クリード 過去の逆襲のレビュー・感想・評価
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ロッキーは出ないんですね
前作どころか、「クリード」シリーズ未鑑賞なのですが、予告の迫力に興味をそそられて鑑賞してきました。その昔「ロッキー」シリーズを4作目までしか観ていない自分でも、内容は十分に理解でき、おもしろかったです。 ストーリーは、世界チャンピオンにまで上りつめ、今は現役を退いたアドニス・クリードの前に、彼が子どもの頃に兄と慕いながらも、自らの不始末がきっかけとなり逮捕されてしまったデイムが、18年間の服役を終えて現れたことをきっかけに、アドニスが再びリングに上がり、デイムと自身の過去に向き合っていくというもの。 本作は、アドニス自身が目を背けてきた過去に向き合うことが最大のテーマです。そのため、アドニスとデイムの因縁にずっとスポットを当て続ける展開となり、登場人物はそれほど多くなくて話もシンプルです。それでも、デイムとの間に起きた出来事の真相をなかなか明かさず、ためてためてラストの試合にクライマックスをもっていくという展開のおかげで、最後まで飽きずに楽しめます。 肝心の試合のシーンも、最初に描かれたアドニスの引退試合はかなり見応えがありました。試合巧者のアドニスがピンポイントで狙いを定めて勝利を引き寄せた姿が、なかなかかっこよかったです。また、最後のデイム戦では、パンチの衝撃の大きさがびんびん伝わる演出に目が釘付けです。 ただ、全編とおしてアドニスの内面を描くことに重きを置いたため、試合のシーンが少なくなってしまったのは残念でした。最後の試合のシーンも、二人が互いに向き合うという意味で演出を工夫していたと思いますが、試合の臨場感という意味では半減してしまったように感じました。それに、初戦では汚い手を使い、アドニス戦前には弱点をしっかり研究していたデイムが、そこを狙わず、正面から撃ち合っていことも解せません。試合もいつのまにか最終ラウンドになっていて、死闘というにはやや呆気ない幕切れに感じました。 とはいえ、試合後、リングの去り際に見せるデイムの穏やかな表情はとても印象的でした。その後のロッカールームでの二人のやりとりには、涙腺を強く刺激されました。ここでハッとしたのですが、これはすべてデイムの筋書きで、自らがダーティーな役どころに徹し、アドニスを再びリングに上げ、自分を倒させることで、アドニスの抱えた闇を晴らし、彼を救おうとしたのかもしれません。ちょっと考えすぎかもしれませんが、それぐらいデイムが悪い奴に見えなかったということです。そこで気になるのが、彼が書いた手紙の内容です。そこだけはちょっと引っかかります。 キャストは、マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、ジョナサン・メジャースらです。中でもジョナサン・メジャースの演技が秀逸で、本作一番の立役者だと感じました。ちなみにロッキーことシルベスター・スタローンは製作には関わっているものの、出演はしてないんですね。ちょっと残念でした。
話の内容・・・ もう少し練れなかったかな・・・
見終わった後の率直な感想としては、『ロッキー』シリーズの寄せ集め的な内容で構成された作品って感じかな。 親子愛の部分を強く描いている点では、この作品の方が上だけど。 話の組み立て方なのかな? 引退から始まって→問題の人物が登場→新チャンピオン誕生→過去を清算するために現役復帰。 こんな流れなんだけど、別に引退から始めなくても、過去を清算した上で引退の流れでもよかったのでは? なぁんて思えたりもしたんだよねぇ・・・ もう少し練れなかったのかなぁ・・・ 何か、消化不良のまま劇場を後にしたのであった。 まぁ、『王様のブランチ』の映画コーナーでインタビューでも話していたけど、ファイトシーンは見ごたえはあった。 ロッキーが登場しないのは残念だけど、引退から始めるのであれば、ロッキーに報告入れるシーン挿入しても良かったんじゃないかな。 とは思えた。
