよ。
この作品も、前見た「ドリームプラン」もやけど
作品方向がなんとく似てて。
過去であっても既に強いヤン。
更に闘って勝利してもね。何も生まれないのよね。映画的に。
製作にスライの名前が。
あ~やっぱりと思った。
アポロ・クリードの息子の話。
アドニス・クリード(主役):マイケル・B・ジョーダン氏
何と監督も兼任!
そりゃ やりたい放題だよね。
デビュ-戦でタイトル戦とか、
復帰戦で勝利とか 見え見えの展開。
笑いも驚きも感動の涙も出ないな。
これの展開。 自分が孤児ホ-ム出身の時
ホ-ム長がイジメしててそれを受けてた話。
ホ-ム出た後 数年後それの復讐を暴力でやってたら、
警察来て 兄弟と言われる男が拳銃で相手を脅したんで
その男はムショ行き成ったって事でしょ。
兄弟義理なのにムショに一度も面会に行かなかった事が
発端で 今作メインのボクシングでケリをって事の根底に・・・。
案外薄味な展開ですね。そう思いました。
最後 相手に勝ったアドニスが デイミアンに
一度も面会に行かず 済まなかったと謝って終わり。
最初から そうしとけよ。 それで終わる話だな。
ちょっと思ってた展開じゃなく、熱い感動涙は
有りませんでしたわ。
良かった点は、
ボクシングシ-ンの 打ち合いですかね。
そこは 中々魅せてくれてた様に思います。
ボディが変形する描写、衝撃で汗がぶっ飛ぶ所の絵は
良かったと感じます。
エンドロ-ル上がってから始まるアニメの予告が長い。
火星での近未来の話。なんで未来に火星まで行ってまで
ボクシングやってんだか・・・何がしたいのか意味分からん。
アレは無駄な作品宣伝コ-ナ-だったと思うね。
このシリ-ズが好きな方は
劇場へどうぞ。
過去との闘い。そして継承され続けていく
『ロッキー』のスピンオフとしてファイトが始まった『クリード』ももう3作目。
アメリカでは『ロッキー』も含めシリーズ最高のヒットを記録し、もはやスピンオフではなく人気シリーズという“王座”を確かなものに。
今回の話題は主演マイケル・B・ジョーダンが監督デビューして兼任。スタローンも自らメガホンを取り、これはもうシリーズの恒例か。
『ロッキー』から『クリード』へ。スピリッツも製作スタイルもしっかり継承し、王者アドニスの新たな闘いは…?
いきなりだが、リングから退く。
前作のドラゴJr.との激闘で身体はボロボロ、ピークは過ぎた。
それでも引退試合は勝利を収め、華々しい花道を飾った。
引退後は後進育成に。妻ビアンカや難聴の娘アマーラ、育ての母メアリー・アンとの仲も良好。高層マンションで暮らし、何もかも幸せの絶頂。
あのアポロの息子として鳴り物入りでロッキーと共にチャンピオンを目指していた頃が遠い昔のよう…。そういやロッキーも『1』では底辺の人生だったが、『3』や『4』の頃はチャンピオンの暮らし。ヘンな家事ロボットもいたっけ。ここら辺までロッキーに習って…?
