「理想が現実になる日を見守りたい。」チョコレートな人々 みきさんの映画レビュー(感想・評価)
理想が現実になる日を見守りたい。
詭弁とも感じるし
綺麗事だな。と正直思う。
受注を受ければ生産から納品までが
その企業の責任であって
行程を把握していないのは
言語道断だと思うし
「いつもだと」と言うのであれば
きちんと対策をとるべきだと思う。
成長を期待するのも大切ではあるが
それでは企業の信頼度が失墜する可能性も
ある事由だったでしょう。
結局 お金をかけて業者委託。
発注先に迷惑をかけるわけにはいかないので、
そこの判断はただしいけれど
間に合ったから?(そこまでは映されなかった)
よかったものの一歩間違えば大事故🤢
この時の事を夏目氏が語ってはいたけど
素晴らしい考えだと思う反面
美香さんのお母さんがあの時放った言葉
「もう少し大人に」とも思った。
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とはいえ
「温めれば何度だってやり直せる」
このコンセプトを聞いた時に
挫けても倒れても立ち直る夏目氏の
意志の強さと根性に感服したし
久遠チョコレートは
ゆっくり着実に前に進んでいるし
「多様性」を求められるこの時代
久遠チョコレートほどの覚悟と信念を持って
それらに取り組んでいる企業が
どれほどあるのだろう。とは思う。
お給料を手渡しする際のイベント
障害がある子供たちを支える親(特に母親)へ
感謝の気持ちを伝える場を設けるなんて
粋だし、同じ母親という立場で泣けてきた。
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ラスト、満面の笑みでカメラマンに
「見ててください、絶対実現させるから」
自信に満ちた表情は、青空に相応しくみえた😆
KSクッキーさま🍫
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りで、この作品を観たわたしたちがどうしたらいいのか?は自分の中ではまだ見つけられないでいます。
ひとりでも多くの方に鑑賞してもらい、夏目氏の思いに賛同し、あの工房のMgさんみたいに仕事を投げうってでも久遠チョコレートの理念のために協力しようという方が出てくればいいなと。これを書くと他人事のようにしか見えませんけどね苦笑
確かに、舞台あいさつであった時に、待合室で『じゃあ、観客はこれを見て何をするのでしょうね?』と質問してみました。夏目さんは黙ってしまいました。
自分で考えて、と思ったのか、次の舞台あいさつでそれどころではなかったのか?
でも私の心に何かしなくては?と花が咲いたことが良いのかな?
今いる世界は効率、不良を出さない、鬱が多く、メタボの人も多く、5年前優秀な30歳の同僚は追い込まれて・・・
そう考えると、ちょっと抜けてる企業っていいかもですね。完璧でない人たちが完璧でない仕事する、でも他では低賃金しかもらえない障害者の人が低いけれど低すぎない誇りを保てる仕事につける。
こんなコメントをしてみたいほど、このドキュメンタリーは会話にきっかけを作るから、夏目さんの生き方はすっごく意味深いですね♡
これからも素敵なコメント楽しみにしております。
母目線はとっても大事な視点ですね。
この人生で母になることができなかったので羨ましいです。