日光物語

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日光物語

解説

栃木県日光市の日光二社一寺(日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社)への参道入口にある、実在の人気古民家カフェ「本宮カフェ」を舞台に、カフェの経営者とその家族、そして町の人びとや観光客などが織りなす人情を描いたヒューマンコメディ。

日光でカフェを経営する大場嘉門(おおばかもん)。その印象的な名前は、父の大場馨(おおばかおる)が自身も「大バカがおる」と若い頃に名前をからかわれていたものの、「町を変えるのは大バカもんだ」という意味を込めて、息子に嘉門と名付けた。ある日、そんな嘉門の前に、謎めいた女性が現れる。女性は「日の光る処の輪の中にそれはある」という謎の言葉を残していき、嘉門はその意味を探り始めるが……。

2023年3月に「AKB48」を卒業し、気象予報士の資格を持ちバラエティ番組でも活躍する武藤十夢と、ミュージシャンはもちろん俳優としての評価も高いスネオヘアーが主演。また、2022年3月に他界した名優・宝田明が、嘉門を見守る輪王寺の門跡役で出演している。監督は「おかあさんの被爆ピアノ」の五藤利弘。

2022年製作/92分/G/日本
配給:新日本映画社
劇場公開日:2023年6月17日

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(C)日光映画製作実行委員会

映画レビュー

5.0『日光物語』和やかな気持ちになれる映画でした。

2023年7月2日
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笑える

楽しい

幸せ

『不戦不争』を唱えた輪王寺門跡役宝田明さんの渾身の演技
元AKB48の武藤十夢さんのミステリアスな登場で映画に引き込まれ、主役 スネオヘアーさん 父役 内藤忠司さん カフェに集うメンバー ホテルの一室にも更に怪しげな…と、それぞれのキャラクターが日光の壮大な景色の中で良い味わいを醸し出していて和やかな気持ちになれる映画でした。

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みゆ

5.0日光物語

2023年6月30日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

五藤利弘監督の映画が好きで、ほとんどの作品を観ております。
今回の作品は新基軸を打ち出したことから、後世の五藤監督作品の研究者が、この作品について語ることになるでしょう。それは喜劇に挑戦したことです。その中でも、特に
最後のシーンが、ネタバレになるので、書けませんが
主人公の前向きさも手伝って、とにかく救いが有って好きになりました。
やっぱり映画はこうあって、欲しいと思いました。
五藤監督作品の常連になりつつある、武藤十夢が、前作の『お母さんの被爆ピアノ』よりも著しい進化を遂げていて、謎を持ち過去を引きずる美女を好演していた。
そして脇役陣が良かった。
長い期間に渡って日本映画と舞台で活躍した宝田明の出演で、しかも遺作に!ここは大事なところです。
そして、『ミセスノイジイー』での主演での活躍が記憶に新しい大高洋子さん、も渋い脇役でした。彼女は五藤利弘監督の『レミングスの夏』にも、学生たちの秘密基地の隣の住人で目立ってました。もう五藤監督作品に欠かせなくなりました。
そして、もう1人岩瀬顕子さんも、五藤監督作品の常連で、『ほうきに願いを』でも母親役で、活躍しました。そしてハリウッド映画では、ジョニーデップと共演した『MINAMATA』も記憶に新しいです。
とにかくオススメの映画になります。

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しばやん

5.0続編が楽しみ

2023年6月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

登場人物のキャラや設定がいい意味であざとくて 嫌でも次回作の期待をしてしまう。主役のおおばかもんのスネオヘアーさんはもちろん お父様役の内藤忠司監督はじめ九十九一さん
伊藤克信さん大桃美代子さん岩瀬顕子さん…今話題の大高洋子さんなどなど とにかく個性的かつ魅力的な役者さんのオンパレード
ホームコメディ って訳ではあるが 五藤監督の演出はそれでは終わるはずもなく エンドロールでスネオヘアーさんの曲が流れる頃には 劇場が拍手で包まれてる。 おかあさんの被爆ピアノで自分探しの旅を演じた武藤十夢さんもミステリアスに登場 すごくいい!

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Hippie☮️ヨハネ

5.0男体山の勇壮な姿、中禅寺湖のさざなみたつ水面。 幕開けその美しさに...

2023年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

男体山の勇壮な姿、中禅寺湖のさざなみたつ水面。
幕開けその美しさに心奪われ、あっという間にスクリーンの中へと吸い込まれてしまった。
本宮カフェに集う住人の一人となって大場嘉門の恋路を見守る内、素朴な人々との温かな交流を通じて郷愁に包まれ、胸の締め付けられる思いで映画館を後にした。

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真壁六郎太
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