でもそんな時に、決まって現れるのだ…。
デイミアン・アンダーソン。通称“デイム”。
アドニスとは幼馴染みで兄貴分。彼もまたプロボクサーを目指していた。
が、ある罪で逮捕。刑務所を出たばかり。
アドニスは家族に紹介し、ジムにも招待。
かつての親友同士の再会。その喜びを分かち合っていたが…。
アドニスが育てた現チャンピオン、フェリックスのタイトル戦が控えていた。
相手はあのドラゴJr.。大注目のビッグイベント。
が、あるパーティーの乱入者の襲撃でドラゴJr.が怪我をし、試合は絶望的。
大金掛け注目集める試合を今更キャンセル出来ない。誰かいい対戦相手はいないか…? そんな時…。
俺をリングに上げてくれ。デイムはブランクはあるものの、かつてプロボクサーを目指しリングにも上がっていた。
兼ねてからアドニスに頼んでいたが、アドニスはこれを拒否していた。が、しかし…。
現チャンピオン対無名の挑戦者。これはこれで盛り上がる。アポロ対ロッキーのように。
かくして試合の日がやって来た。
これが最悪のゴングであったのだ…。
技術や実力もフェリックスの方が上。今旬の現チャンピオンとピークを過ぎた元アマチュア…誰の目から見ても明らかだった。
が、デイムの挑発にフェリックスはペースを崩す。加えて、反則スレスレの攻撃。
優劣逆転し、遂には…。新チャンピオン誕生。
劇的な形勢逆転に歓喜に沸く所だが…、あまりの出来事に騒然。アドニスも素直に喜べない。
プロやスポーツマンシップに反するようなデイム。
彼の目的はチャンピオンになる事ではなかった。
全ては、アドニスへの復讐…。
兄弟同然に育ったアドニスとデイム。その絆は育ての母メアリー・アンより濃く。
2人は施設に居た時、レオンという男から虐待を受けていた。
ある時、レオンと再会。カッとなったアドニスはレオンに殴り掛かる。レオンの仲間もやって来て、デイムが銃を持って助けに現れる。そこへ、警察が…。
怖くなったアドニスは隙を突いて逃げる。
デイムは罪を被り、刑務所へ…。
アドニスの過ちで刑務所に入れられた。
その間アドニスはボクサーとしてチャンピオンになり、家族も豪邸も手に入れた。
欲しかった地位も名声も俺の罪被りでアイツは手に入れやがった。それを全て奪ってやる…。
親友同士の感動の再会じゃない。元親友同士の因縁の対峙だ。
デイムの気持ちも分からんではない。
罪を被せられた。しかも面会にも来ず、手紙の返信すらしない。
アドニスはこんな薄情者だったのか…?
デイムはアドニスに投げ掛ける。また逃げるのか? お前の人生は逃げてばっかりだ。
怖かったのだ。少年アドニスの気持ちも分からんではない。
人には誰だってある。最低最悪の過ち、誰にも言えない過去…。
映画としては本作で初めて明らかになったけど、アドニス自身としてはずっとずっと心の影だった筈。
消し去ろう忘れ去ろうとはしていなかった筈。だからこんなにも苦悩を…。
手紙に関してはメアリー・アンが関与していた。ありがちだが、息子を守りたかっただけ。
メアリー・アンとアドニスの母子ドラマとしても。何となく察しは付いたが、悲劇が…。
時に本音をぶつけ合ったりしながらも、支えになるは愛妻の存在。夫婦愛は『ロッキー』からのこのシリーズの源。
そして、愛娘。どうやらボクシングに興味あるようで…。
そんな娘に、父はチャンピオンボクサーとして弱い姿を見せられるか。
自身の過去、後悔、苦悩を打ち明け、アドニスは決意する。
現役復帰。リングで“過去”が待ち受けている。
その過去を断ち切り、今を掴め。
マイケル・B・ジョーダンは今回も熱演魅せてくれるが、今回は演出に注目したい。
特別斬新とか類い稀な才能とかではないが、そのスタイルは正統派でストレートパンチ。
アドニスと家族、デイムとの関係をじっくりと。
勿論シリーズ恒例の熱いトレーニングシーンやエキサイティングなファイトシーンも。
キャラ描写やファイトシーンに日本のアニメから影響受けたというのは何だか嬉しい。今をときめくハリウッドスターも日本アニメ好き。偉大なり、日本アニメ!
