「功夫泡沫」カンフースタントマン 龍虎武師 YOUさんの映画レビュー(感想・評価)
功夫泡沫
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イギリス統治下の香港映画の栄枯盛衰を描くドキュメンタリー映画。
「体が資本」を地で行くスタントマンの現在。
ほとんどが武術師範のポジションにいる。
昔は体1つでガッポリ稼げたらしいが、年をとり、映画会社もなくなり廃れてしまった。まさにカンフーバブル。
97年に香港は中国に返還され、中国資本が流入し、
翌98年に大手のゴールデン・ハーベスト社は買収。
(古巣のショウ・ブラザーズも99年に買収)
共産党の意に反するものは作れなくなった。
影響があるのは明らかなのに、今作も共産党を否定するようなものは一切触れられない。
ただのインタビューを繋いでいるだけなので、映画としては面白くない。
撮影の舞台裏を(再現含め)もう少し多めに入れたら面白かったかも。
新人の育成に力を入れ始めているとのこと。
ならば、現在のメンバーでカンフー映画作ってほしいところ。(オッサン軍団交えて)
さらに言えば、リュー・チャーフィーやリー・リンチェイ、ジャッキー・チェン、ユン・ピョウらもインタビューしてもらいたかった。(断られた??)
特にジャッキーはブルース・リー亡きあと香港映画をスターダムに持ち上げた立役者ではないか。
七小福時代からの縁もあるのに…
サモ・ハン先輩にイジメられてたからイヤだったのか?
最近ジャッキーはカンフー映画を否定するような言動をするようになったからか?
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