「映画って良いもんだな」銀平町シネマブルース ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
映画って良いもんだな
地方の小さな映画館で成り行きで働くことになった映画監督志望のフリーターが再び映画監督としての意地を取り戻していく映画です。映画館の映画っていうのはなんだか久しぶりに観る気がします。
今作のメインはスカラ座のイベントで主人公・近藤の作品を上映するという感じで、全体的にはコミカルな感じで進んでいきます。怪しい団体からスカウトされて、その流れから映画館のバイトにたどり着き…と基本的には映画館での生活がメインで描かれます。その間に元妻と娘との話や、館長の過去や、近藤の過去など明かされる話が増えていきます。大きく沈むことなく見れるのも今作の魅力的な部分です。
かなり気になってしまったのが、地方の小さな映画館でそんなにゴミ撒き散らかさんやろ…!ってところですね。会話シーンが単調にならないための配慮だとは思うんですが、いくらなんでもマナーの悪い奴らばっかだなというのが気になって集中できなかったです。城定監督の行きつけはあんな感じだったのかな…。
映画館っていいよなって思える作品でした。宇野さん今年もたくさん出てらして…すげぇや。
鑑賞日 2/17
鑑賞時間 20:45〜22:30
座席 B-3
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