王道的な心揺さぶる人間ドラマ×血沸き肉躍るボクシング映画。
アドニスの“過去”として立ち塞がるデイム。演じたジョナサン・メジャースの存在感も申し分ナシ。
MCU目線で見れば、キルモンガーvsカーンだね…なんてお楽しみもあり。
それだけに、売れっ子として今後も引く手あまただったメジャースの不祥事が残念でならない…。
アドニスの新たなドラマとしても、ジョーダンの初監督作としても上々。
今回も良かった。
が…
前2作ほど盛り上がり切れなかったのも事実。
個人的な要因は、2つ。
まず、1つ。
話は確かに悪くない。
が、アドニスがデイムと再会した時、端から誠心誠意謝罪していれば済む話だ。
映画としての盛り上がりやアドニスの内心の弱さも分かるが、ここまで拗れなかった筈だ。
とは言っても、2人はボクサー。拳で語り合って和解する。
全く、ボクサーって奴は…と思うが、それが魅力なんだけどね。
2つ目。
これは多くの方がすでに指摘してる事。
ロッキー/シルヴェスター・スタローンの不在。
いや勿論、今回思い切ってロッキーから離れ、本当の意味でアドニス・クリードの新たなドラマを作ろうとした意欲は買う。
いついつまでも頼ってちゃあいけない。アドニスだってもう立派なチャンプだ。一人立ちして新たな物語を作る時だ。
それにロッキーは、前作で有終の美を飾ったと言っていい。また引っ張りだしたら蛇足になる。
ただ残念だったのは、ほとんどロッキーへの言及が無い事。
今のアドニスにロッキーの存在抜きで語る事は不可能。師であり恩人であり友だ。
だから今ロッキーがどうしてるとか、例えば完全にボクシングの世界から退き息子夫婦や孫と余生を穏やかに暮らしているなど台詞上でも多少触れて良かったと思う。
なのに、全く触れられない。アドニスが苦境の時、必ず支えになってくれたのもロッキー。今回の苦境に一切スルーなのは不自然でしかない。
スタローンと製作サイドに何かあったとチラッと聞いたが、何だかまるで干されたようで寂しい…。
何だか訳ありの恩義ある人へ心の内を素直に切り出せないアドニス自身を地で行ってる…?
以上の少し物足りなさはあったにせよ、これがアドニスの新たなドラマにして“最後のドラマ”であっても悪くはない。
あのラストシーン…。ファイターの着地点は穏やかなものだ。
『ロッキー』から長い休息期間を経て『クリード』が始まったように、いつかまたリングに上がる時が来るかもしれない。
その時はアドニスはセコンド。リングに上がるのは、ひょっとして娘かもしれない…。
難聴抱えながらも父のようなチャンプを目指す。父と二人三脚で。
ロッキーとミッキーのように。ロッキーとアポロのように。ロッキーとアドニスのように。
マンネリと言われてもいい。継承され続けていくマンネリズムに、私たちは熱く燃えるのだ。
クリードの最終章
主人公のアドニス・クリードが現役を引退したあとのストーリーです。
幼少期、兄弟同然の付き合いだったデイムと偶然再会し、物語は過去を遡りながら展開していきます。
18年間刑務所に服役していたデイムは、それを感じさせない肉体で、アドニスの肉体と見比べても遜色ありません。
過去を忘れたいアドニスと、過去を携えてやってきたデイムのやり取りは、会話だけでも緊張感があります。
トレーニングのモンタージュや試合のシーンはクリード2に軍配が上がりますが、引退後に色々な想いを胸に返り咲いたアドニスの姿に感動なしでは観られません。
是非劇場で、今回最後になるであろうアドニスの勇姿を見に行ってください!
2023/5/28 8:51
話の流れはロッキー
話の流れはロッキー、ロッキーありきのシリーズに
ロッキー不在。
劇場公開時、そこが気になり見に行かなかったが、
アマプラに出たので。
やはりスタローン無しのロッキーシリーズは、いちごののない
ショートケーキの様。
クリードの家はめちゃくちゃでかい。ロッキー4の時の
ロッキーの家よりでかい。今のプロスポーツは数年前に比べると異常に儲かるよね。
今回の揉め事の原因の幼なじみ。友人守るための銃を出したので18年は長いなぁ、、で、デビュー戦がタイトル(しかも何本かベルトあったな)は無いよね。
あと、ディムの攻撃、肘とかは反則なのはわかるが、腕を殴るって反則になるのかな?
ファイナルでロッキーがライセンスで揉めたりしたリアリティが弱かったな。色々な場面で。前作のドラゴの扱いも雑だった。
何より、やはりロッキー無しはねぇ。
色々あったみたいだけど。
クリード1で、ロッキーシリーズは終わりで良かったんで無いかというのが、個人的感想。
てか、クリードが引退って、、時間の経つのはほんと早いなぁ、、、
劇場で噂のアニメはアマプラにはなかった模様。
戻るしかない…
引退してしまったら映画は終わってしまう。本作はロッキーの出番なく、クリード完全作品。ドラゴの息子以降の最強の敵キャラを作るのは中々至難の技。ムショ暮らしが長いアマチュアが世界ヘビー級チャンピオンになれるのは非現実だが、単なるボクサー映画に留まらない、むしろボクシングシーンよりも過去の因縁に悩まされる姿に焦点を置く人間ドラマ。やっぱり敵は最強にして最凶でないと倒した際のスッキリ感がなく、あっさりしてしまう。さらなる続編はあるのだろうか。
ツッコミ処満載のご都合主義映画。
いくら何でもあり得ない設定が多く、ご都合主義的展開が続き、
俺は途中でシラケまくって観る気が失せた。(一応、最後まで観たが)
まず、あれだけの事で刑務所に18年も入る事はない!