ロッキーはどうして助けない・・・
「ロッキー」のスピンオフで始まった本作品も、いよいよ単独の作品になり、「ロッキー」シリーズを通して考えても結構なシリーズとなった「クリード3」を見てきました。 本作品、ロッキーは出てきません、完全にアポロの息子のお話になりました。 少々お話に無理があるように感じますが、全体的にはよく出来ています。しかし、最後は私の好みのラストではありません。 また、こんな話だからこそ「ロッキー」が出てきてもよかったのにな・・・ 今回、主演であるクリードを演じたマイケル・B・ジョーダンが本作品の監督もしていますが、よく描けているとは思いますが、しかし、どうなのかな・・ちょっとテンポが悪い・・・ 本作品、本国では大ヒットしていたので、この後のシリーズの続編は当たり前のように作られるだろうと・・・ しかし、この手の作品が作られるのは、逆に何ともホッとする感じもしますね。 もう少し格闘シーンを見たかったかな・・・話しのシーンが長いだよね・・・ 「ロッキー」から脱皮するのはいいけど、しかし、ロッキーいてのアポロクリードなので、やっぱり少しでもロッキーが出てきて欲しいな・・・出なくても、スタッフとして絡むとかでもいいけどね。 最後に、ショートムービーがあったけど、要らないね・・・
SHINJIDAI
前2作を予習してから鑑賞。26日公開作品は前作がある作品が多かったので予習に直走りました。
引退の花道を飾ったアドニス・クリードが昔の友達でムショ上がりのデイムとリングで合間見えるという作品になっています。両者ともにマーベル作品のヴィランとして名を馳せたマイケル・B・ジョーダンvsジョナサン・メジャースという、キルモンガーvsカーンという見方もできるのもなんだか味があって良かったです。
マイケル・B・ジョーダンは今作が初監督作品であり、その影響か、全体的に手堅くまとめて作られているなと思いました。前2作ほど手に汗握るバトルやドラマは今作では薄かったかなと思います。
アドニスの父親としての面や指導者としての面が強く描かれており、選手としての魅力が発揮できていたかというと少し微妙なラインです。
ただ、いざ試合になるとガチムチな男2人の熱いタイマン勝負が堪能できるのでそこは最高でした。
デイムが唐突にヴィランと化すので、ガタイのいい兄ちゃんから急にモンスターになるまでの過程が描かれないというのもどこかもどかしいところがありました。
しっかりと強いんですが、その強さが急にリミッターを振り切ったかと思いきや、ちょっと強いくらいの実力になるのも違和感がありました。
それでも日本のアニメを意識したバトルシーンが多く描かれており、「はじめの一歩」はその中でもより色濃く描かれていたかなと思います。それほどまでに日本のアニメが世界に大きな影響を与えているんだなと思うと嬉しくなります。
エンドロール後のマイケル・B・ジョーダンが製作を務めたアニメ「CREED:SHINJIDAI」のPV的なものが流れます。
これが個人的には結構ハマって、クリードからはかけ離れて日本のサイキックバトルものみたいな感じにはなっていましたが、これ映画でもアニメシリーズでもどこかの媒体で見たいなと思いました。しっかりと吹替まで用意していましたし、アニメのクオリティも高そうでしたし、短編で良いから観れたらなと思いました。
ロッキーの出ないロッキーシリーズ、少し寂しいところはありますが、新時代へと一歩踏み出したんだなぁと前向きに考えることにしました。クリードシリーズはここで一旦終了なのかな…。ここで何度も現役に復帰してもなとは思いますが笑
鑑賞日 5/26
鑑賞時間 12:00〜14:15
座席 F-8
意外とよく出来たストーリー見せ場。【自分自身との闘い】だが幼馴染デイム、普通の善人と思った❗️
