「エキストラ三流奏者」ハッピー・トゥゲザー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
エキストラ三流奏者
ナイトクラブで燻るサックス奏者の父親と父親を世界一の奏者と尊敬する9歳の息子の転落の話。
妻は出て行き父子家庭、ナイトクラブでサックスを吹くもアーティスティックな思想が抜けずに客を呼べず失業という中で、息子も知人の楽器屋でサックスを習い才能の片鱗をみせるけれど受け入れられずと始まって行くストーリー。
子供いるのに3年船?と思ったら超々ぬるくてかえって幸せな感じになってるし、他にも何だかどこかで聞きかじったエピソードの上っ面を並べて積み重ねていくばかり。
ハヌルにしたって子供とはいえ父子家庭で暮らしたそこそこの歳の割に、ガキ過ぎて健気と言う感じがせず何だかねぇ。少しは自分で何とかしようという姿勢は無いものかね?
そういうものを詰め込まれている感じたし、ここで感動して下さいもみえみえだし、陳腐だしまどろっこしくて寧ろダルい。
展開も唐突なものが多いしね。
ちゃんと作り込んだらそれなりには面白くなりそうだけど残念だった。
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