という事は、他にも多数の罪を犯していたのか??
その描写がないので分からない!
それにしても18年という設定は殺人でもしてなきゃ・・・
いくら何でも長過ぎない??
いくら刑務所の中で鍛えていたとはいえ、
アマチュア経験があるとはいえ、一人でボクシング技術を磨く事など不可能!
何よりチャンプより年上の刑務所に18年も入っていたオジさんが、
試合経験もないのに、いきなりタイトルマッチが組まれるなんて・・・
そう言えばプロテストは受けたの???
もし、組まれてもそんな試合に客が集まる訳ないだろ!?
しかも、反則気味とはいえ勝つなんて!展開が無理矢理過ぎるだろ。
もうここで、完全に気持ちが離れてしまいました。
リングの外で素手で殴るし!
この時点でプロボクシングのライセンス剥奪でしょ!?
最後の試合シーンもなんか普通で、
ロッキー・シリーズのようなカタルシスがまるでない。
ここら辺の盛り上げ方が下手!あのテーマ曲をかけないでどうする!
バカバカし過ぎて本当に割り切って観ないと見れない!
割り切って観れた人は普通に面白いのかもね?
このシリーズも「ロッキー」のように、ダラダラと続いていきそう・・・
セレブの邸宅探訪
公開直後だというのに劇場ガラガラでした…
主人公の負け犬感が薄い、というか成功者が結局また成功する話なのが大衆受け(特に日本人受け)しないの分かるし、正直クリード1・2のように"たぎる"感覚はなく。 クリードがセレブすぎて、豪邸すげぇ!バルコニー広い!洗面台めっちゃ長くない!?ロフトの床ガラス張りですか!と、どうしたってデイミアン側の目線になってしまいました。
最後あっさり仲直りしたのも、なんかねぇ...
本国では1位をとったと聞いていたが、客足の悪さに納得してしまう出来だったと思う。
特典映像の意味不明なアニメーションは蛇足だった。せめて本編上映前に流して欲しかった。特典映像の内容と上映タイミングも作品の低評価へ影響しているかもしれない。
続編はあるのだろうか。だとしたらクリード娘のストーリーとなりロッキーサーガ初の女性主人公が誕生するのだろうか。もうそれケイコ目を澄ましてがあるから別にいいかなぁ…
なにはともあれマイケルBジョーダン監督&主演お疲れさまでした。
こんな体に憧れる!
こんな体になってみたいほど体がバッキバキ✨
ロッキーは全く出ず、クリード完結映画でした。
いきなり引退の話だったんで少しビックリ。
デイミアンがもっとヒールとして突き抜けてくれてたらもう少し面白かったかなって印象です!
クロスカウンター!
ロッキーからのクリードまでがだいすき過ぎて公平なジャッジができませんからね、わたしは。
でも、うーんって感じ。
デイミアン役のジョナサン・メイジャーズさんがよかったと、ばちっと断言できます。
娘さんの事とか、クリードがデイミアンと戦うまでの過程とか、盛り上がりどころとかちょっとモヤる。
でもクリードさんの家がすてき❤️
原点回帰か?