ロッキー6作、クリード3作中、映画館で観たのは 【ロッキー・ザ・ファイナル】と本作のみ だがロッキー1976元祖はテレビで3回くらい見て思春期から青春期に焼き付いてるし 旧ソ連のドラコ はじめロッキーはVHS📼DVDで6作中5作観てるズラ しかし、アポロの息子 クリード シリーズは お初にお目にかかりました。 わかりにくいんだけど 有料パンフ見てわかったのは クリードは確かに父は 伝説の王者 アポロ な訳だが、私生児な訳だ。 ソレが本作の起点となるからここは押さえないとダメ あんまり期待しなかった やっぱり ロッキー サーガというよりシリーズは 元祖「エイドリア〜ン❗️」ロッキーと 「Eye of the Tiger 宿敵ソ連のドラコ」の2作に尽きる。 しかし本作、意外によく出来たストーリー テーマは 多分 自分と向き合う闘い 【なんか 有料パンフには 赦し みたいだが】 持たざる者の代表として かっての悪友というよりダチお兄さん ディミアン【コレがいい体、マッチョなんだわ💪】ジョナサン・メジャーズ【アントマン&ワスプで悪の帝王的なカーン演じた】が迫ってくる 18年だか20年だかの服役、そりゃ恨むの当たり前。 しかしこのディミアンさん。意外と紳士的だよ。極めてまとも、若干の反則ラフ・ファイトはあれど ムショ上がりにしては紳士。 でも①すでに金は💰持ってる高級住宅②コレから現役復帰では晩節を汚す恐れ大 だが、自分の今まで目を逸らしてきた過去と対峙して、現役復帰の 【男の心意気、男の花道】を感じる力作。ただ 初代ロッキーからもうじき50年だけど さすがに元祖の感動🥺が基準だから 普通の⭐️星作品。 まあちと長いけど、飽きることは無い ボクシング🥊シーンが フィクションとして最新映像で爽快なのだ。 でも、おまけの 近未来アニメ❓は何 ジョナサン・メジャーズ 日本のアニメ好きらしいけど・・・ 【有料パンフあるある 買ってください】 ①本作、クレジットとしては 元祖スタローン出てるが、映像には出てない【有料パンフには答えあり】 ②クリードのジムの王者新星 チャベス なんかヘビー級にしては細いし、筋肉のハリないなぁと思ったら 元スーパーフライ級チャンピオン現役ボクサーとのこと。それにしても筋肉の張りが💪・・ ③実際の現実の試合はコレほどのクリーンヒット打ち合いは無いとの専門家の言 ④上の↑アニメ好きは❤️主役兼監督の マイケル・B・ジョーダンね❗️ 元祖ロッキーの体育館【予算が無いから、エキストラ使えないから 半分暗い】 から、本作は 野球⚾️❓のスタジアム🏟️ 時代の流れ感じる。 ただ、ダイバーシティ はもうわかったって・・・もうダイバーシティはお腹いっぱいでごンス。 終電の関係で、オマケのアニメ最初しか見れなかった タクシー🚕絶対ダメ の貧乏ジジイ でした。あるよねぇ自分の黒歴史と向き合いたく無いこと・・的な作品。 【おしまい】
あのアニメは何?
なんか、無理やり作ったような話でした。 クリード自身既に引退してるし、それを再びリングに立たせるなんて無理筋過ぎる。 映画的には可もなく不可もなくなんだけど、別にわざわざ見なくてもよかったかなという内容だった。 それにしても、エンドロールの後のアニメは何? アニメ自体には結末がないし、あれをこの先劇場版に膨らませるってことなの? だとしても、多分見ないだろうなぁ。 やっぱ、格闘技は実写でないと。
ロッキーサーガ新時代へ
観ていてびっくり‼️ あの人出ないじゃん… 兄弟分デイムのいい奴からの豹変ぶりにびっくりするのと非道なファイトスタイルに怒り。 ただ、大切な時間を拘置所で過ごしたことを考えるとクリードを恨んでしまう気持ちも分かる。 クリードも過去の忘れたい記憶から逃げるのではなく、立ち向かう決意をする姿はグッとくる。 過去の強敵が協力する姿も熱い! ファイトシーンの演出もこれまでのシリーズになくて新鮮。ロッキーサーガに新しい風を吹き込んだ。 でもやっぱりあの人出て欲しかったなぁ〜。 デイムがただ悪役になっていたが、もう少しデイム側の心の葛藤やいかに復讐に燃えていたかを描いていたらもっとノレた気がする。 最後のアニメはどこで観れるんですか??
