テリファー 終わらない惨劇のレビュー・感想・評価
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ART WAS HERE
前作ラストで頭を打ち抜き死んだ筈の白黒ピエロのアート・ザ・クラウンが死体安置所にて生き返り、1年後のハロウィンの日に暴れ回る話。
前作の直後から話しは始まり、いきなりキター!!!(・∀・)今度は心の友も登場ですか?
というか今回は完全にオカルト設定になったんですね。
観賞前はスプラッターホラーでこの尺はダレまくるかなと思っていたけれど、心を病んで亡くなった父親を持つ安定剤常用ファミリーの姉弟のストーリーを交えつつ、テンポ良く展開していき、飽きさせない程度に要所要所でサックサクのぐっちゃぐちゃ。
流石に都合良く2人だけ生き長らえるし、落とし方が判っているのに最後はちょっと引っ張り過ぎだったけれどめちゃくちゃ面白かった。
エンドロール途中のオマケは次作への布石ってことですかね?ここで終わった方が良い気はするけれど、続編やったら間違いなく食い付きますw
ダイレクトな人体損壊描写満載
本国アメリカでは検閲を受けずに上映したそうだが、特にスプラッター映画にもかかわらずそんなのがありだったとは驚き。
監督のデイミアン・レオーネは母親が大のホラー好きで「オーメン」から名付けられたという生粋のサラブレットらしくw、今作も納得の狂気ぶりを見せてくれ嬉しい限り。
前作よりも容赦ない直接的な描写満載でえげつなさは確実に上回っており、CGは使わず特殊メイクのみで見せるグロ映像は観る側だけじゃなく創る側も楽しんでそうな感じが伝わってくる。
今回唯一アート・ザ・クラウンを倒せる能力を持っている?と思われるシエラが登場し、エンドロール途中に出てきた映像からも次回作があることは決定的で、ちゃんと決着してくれるなら是非観に行きたいと思う。
立ちションできなくなりそう。
絶滅危惧種の笑える「スプラッター」映画!
前作未見。
これはもう、明らかに13金やエルム街の後継者ですね。
血ドバ肉ドサのゴア映画自体、最近はめっきり減ってしまいましたが、中でも「やり過ぎてて思わず笑える」作品はもはやSSレア。本作はまさにそんな、お好きな人にはたまらない「スプラッター映画」です!
まぁ、煽るほど吐き気催すかと言えばそこまでグロくはないし、ストーリーも2時間超えは長くね?と不安になってたら案の定ダレるとこ多いし(特にラストバトルは1/4でいい!)、殺し方も思ってたよりはワンパターン気味だし、ホラー映画として満点かっつったらいやいやとてもとても…ではありますけど、それでも好事家としては新たなスプラッターアイコンとしてクラウン君に頑張ってほしい気持ちでいっぱいです!
あ、一応言っておきますと、血のりとか内臓とかそこそこリアルなんで、ゴア耐性が全くない人にはさすがにキツいと思います。ご注意を。
SFちょい混ざった進化系
今作も面白かった。前作よりは下がる。
あのリアル感が良かったのに、今回はより進化を試んだ結果ファンタジー入れてしまったね。
結果B級感は上がったけど、それでも楽しんだ。
相変わらずグロさはあるけど、作り物感も同時に見えるからそこまで引かない。
スクリームとはちょい違うホラー。
-1.0はファンタジー要素と、テンポは相変わらず良いのに後半少し飽きたので。
音楽といい映像といい80年代のフラッシュダンスの雰囲気もある。
エンドロール始まってすぐまた話しがあるのでご注意を。
続編があったらまた観たいな。
アート再臨
ART WAS HERE
個人的にはもっと欲しかった気もしたけど、思う存分アートしてた。正直めちゃくちゃ前作から何かが進化したというわけではないけど、1作目が好きだった人なら楽しめるはず。にしても前作の体感時間から考えて今回の2時間超は見る前から分かっていたけど、長ぇって!80年代ホラー等へのジャンルへの愛を遺憾なく感じさせながら、ゴア描写ではそれらを更新するような力の入り方には、もはや皮肉でもなんでもなくアートの域だ。
そして、不気味なアート・ザ・クラウンは今回イマジナリーフレンドも味方に、ただの背景&動機不明殺人狂からペニーワイズのように得体の知れない"それ"ナニモノかという神秘性を帯びていく…。追う側も追われる側も双方、一度死ぬことによって最強になるキリスト教理論。よりファンタジック(??)な方向に舵を切り始めた分、次回作がどうなるのか気になる終わり方。
素手で人体引きちぎるという反則スレスレな力の強さと決して死なない不死身さという、ハロウィンホラーの大先輩ブギーマンにも負けない景気の良さで次々とグロゴア描写を展開してくれるのだけど、尺が伸びた分、全体的にそれ以外のドラマパート(?)にもスポットが当たり尺が割かれるような作りになっていた気がして、そこはこういう作品を見るジャンルファンにとっては好き嫌い多少分かれそうだなとも思った。けどこの姉弟愛は決して無駄じゃない。
今までホラー映画を見ていて思っていた「いや、殺し切れよ!」という追われる主人公サイドが反撃してはまた逃げる際に感じていたもどかしさを払拭してくれるようなラストバトル!! …それすらも蓋を開けてみれば次回作への布石に?
先っぽだけ JUST THE TIP
ベタベタする…
昨年アメリカで公開されてから、日本で公開される日を待っていました。
ホラーやゴア系は上映時間が短いものが多いですが
本作は2時間超とヘビーです。
とことんグロいですがブラックユーモアも
挟みつつ、いつかテリファー誕生の映画まで
出るのだろうかと映画を観ながら考えてしまいました。
そして、一作目でも食べてますが今回も食べてます。
劇場は男性が多かったのが印象的でした。
ぜひエンドロール流れても立ち上がらず最後まで観てください。
マジ、Disgusting
耐性がない人が見たら、確かにキツイ。グロいが、CGなしの特殊メイクだから、めちゃめちゃ悪趣味って感じ。
ヤツの相棒というかイマジナリーフレンドは、ゴスロリ少女。少女っていってもヤツと同じく超小汚い歯で薄気味悪い笑顔を浮かべる。
イケイケカップルが、ホラー文法通りヤツの餌食になる。だけど、イケメンの殺し方は、股間が戦慄するMAXハードな方法。恐怖を通り越して、笑ってしまう。
25万ドルの予算で作り上げたのはすごいと思うけど、138分はチョット長い。長い分だけ、胸糞悪さはたっぷりと堪能できるんですけどね。
終幕後、ひと息ついていると、ポストクレジットで強烈なDisgustingの追い打ちがございました。
最速上映イベントにて
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