これは原点回帰の「ロッキー」を意識した作品。
視点がクリードなので、逆の立場から描いてるんだけど、ただ対戦相手のブランクから一発でのタイトル戦なんてありえない。もう少し地に足のついて成り上がってきた挑戦者として欲しかった。そこまでの闘いがグレーだったとしても。
なので、その相手とクリードが闘うといっても観てるものとして気持ち的な盛り上がりが起こらなかった。
引退
相手役が印象的だった。
井戸の底から空を妬ましく見上げる目というのだろうか…まとわりつく過去を体現してるようでもあり、ナイスなキャスティングだった。
対クリード戦に向けて鍛えあげてきた肉体が、またその執念を物語っているかのようだった。
なかなかにスムーズな展開ではあったものの、幼馴染とのタイトル戦に向かう動機がいまいち弱く感じた。立ち向かう敵というよりは、過去の精算みたいな印象が強いし、12R戦った割にはクリードの顔は綺麗だった。動機がどうこうよりも、ダメージを負いながらも向かっていく精神にこそ、ロッキーのDNAがあるんではなかろうかと思う。
ただ、試合後のロッカールームのシーンは胸にくるものがある。
もっとお互い死力を尽くした感があれば尚更だったと思われる。
つまりは、試合のシーンがあまり良くなかったのかなあって感じ。
途中、2人だけの世界なんて表現もあったりして、タイトル戦ではない表現もあったりするものの…手に汗を握るような感覚はなかった。
何より、物語が長いというか延びてる感が…。
コレが最終章らしく思い入れが強いのも分からなくはないが…ただ、この作品のファンには堪らないのかもしれないな。
俺にはハマらなかった。
どこまでも沈んでいくような黒く重たい泥のような相手役の雰囲気に、全部持ってかれた感じで、その泥を吹き飛ばす程の覇気がクリードにはなかったように思う。
冒頭、デンプシーロールのような表現があったのは楽しかったけど、ああいう体勢ではないようにも思う。
一歩の方が説得力ある。
格闘家目線(?)でネタバレで解説します。
(一作目、二作目はとてもおもしろかったです! しかし観るのに体力のいる映画なので見返しておらず、色々忘れている状態です)
冒頭、クリード、もう引退試合なんですね、選手生命は短いなあ…
妻とイチャイチャするのよかった
出所したデイムにチャンプとの試合を組んであげるクリード。同門試合って有りなんですね? こんな無名の挑戦者でお客さん呼べないと思いましたが、きっとデイムのバックグラウンドをいっぱい宣伝して、貧困層やアウトローの人気を獲得したのだと思います。
母が隠していたデイムの手紙に添えられた写真の男、誰?
新チャンプとなったデイムに挑むことにしたクリード! 特訓シーンがこのシリーズの好きなところです。みるみるムキムキになっていき、古傷をカバー!
そして決戦…けっこう短かった。もうちょい起伏があると満足度が増したと思いますが、この映画はオッサンふたりの美し過ぎる筋肉美を堪能するための映画なのです。
デイムは最終ラウンドで顔面にストレートを立て続けにくらって敗れます。
デイムは若い頃に服役して試合に出れなかった分、ケガをすることもなく、絶頂期の身体をコールドスリープしたかのように現在に持ち越せたのです。しかしアゴへの衝撃は筋肉ではカバーできません。試合経験の少なさからガードを疎かにするしてしまい、敗因となりました。
おそらく年齢的に傷の回復も遅いのでしょう。
それは、結果チャンプに戻ってしまったクリードも同様です。故にクリードの新たなステージは、火星の、アニメの世界へと突入するのです。
(という理解になりました。二人ともカッコよかった!)
お前は野獣だ
クリードシリーズの3作目ですね。
スタローンが出ないのは寂しいですが…。
今回、序盤でアドニスは引退し、次代のチャンプを育てています。
そんな中、幼なじみのデイムと再会し…。
マイケル・B・ジョーダンとジョナサン・メジャースの身体の仕上がりが凄いですね。
最後のファイトシーンは引き込まれました。
劇的なKO決着も良い感じです。
ビアンカとの間にアマーラという娘が生まれているのですが、このミラ・デイビス・ケントという子の演技はとてもチャーミングでしたね。