概ね満足
あれだけ育ててくれたロッキーの名が一回も出てこなかった事に違和感。
前回病気持ちの設定だったんだろうし、死んだのなら写真でくらい登場してもいいのでは…?
スタローン関わってないと思いきや、エンドクレジットには名前あるんだよなぁ。
あとロッキー4以上にMTV化してるのも気になる。
趣旨的に大人の事情と思われる点もちらほら…。
今年172本目(合計823本目/今月(2023年5月度)29本目)。 この手の映画自体は好きですが、このシリーズの前作などは見ていないほうです。ただ、ボクシングにせよ野球にせよ、スポーツを通じて人が成長するタイプの映画というのは好きです。 私は過去作を見ていないので、「肝心の人が出てきていない」といった批判はできず淡々と映画の作品のみを見ました。その範囲ではややわかりにくい点はあるとしても、どうも「本流から分かれた分岐スピンオフ作品の一類型」であるようで、自己紹介パートもあるので、「原作からのファン以外お断り」になっていない点は救いです。 個人的には「弱者が(ボクシング等、本来的に殴ってよいところ以外で)暴力を振り回す行為」についての問題提起が若干含まれている(この映画に出てくる主人公の子の「意思疎通手段」や、この子の起こしたトラブルについても注意)かなという印象です。 個々個別にそういう部分を見ると、過去作品を知らなくてもわかって楽しめるという点は明確にあげられますが、2023年ともなるといろいろな「大人の事情」によるいろいろな権利関係があるのか、妙に変に感じたりする部分も一応あります。 とはいえ、原作・スピンオフ作品ありの映画とはいえ、単品で見て楽しめる映画になっている(他のシリーズの理解を前提にしていない)という点では対抗以上に推せるかなという印象です。 採点に関しては下記を考慮して4.6を4.5まで切り下げたものです。 -------------------------------------------------------- (減点0.3/ラストマッチに出てくるDAZNが異様に多く出てくる) ・ おそらく映画のパートナーというか広告主というか出資者というか、そこに入っていたからだと思うのですが、「ほとんど意味もなく」DAZNを数秒間見せるような描写の仕方もあって、「広い意味での広告挿入型なのかな」というイメージは受けました。ただ、何を広告主にするとしても、何ら関係のない会社や企業がスポンサーをしてその広告をしてそれを見せられても視聴者はさらに混乱するので、ここでDAZNが出たのは一応理解はできますが、「妙なまでに」DAZNの「宣伝枠」(正直、後半はDAZNの宣伝枠とさえ思えるところさえある)と「消極的に」言われても仕方がないのでは…というところです(「出すな」というのではなく、どこでもかしこでも出るので、DAZNのご意向なのか??と思えるようなところさえある)。 (減点0.1/謎のマンガ風のおまけシーン) ・ この映画は最初に「最後におまけがあるので最後までみてね」とでますが、そのおまけというのがかなりぶっ飛んでいて(ネタバレ回避)、そもそもいきなりアニメになったりします(5~8分くらいあったかな?)。しかも本作品の「さらなるスピンオフ」となっていて、「スピンオフのスピンオフを作っていますよ」(現在鋭意製作中、みたいな感じ)か、「こんな非現実的なことはおこりえないので、このシリーズはこれで終わりですよ」という2種類の解釈ができてしまう点は残念に思いました(ただ公式としてはどちらに転んでも「いや、あの解釈はこうなんです」と言い張ることで続きを淡々と狙っている、というようにとることはできるし、そこをどうこういうのは難しい)。 --------------------------------------------------------
