スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ

劇場公開日:

スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲ

解説

太平洋戦争直前の東京で諜報活動を行っていたことで知られるソ連のスパイ、リヒャルト・ゾルゲの半生を描いたドラマ。

1933年にドイツ大手新聞社の特派員として来日し、東京で諜報活動をしていたソ連のスパイ、リヒャルト・ゾルゲは、駐日ドイツ大使を通してヒトラーによるソ連侵攻の計画を知り、祖国にその情報を伝えたが、信じてもらえなかった。1941年、ナチスドイツがソ連に侵攻したことで、ソ連はゾルゲへの評価を改めたものの、ゾルゲの身には危機が迫っていた。緊張が高まる国際情勢の中で、精神の安定を保つため酒と女にのめり込むゾルゲは、ビアホールで働く日本人女性の花子と同棲しながら、元恋人の駐日ドイツ大使の妻にもひかれていく。

ゾルゲ役は「ソローキンの見た桜」のアレクサンドル・ドモガロフ。「ウルトラマンネクサス」などで活躍し、2022年7月に病気のため他界した中丸シオンが花子役を演じている。全12話のドラマシリーズを2話ずつの6プログラムにわけて劇場上映。

2019年製作/ロシア・ウクライナ・中国合作
原題または英題:Zorge
配給:平成プロジェクト
劇場公開日:2023年2月25日

スタッフ・キャスト

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(C)平成プロジェクト 2023年

映画レビュー

5.0タイトルなし

2023年2月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

 ストーリーの重厚さにまず打たれる。でも、この俳優だと、そんなにみんなに愛されたカリスマ性はわからない。魅力のある人だった、みんなに愛されたことはわかる。
 花子とオット夫人は魅力的。
 中国でロケしてるから、本当に植民地っぽいし、日本の風俗が全部変。言葉も。かなり直された苦労を思う。特に女性の着物がおかしすぎ。
 それにしても、あんなにアル中で大事故をする人間がスパイとして信用されるわけがなく、人として甘すぎると思う。
 彼が抱えていたストレスがかなりのものだとしても。あまり知的な大物には見えない。ただの酔っ払い。
 vol10.30分くらいのところ。日本の将校が煙草を吸うときに、目の前に裕仁と書いた写真と字の箱から取り出している。これだけはありえない。当時、天皇は直接見ても触ってもいけない神であり、こんなマスコットみたいな扱いはありえない。あまりに無知な映画。
 専門家の友人は、この映画は史実的にはむちゃくちゃだと言ってた。
 とはいえ、彼の賢さ、スマートさは、物語の中で描かれ、最終的には花子を愛して、信念に生きて彼は幸せだったのかも。
 大崎は倒錯的。変なキャラ。

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えみり

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