将来性のある娘さんなのではないでしょうか。
ロッキーシリーズやクリードシリーズが好きな方にはお勧めです。
(MCU俳優が多いですね。キルモンガーにヴァルキリー、征服者カーンと3人そろってます)
これで終わりでよい
残念ながら、想像を超える面白さはなかった。ストーリーも予想通りに進んで行き大大円を迎えました。つまらなくもないけど、個人的には全く胸熱にならず終了。敵はもっとクズにしないと話が盛り上がらず、クリードに感情移入もし難い。前半のクリードの試合展開もラストの伏線になっておらずただロッキーのオマージュシーンを入れただけのように感じた。
なんかユニバース化したいみたいだけど、ここらでクリードシリーズともお別れのように思いました。やっぱりロッキーシリーズの方が私は好きです。
ロッキーの登場しない違和感を独立した作品と割り切るかで見方も変わるが監督デビューとしては悪くないかな
クリードシリーズは、前二作の出来も良くやはりロッキーの晩年を描く部分のウエイトも多くて、世代間差のあるバディ物の様相だったのだが、今回はスタローンは出演せずに、アドニス・クリードと家族と過去の友人を中心にしたドラマで、副題にある「過去の逆襲」に相応する内向的かつ内省的な立ち位置の独立した作品として見よう!(結論)
ネタバレあり
マイケル・B・ジョーダンの初監督作品として、ゼロから観ると悪い作品では無いが、ロッキーや過去のクリード作品とすると些かで、見方も変わりこれまで以上に、内向的かつ内省的な描写と内容で、戸惑ってしまう側面が強い。
ロッキーシリーズは、いつも最終的には自分との闘いに勝ち負けより挫折しても、立ち上がる姿を描き続けてきていたので、踏襲してるとは、思うが重要なメンターでもあったロッキーがいない違和感はどうして残る。
過去の逆襲して来るのは、自分の代わりに罪を背負いボクサーとしての未来を不意にしてしまった男デミアンだが、悪役の側面よりもいつかは向き合わないと進めない過去(トラウト)として突然現れ、アドニスを揺さ振る。
デミアン役のジョナサン・メジャースの得体の知れない不安を想起する姿と着衣姿だと年齢的な中年体型を想起するが、チャンピオンとの試合で初めて鍛え上げられた肉体をみせる場面は、コイツ強いゾ!観客に印象づける。スポーツ映画は、俳優の肉体や動きにどれだけ説得力があるかが重要でドラマは定番でも過程も含め重要だと思う。
過去作と繋がりとして、アドニスの家族や強敵でもあったヴィクター・ドラコが再登場する件もあり、育ての母を失う悲劇もあり、迫力がある試合場面と個人には突然無観客会場になるシュールな試合描写(鈴木清順か?)などの見せ場もあり楽しめるが、試合後の締めが若干長くてやや説明的にも感じるので、ここら辺はキレが欲しかった。個人的には『ロッキー3』のような終わりが最高かな。
ちょいと気になるのは、娘の暴力性についてのアンサー的な描写や刑務所仲間を使っての工作をして無理矢理に試合に持ち込み、勝った後に典型的なヒールになってしまうデミアンの描写に深みがあっても良かったのでは?と思うが、ロッキーの登場しない違和感を独立した作品と割り切るかで見方も変わるけど、監督デビュー作としては悪くない。
余談
しかしマイケル・B・ジョーダンは、泣き顔がサマになる肉体派だよな
あとアポロ・クリードの青春とチャンプへの道を60年代から70年代の世相を交えた『クリード0』(カール・ウェザースは祖父とかの役で)やロッキーのトレーナーとしての晩年を描いた本流の続編『ロッキー7 完結編』(スタローン主演脚本)は観たい!とマジ思う。
本編後にスタッフロールが終わった後に、アニメ版クリードの日本語版予告が流れてきて、初めて企画と内容を知ったが未来の火星?が舞台のボクシングアニメになる様子だが、あしたのジョーを原案にSFアニメにした『NOMAD メガロボクス』とダブるぞ。果たして出来栄えいかに?
ダメダメの嵐
オイラ自身の生涯ベスト作品シリーズの「ロッキー」。そしてその流れを組む本作。それなりの期待をして鑑賞。
ん? なんじゃこりゃ?