敵はいない
クリードの過去の過ち後悔を清算していく話。 刑務所から20年ほどいた過去の仲間がて、最終的に2人が闘うというストーリー。 これまでのロッキーシリーズは明確に悪役が登場していたが今作では敵役がクリードの過去の分身でもあるためはっきりした敵ではない。 そのため最終決戦ではっきりとクリードを応援していく気持ちにはなれない。 それがこれまでのストーリーよりも深みを増す要因になっていると感じた。 もちろんシリーズのお馴染みの試合向けてのトレーニングシーンは健在でアツい演出は裏切らない。
スタローンの血🩸
ジルベスター・スタローンがプロデュースしてるだけに、しっかりスタローンの血が流れている。人生は年齢じゃない、努力と根性で渾身のパンチが炸裂する、76歳のスタローンが今もリングに立ち続けている。ロッキーからクリードへ引き継がれたテーマは健在だ。善悪関係なく敗者に同情させる手法もシリーズ共通、悲惨な人生を這い上がったデイムに拍手を送ったのも束の間、その後の彼の人生がどうなっていったかを考えずにはいられない。
クリードⅣとクリードの娘の将来も楽しみ。
ロッキー風味の最終章
スタローンが出てこない。やたら空席が多いのはそのせい? スタローンが、出てこなくても物語がしっかりしてればいいんだけど、クエスチョンマークが頭に何度も浮かぶ。 メキシコ人のヘビー級チャンプの体が、細い。その体で戦える? 拳銃で威嚇しただけで、デイミアンの18年の刑期は長くない? アメリカってライセンスなしでプロの試合に出れるの? 仮にOKだとしても、それぞれの協会が認める? それでも対決戦が盛り上がればいいんだけど、いいところで出てきた白いジャングル。ははーん、さてはDAZNから広告料をせしめたな。 スタローンがいないクリードは、数分放置された生ビールを飲んだ感じでございました。
クリードのシリーズ化も?
そろそろ終わりかな。 ロッキーのいないクリードシリーズは、オジサン的にはちょっと。 オジサン同士の戦いに違和感あり。 ただ、もしかしたらクリードの娘。 次回作はボクシングデビューか? 勝手に期待するオジサンでした。
ジョナサンメジャースさん怖いよぉ
ボクシング映画を初めて見たけど大迫力でした。闘いのシーンはリアルだったし、4DXで見たけどシーンに合わせてイスが動いたり。本当のスポーツもリアルタイムでこれ取り入れてほしいなと思いました。
ストーリーは単純明快で、こういうの好き!と思いました。とはいえ「いやいやいきなりタイトル戦とか雑じゃない?」とか「社会的立場があるのに、幼馴染だからって色々ダメじゃない?」とか、マイケルBジョーダンさんが一般人を殴っちゃったり、ツッコミたい点は色々ありました。
その分ストーリーをシンプルにサクサク進めるためだと思い目をつぶりました。しかしジョナサンメジャースさんの演技が狂気じみて怖かったです。反則技を繰り返したりギャングとつるんでたり、うちに秘めた凶暴性が身の毛のよだつ思いでした。実生活でも凶暴なので、もう演技ではないなと思いました。
音楽でいえば、出だしからDr. Dreのウォッチャーから始まりバイブス上がりました。そういえばMCUでテッサトンプソンが作中でDr. Dre (のメアリーJブライジの曲)を聞いてたような気がしたことを思い出しました。
公開2日目の映画館でしたが、4DXが自分一人だけでした。クリードって人気ないんですか?見た方が良いですよ。
エンドクレジットを最後まで付き合わない方がいい。
本編終了後のアニメで余韻が台無しにされた。
このアニメの中で「俺はお前をクリードとは認めない!!」ってセリフがあったが、
まさにそれだ!!!
本編は良かったが全てひっくり返りました。
マイケル・B・ジョーダンの演出✕ジョナサン・メジャースの熱演!
