クリード 過去の逆襲のレビュー・感想・評価
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過去の清算
「クリード」シリーズの第3作!
【あらすじ】
アドニス・クリードはチャンピオンとなり引退し、後進のボクサーの指導に当たっていた。そんな中幼馴染のデイムが出所する。行く宛のない彼をアドニスは自分のジムに誘うのだが、デイムには狙いがあり、アドニスもデイムにはある事件で負い目を感じていた…。
【感想】
クリードシリーズもついに3作目!
今回はロッキーは登場しませんが、ロッキーが居なくても引っ張っていけるくらい今作のキャストにも魅了を感じました。
特に敵役デイムを演じたジョナサン・メジャース。彼の存在感がすごかった。
出所したばかりの負け犬の目つきから、試合になるとワルの目つきになる変化に驚かされました。
他の映画と比べるのも野暮かもしれませんが、MCUのカーンよりよっぽど重厚感がありました。
また、良くも悪くも実生活での事件から、やばい奴の雰囲気に拍車がかかっていました。笑
ストーリーは新人ボクサーが急にチャンプに挑戦なんて、そんな無茶な…と最初は思いましたが、ロッキーVSアポロを引き合いに出したのはうまいなと思いました。
そして、クリードとデイムのボクシングシーン。これには賛否あったのではないでしょうか?
監督も兼任したマイケルBジョーダンが「ナルト」にインスピレーションを受けた演出でした。
自分はナルトも大好きですが、今回の演出は否の意見となってしまいます。
クリードとデイムが精神世界で2人で戦う演出でしたが、
自分はボクサーとしての、たくさんの観衆、熱い解説の中で激しく打ち合う2人が観たかったです。
ただ、他のメディア…しかも、日本のアニメから着想を得て・取り入れたのは素晴らしい挑戦だと思います。
これからのマイケルBジョーダンの監督業でもこのような挑戦を続けて欲しいです。
クリードも3作目、これが結局最終作か分かりませんが、できればまだまだ彼がリングに上がるところをみたいところ。
【お気に入りのシーン】
トレーニングでのミット打ちのシーン。
スタローンのいないクリードなんて
脚本にちょっと無理があったかも
新しい!けど盛り上がりはイマイチ
今作品を観て最初に感じたのは「新しい時代になったんだなぁ」ということ。
ファイトスタイルも、リッチになってからのファッションセンスも、ビアンカとの夫婦関係も、徹頭徹尾泥臭かった「ロッキー」シリーズと比べて、アドニスは新世代らしいアップデート感がある。
まぁそもそも子ども時代として描かれる年代眼が2002年なのである。20年前なんだから当然と言えば当然なのだが、そりゃあ新しさを感じるわけだよ。
舞台装置的な新しさだけではない。前作「炎の宿敵」で激闘を繰り広げたドラゴ(息子)が、パーティに来てくれたり、スパークリングパートナーをしてくれたり、めっちゃフレンドリーなのだ。
アドニスとドラゴはただの対戦相手ではなく複雑な仇敵関係だったというのに、なんかもう普通の友達。何なの、ドラゴめっちゃイイ奴じゃんか!これが新時代のライバルなのか。
もう一つ、新時代だなぁと思ったのは、「クリード過去の逆襲」がかなりの黒人映画でありつつも、過去の黒人映画とは全く別のアプローチでこのテーマを描いていることだ。
今までの黒人映画とは「歴史的にこんなことがあった」という啓蒙活動的なものだった。悲惨な事件、差別と戦う姿、そういった歴史をドラマにして次世代に残すもの、それが黒人映画の系譜なのだ。
一方、「クリード」は大半のキャストが黒人でありながらも、そういった問題にはほとんど触れない。触れないが、劇中で「過去を無かった事には出来ないが、過去にとらわれ過ぎてはならない」話は何度も繰り返される。
そして、互いに謝り互いに許し、互いに「あなたが悪いわけじゃない」と歩み寄るのだ。
これまで「じゃあ、どうしたら良い?」に答えて来なかった黒人映画に対して、「許したい」「理解したい」を明確に打ち出した新時代映画と言えるだろう。
個人的に、ファイトシーンの演出はかなり気に入ったし、今まで述べたように新機軸を打ち出しつつストーリー自体を手堅くまとめきった部分はかなり評価できる。
が、なんか今ひとつ盛り上がりに欠ける感じはある。
あくまで「クリード」シリーズであり、「ロッキー」シリーズと比べるのはお門違いだと思うが、ロッキー・バルボアに比べてアドニス・クリードはマトモ過ぎて遮二無二に応援できないのだ。
ロッキーは単純で口下手で基本的にダメな奴なので、「俺に出来るのはボクシングだけだから」的な展開に「まぁ、ロッキーに色々求められないもんな」と思える。ひどい言い方だが、ロッキーからボクシングを取ったら何も残んないだろ、だから頑張れ!ってこと。
対してアドニスは「いや、お前なら他にも色々とやりようがあるでしょ」と思ってしまう。
娘に合わせて手話もできるし、おままごともできるし、ジムの経営も出来る(何ならちゃんと利益を出してチャンプも育ててるし、改装だってやれる。やっぱりロッキーとは違いますな)んだから、わざわざリングに上がらなくても良いんじゃない?と感じちゃうのだ。
もしかしたら「炎の宿敵」が良過ぎてハードルが上がり過ぎちゃったのかもしれないけど。
控室の2人
❇️こんな陳腐なストーリーありえへん。💢エンタメだな
クリード 過去の逆襲
🇺🇸2002年〜現代カリフォルニア州ロスアンゼルス
昔地下ボクシングで連勝していたダミアンとその付き人でセコンドしていたクリード。
二人の間に何があったのか?
18年超えの再会。
過去の闇がよみがえり、まさかの展開になっていく。
ロッキーからのスピンオフのクリードシリーズ3作目!
❇️悪党がいないストーリーはインパクトも薄い。
★彡やや無理がある設定で残念だし、時間の経過が感じられなかった。
◉68点。
★彡記憶には全く残らない良作でした。
🟢感想。
★彡スッキリしすぎて何を食べたんだろうか?
ってな感じ。
今回のクリードは闇が深く、怒りや償いなどの感情から戦う力を吐き出している印象を受けました。今どき引退してからの復帰や過去強かったからってチャンピオンと戦うなど茶番過ぎてはないか?エキシビジョンだとしたらもっと渋い。
★彡バンナやアーツだってブレーキングダウンでも戦うのはきつそうですよ。😆
🟢良かった点。
試合の展開や相手の弱点などわかりやすく観ていて楽しい試合展開。
今回の敵はそんなに悪でもないのは共感できる。
また過去のトラウマや仲間の想いなどさりげなく伝える演習が素晴らしい。こんな安易な展開は下手したら相当酷く、炎上映画になりかねないのを、上手く火消しを抑えている演出になっているのに感心しました。
🤜🏾🤛🏿🍾🥊🏟️
面白かった。
素晴らしい役者
デフの娘さんが素敵
ロッキーの偉大さ
何か蛇足でしかなかった昔のよしみ
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