ロッキーのようなハングリーさを全く感じないグリード。そして急に話がご都合主義的に進むストーリー。薄っぺら過ぎるやろ!全く感情移入できないわ!そして無理矢理、ロッキーを登場させない演出。そしてなによりダメダメな格闘シーン。どの戦いもただの打ち合いで、ロッキーシリーズのような駆け引きやらが全く無い。ラストのタイトルマッチもそのシーンはたったの10分程度。いきなり最終ラウンドって……。一体何を考えて演出しているのか?さらにいうと、最後の試合なんてもっと実況やら観客やら打ちのめされた前チャンピオンやら事前に盛り上がる演出要素が全くできてない。
さらにさらに、久しぶりにリングに立つグリード。練習ではコテンパンなのに本番は、急に強くなってるし。ロッキーは、この途中のトレーニングの過程を大事にしてたぞ。
という事やら、やっぱりスタローンがいない事や、ビルコンティの名曲が無いのは、感動には至らないということだわ。
観客もメチャクチャ少ないし。
この番組はDAZNの提供でお送りします。 色々思うところもあったけど、最後の短編アニメで全て吹っ飛んだわっ!∑(゚Д゚)
『ロッキー』シリーズから派生したボクシング映画『クリード』シリーズの第3作。
現役を引退したアドニスの前に、刑務所帰りの旧友デイムが現れる。彼らの間に横たわる因縁が、2人をリングの上へと誘う…。
○キャスト
アドニス・クリード…マイケル・B・ジョーダン(兼監督/製作)。
ビアンカ・クリード…テッサ・トンプソン。
製作にはシルベスター・スタローンも名を連ねている。
ここ数年、『ロッキー』シリーズのプロデューサーであるアーウィン・ウィンクラーとの関係が悪化しているスタローン。
自らが生み出した『ロッキー』シリーズの所有権を主張しているスライですが、それが受け入れられるどころか逆にシリーズから追放されてしまいました…😢
ロッキーのいない『ロッキー』シリーズなんてうなぎが載っていないうな重。そんなもんに価値はあるのか?と思ってしまうが、とりあえず鑑賞してみることに。
本作はシリーズの主演、マイケル・B・ジョーダンの初監督作品。主演が監督もこなすという『ロッキー』シリーズからの伝統を受け継いでいるというのは結構熱い。…スタローンが居ればの話だけどね。
そんなMBJの初陣ですが、まぁそつなくこなしたわね、という印象。
丁寧なストーリーテリングで目立った瑕疵は見当たらないが、バーニング・ハートなポイントも特にない。
優等生な映画ではあるものの、男と男の熱い闘い、ドキドキさせるロマンス、心を震わせる人間ドラマ、そういった『ロッキー』スピリッツが今一つ伝わらなかった。
本作のライバル・デイムは「もしもロッキーがクソ野郎だったら…」というwhat ifなキャラクター。
彼を演じるジョナサン・メジャースといえば、今後の「MCU」シリーズで大ボス・カーンを演じることが決定している次代のスター俳優であるが、どうやらプライベートでは色々とゴタついているらしい。
マネジメント会社から契約を解除された…っておいおい大丈夫か?
今後のキャリアが不安なメジャースだが、今回の演技は文句なしで素晴らしかった✨キレたら何をしでかすかわからない凶暴性を、表情と佇まいで見事に表現!あの何を考えているのかわからない顔面が怖すぎる…´д` ;
何より、ヘビー級ボクサーを演じる上での身体の作り込みがハンパではない!どうやったらあそこまで分厚くなれるんだってくらい筋肉モリモリ。『ロッキー3』の時のミスター・Tにも匹敵するスーパーマッチョ💪
MBJの身体も素晴らしいのだが、メジャースと並ぶと「そんなに細くて大丈夫か…?」と心配な気持ちになってしまう。スピードタイプvsパワータイプの戦いってことなんだろうけど、どうしてもメジャースの方が強そう。作劇的にはそれでいいのか、という気もしますが、メジャースの身体の作り込みには敬意を表したい。
アドニスが過去の過ちと向き合いそれを克服するという、これまで以上にシリアスでダークな物語。そのため、クライマックスまでは結構しんどい思いをしながら鑑賞することになる。
その溜まったフラストレーションがラストのタイトルマッチで一気に発散される!!…という展開になれば良かったんだけど、その試合描写がイマイチなんだよなぁ…。
周囲の観衆が消え去り、リングの上に立つ2人の戦士だけが残る。アニメ好きを公言するMBJらしく、日本のスポーツアニメではお馴染みのこの表現を実写に取り入れている。こういうの『ピンポン』とか『スラムダンク』を思い出しますよね。
まぁぶっちゃけこの演出があんまり上手いこと行っておらずちょっとダサい。
明確に問題ありだと思ったのは、途中の死闘をすっ飛ばして唐突に最終ラウンドが始まっちゃったこと。2人だけの世界での闘いを除けば第1ラウンドと第12ラウンドしか描かれてないじゃない!