"ホーミー" 闘うべき相手は兄弟同然に育ったかつての友デイム、倒すべき敵は過去の自分…その拳で過去を断ち切れ! どちらも出演作で確実に爪痕を残す名優対決!! 2人とも体スゴすぎ…。ただ、アドニスにはもうロッキーはいない、ただ一人。いや、愛する家族がいる。そう、これはロッキーサーガであるが、"ロッキーシリーズ"という後ろ盾なく初めてスタンドアローンして始動する第一作(とも取れる)。 ジョナサン・メジャースが他の作品で見るのとは違って、しっかりとくたびれた"ジジイ"に見えてくるオールドルーキー(シワ足してる?)。彼が作中初の公式戦に挑むまでの猫写のおかげで応援できそうにもなるし、その後掘り下げられていくことで"憎むべき悪"などでは決してなく共感できる複雑なキャラクターになっている。それもこれも紛れもなくジョナサン・メジャースの熱演あってこそ。 ドラマに重きを置いていて暗く少し芳ばしい。『ロッキー』での挑戦者、『4』での主人公以外で試合して〜の流れ、『ロッキー5』でのストリート(ファイト)感?これでいい、ロッキーの物語は前作できれいに終わったんだから。かつての不始末が今になって襲いかかってくる、後悔と対峙しなければならなくなる。イマジナリーワールドでの試合モンタージュ。 上映後に付いている特別映像について 己の拳で拓いた道=役者ひいては本クリード・シリーズで、自分の好きなもの=アニメを作るなんて夢があって素敵。だけど内容としては"ザ・"アニメとでも言うか、もろSF(とも言えない火星移住計画だが)。
過去
74本目。 3人しかいない。 始まって10分位で、ヨボヨボおばあちゃんが来たけど、スクリーン間違えてないかと。 前評判とかの情報とか、一切入れないけど、ちょっと不安。 過去との対峙が主な流れになるんだけど、観やすく作ってるなかと思った。 先述の過去で、このシリーズの流れからして、ひとつの展開事に、次が読みやすい。 ちょっと裏かかれた所もあったけど、サクサク行き過ぎるから、そこに至る迄の過程が薄いから、描き方によっては感情移入できる所か、不快だったりもする。 もったいないかなあ。
デイムと戦う理由が希薄
ロッキーの戦友アポロの息子アドニス・クリードはボクシングの世界チャンピオンとなっていたが、ついに引退し後輩を育てていた。それからしばらくして、彼の前に、刑務所から出所した幼なじみのデイムが現れた。2人はかつて家族同然の仲間であったが、デイムはクリードが少年時代に男を殴り揉め事になっていた所をデイムに助けられ、自分は逃げたがデイムは警察に捕まり、18年間の服役を強いられたのだった。デイムはボクシングの試合に出させろと、言い、運良く世界チャンピオンとの対戦が実現し、その挑戦に勝利した。そして、デイムの横柄な態度にクリードは自らの過去を精算するためデイムとの戦いに挑む、という話。 デイムはアドニスを助けた為に18年も刑務所で服役したのだから、アドニスがデイムと戦う理由が気薄だと思った。 なので、多少横柄だったとしても倒しにいく必要があったのだろうか? IMAXでの観賞で、迫力あるシーンやボクサーの素晴らしい筋肉美、飛び散る汗など素晴らしかったが、どうも引っかかった。 アドニスの耳の不自由な娘は可愛かった。
過去を撃ち抜け 未来のために
マイケル・B・ジョーダン
1987年カリフォルニア州生まれ
幼少期よりキッズモデルで活躍し
徐々に俳優業に進み25歳くらいまでは
TVドラマに出演
(この時点でボクサー役も経験)
2013年「フルートベール駅で」
で主役を演じ高評価を得
同じ製作陣で撮られた
2015年「クリード」で
ノースタントでファイトシーンを
演じ評価を確実のものとした
今最も活躍を期待される俳優である
自分はジェイミー・フォックスと
共演した「黒い司法」での演技が印象的で
セリフより表情で演技が出来る
素晴らしい俳優だと思いました
同じくらい卓越した演技力の
高橋一生の映画と同時公開で
迷いましたがこっちにしました(笑)
IMAXレーザーで観賞
でどうだったかというと
これまで父の宿命が中心だった
ストーリーから自分の過去の話
となった事を
ジョーダン自らが監督となって
アドニスを描写すること
しっかり出来ていたと思います
自分にしかできないという
強い気持ちがスクリーンから
飛び出してきました
ストーリーはシンプルですが
それが逆に良かった
IMAXシーンがまた良かったです
フィラデルフィラから故郷
ロサンゼルスに移り
栄光を手にし
劇的な引退試合を遂げ
プロデューサーとして
成功する妻ビアンカ
娘アマーラに囲まれ
次なるチャンプを育てる
日々を送るアドニスの
前にある「男」が現れます
その男は
デイミアン・アンダーソン
かつて孤児院時代に
兄弟のように一緒におり
拳ででっかいダイヤを
掴みとってやるという
野望と才能に溢れた
デイミアン
"ダイヤモンド"
アンダーソン
しかしデイムは18年
刑務所暮らし
出所した足でアドニスの
元を訪ねてきたのです
アドニスはデイムと
わかると食事に誘い
その後の世話を申し出
ボクシングをやりたいと
言うのでアドニスはジムの
提供を申し出ます
ロートルだろうという見方の
周囲をよそにアドニスは
デイムの面倒を見ようとし
現ヘビー級王者チャベスの
スパーリング相手にすると
あまりに粗っぽく大顰蹙
しかしアドニスは
デイムをかばい続けます
なぜここまで?
