「カンパリソーダ」殺しを呼ぶ卵 最長版 いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
カンパリソーダ
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題名に意味は無し 単に主人公が頼んでいたオーダー
自分が生まれた年の作品なので確かに演出やルックは古い ビビッドな色遣いと現在と比較してのサスペンスの甘さは否めないが、まぁでも時代を勉強するという意味では意義があったのではと思う
それぞれのシーンが結局なにも回収されない所とか、関連性を丸っきり無視する点、特に主人公が飼料を潰すミキサー付近を細工する点で、姪が驚く場面がイミフなのが、無理矢理ミスリード作成というオチまであって、その辺りを愛でるという観方が正しいのかも知れない エロの割にはバストトップ無しとか、グロは頸羽根無し鶏のアニマトロニクスのみとか、まるで現在に合わせた様な温さも興味深い 冒頭のSMプレイも、"ごっこ"というオチを明確に匂わす演出が却って新鮮だったりしてw
ただ、鑑賞後の正直な気持は、花椒しか味付けてない麻婆豆腐と表現するしかないか・・・
一つ、目を惹く、そしてメインテーマかもしれない台詞は「私達は異常なことを分かち合う必要があった」
倦怠期のカップルが次のステージに上がるためには、"共犯者"になるという事 大変興味深いメッセージである
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