やっぱりボクシングって途中経過も大事だと思うのです。起点と終点、そしてその間を繋ぐ心象的な映像だけを観させられても、イマイチ燃えないんだよね🌀
『クリード1』では『ロッキー1』を、『クリード2』では『ロッキー2』と『4』を踏襲したかのような作劇を見せていたこのシリーズだが、本作では『ロッキー3』と『5』からの影響を感じる。ブランクからのカムバックという点では『ファイナル』の香りも少々あるか。
3作品を通して『ロッキー1』〜『ファイナル』までをリビルドしたかのようなこの『クリード』シリーズ。そういうところが優等生的というか堅実というか無難というか面白みに欠けるというか…。
プロデューサーはウィンクラー一族、脚本は『クリード1』の監督だったライアン・クーグラーの弟であるキーナン・クーグラー。ライアンも製作/原案としてクレジットされている。
完全にスタローンの手を離れ、ウィンクラー&クーグラーファミリーに乗っ取られてしまった『ロッキー』シリーズ。映画と実人生が混ざり合ってしまうというのはスライの特徴の一つだが、身内に裏切られて全てを失うなんてまるで『ロッキー5』じゃないか…😅
どこまでいってもロッキー・バルボア=シルベスター・スタローンなんだなぁ…と、本人が出演していないのにも拘らずそう強く思った次第であります。
とまぁなんだかんだと書いてきたけど、エンドクレジット後のオマケ短編アニメの印象が強烈すぎて、ぶっちゃけ映画本編の内容が全部ぶっ飛んだ😂
そりゃ冒頭に「オマケアニメがあります」という説明があったけどさぁ。まさかこんなとんでもない内容だとは思わないじゃないっすか。まさかシリーズの次回作はこれで行くのかMBJ!?
そんなわけで、最終的には「やたらとDAZNのロゴがいっぱいあるな〜。沢山お金を出したんだろうな〜」ということしか覚えていない映画でありました。
うーん…、シリーズの方向性はこれでいいのか?カムバック、スタローン!!
あっさり味
「ロッキー」シリーズも「クリード」シリーズも大好きなんですが、今作は評価が難しい……
ストーリーとしては、「クリード」一作目と対になっています。
アドニスを施設から連れ出したアポロの妻(クリードの実の母ではない)が余命いくばくもなく、アドニス自身もすでに引退しているところへ、その施設時代の友人がやってくる。
つまり、もし養母が引き取りに来なかったらアドニスもこういう人生を歩んでいたかもしれないという鏡像のような相手であるデイミアン(デイム)。
今作は、まさに「クリード」が描き残してきたアドニスの幼少時代の過去(生い立ち)と闘う話です。
そうした、ストーリーの大枠自体は悪くないと思いました。
しかし、脚本がかなり荒いのはやはり気になりました。
過去が急速に追ってくるということなんでしょうけど、デイムが一気にチャンプになってしまう展開は違和感があるし、養母の死の意味づけもいまいち弱いと感じました。
試合の勝利への展開もロジックが十分でないし、あっさりしすぎでしょう。
「ロッキー」シリーズは大げさな音楽とどん底から這い上がるような過酷な鍛錬の末の勝利が持ち味だと思うんですが、今回はどちらもこれまたあっさり風味でしたね。
あと、残念なのは、娘ちゃんの間違った暴力性が制御された力へと脱皮する展開を絡ませるという手もあったと思うんですが、そこはあまり深掘りされませんでしたね。
ただし、マイケル・B・ジョーダンの肉体の説得力は今作も十分にありました。そういうところは彼のファンです。
あとおまけのアニメはちょっと続きが見たいですね。
意外にオモロ
子どもの頃見てた、ロッキーシリーズの続編?という事で、鑑賞。
ちなみにこれがシリーズ3作目との事ですが、前2作は全く見ておりません。
あまり期待はしてなかったのですが、訳アリの少年時代の親友との対戦というストーリーが、意外にちゃんと練られてて良い。
それと、ボクサー役の俳優が、どの人も本物のボクサーっぽく、それがリアリティー度を高めてて良いです。相手のボクサー役の人は雰囲気がマイク・タイソンにちょっと似てません?
普通に考えればムショに20年近く入ってた人が、いきなり、しかも世界タイトルマッチでデビューとかありえないんですけどね。
まあそこは映画って事で。
こういう格闘技系のものって、男は何かたぎりますよね(笑)。
スタローンは出てないですけど、前2作は出てるんですね。
勝利の時の音楽で、ちょっとだけロッキーのテーマが流れる以外はロッキー色無いので、ロッキーを知らない世代の人でも楽しめるかと。
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