しかしデイムはやがて
チャンプとタイトルマッチを
させてくれと言い出します
アドニスもそれは無理だと
止めますがチャベスの
対戦相手が丁度不祥事を起こして
対戦が難しくなりスケジュールを
変えられないとアドニスは
デイムにチャンスを与えます
かつてアポロがロッキーを
咬ませ犬で指名したかのような
条件で・・
そしてタイトルマッチ
無名のデイムは当然誰も知らず
チャベスファンしかいない会場
しかしデイムはストリートと
ムショ仕込みのダーティープレーで
チャベスを完膚なまでに叩きのめし
ベルトを奪ってしまいます
そのスタイルが許せなかった
アドニスはデイムのもとへ
行きますがそこでデイムは
お前の地位・家庭・作り上げたもの
全てを壊してやると言い放ち
アドニスを殴りつけます
でもアドニスは殴り返しもせず
黙って背を向け去ります
なぜ?
忘れ去りたい過去
孤児院で虐待を受けていたレオン
という男をアドニスがぶちのめし
仲間が反撃に出てきたところで
銃を抜いたデイムは逮捕され
服役することになりましたが
アドニスはその場を逃げ出して
いたのでした
また母メアリーはデイムの
ムショからの手紙を
アドニスに伏せており
デイムの口からそれを知り
状態の悪い母を感情のあまり
詰ってしまいます
アドニスの過去を受け入れたい
ビアンカとも関係が悪くなって
しまいます
チャベスが重傷を負い
デュークとも関係が悪化
そしてそんなどん底の時
母がついに亡くなり
深い悲しみの中でアドニスは
ビアンカにすべてを話し
この絶望から立ち上がるために
デイムからベルトを取り返す
決意を固め特訓を開始します
そしてかつてあっちの
WBCの決勝の場でもあった
ドジャースタジアムでのタイトルマッチ
もう引退して3年
体のあちこちもボロボロだと
アドニスの下馬評は決して高くなく
デイム優勢の様相でしたが
特訓で弱点を克服したアドニスは
徐々に形勢を逆転
あの時逃げた自分の幻影に怯えながら
生きてきた過去を纏ったデイムごと
殴り飛ばし見事ベルトを奪回します
試合後デイムはまるで憑き物が
とれたかのようになり
アドニスは逃げたことを謝罪
あのいきさつはお互いまだ若く
ガキだっただけだとデイム
和解することが出来ました
観衆の声援もセコンドの声も
聞こえない二人の世界
二人にとって拳で語り合うことで
18年が浄化される描写は
素晴らしかったです
デイムにストマックをぶち抜かれ
思わずうずくまるシーンは
みんな殴られた気分になる臨場感
すごかったです
IMAXがおすすめです!
誰にでも忘れたい過去はある
でもそれを拭い去って先へ進まないと
生きていけない
いつまでも有名人の過去のネタを
面白がるネット界隈
お互い様なんだからもう少し
他のことで話題にしてあげなよと
思ってしまうところですね
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