「疑わしきはタコ殴り」死を告げる女 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
疑わしきはタコ殴り
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通報のあった事件に迫るのかと思ったら、それはキッカケ(というかヒント)に過ぎませんでした。
真相については『解離性同一性障害』という単語が出た時点でクッキリ。
それでも引っ張るから、もう一捻りあるかと思いましたが。。
分かった時点で「そういえば!」と気付く違和感を上手く仕込んでくれていれば評価は変わった。
自分が気付かなかっただけかもだけど、後出しに感じます。
また、嫁に「そいつはストーカー」と言われただけでタコ殴りにする旦那は如何なものか。
しかし、自己防衛どころかストレスを与えてくる相手が『二重人格』として発現するものだろうか。
セラは承認欲求や植え付けられた意識はあるにしても、母の人格をトレースしてるようにすら見えたし。
演技のみならず、音や光の使い方も上手かっただけに、今一歩決め手に欠けた作品でした。
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