ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのレビュー・感想・評価
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ゲームでは公開されてないマリオの人間味やクパァの性格などが真新しい!!
私はマリオカート、スーパーマリオブラザーズをやってきました。そのためゲームだけの印象だと、マリオはフッフーしか言わないから映画でもトムとジェリーのような言葉の壁を超えた映画かと予想していたら、まさかのペラペラにしゃべっていた(°_°)原作では最初からクパァにビッチ姫は捕まっていたけれどこの映画ではビッチ姫はクパァのデリヘル嬢になっているのも驚きでした。
マリオ好きでよかった!
マリオはDSで出会って以降好きになり、Switchなどで15年以上遊び続けてきました。そのため、この映画が製作されることを知ったときは「どんなストーリーになるのかな?」とワクワクするぐらい心から楽しみにしていました。
今回、私は日本語版と英語版の両方で観ました(詳しくは後で述べます)。その感想を一言で表わすと、「マリオの楽しさをトコトン詰め込んだ素晴らしい映画」になっていました!
過去に発売された原作ゲームのネタが沢山取り入れられており、マリオの集大成と名乗っても良いぐらいの内容に仕上がっていました。例えばマリオカートより、レインボーロードでアクションレースを繰り広げる場面がありました。マリオのストーリーはシンプルなイメージが強いですが、個々のゲームから一つの物語としてまとめられていたことに感動しました。
3DCGは「怪盗グルーの月泥棒」から技術が大幅に進化しており、イルミネーション作品史上最高に美しかったです。ゲームをリアルにしたような映像になっており、あまりの綺麗さに驚きました。また、音楽はゲームのBGMがアレンジされたものが多く、とても懐かしくなって興奮が止まりませんでした。それに留まらず、ゲームの効果音も「ここぞ!」という上手いタイミングで使われていました。目と耳だけで味わっているにも関わらず、実際に遊んでいるような爽快感がありました。そのため、ここまで遊び心に溢れた映画が他にないのではと思えるぐらい明るい気持ちになれました。
今作のマリオは、初めてキノコ王国にやってきた設定になっています。マリオに関する説明が非常に多いので、ゲームをあまり知らない人でも彼と同じ目線で楽しめるようになっています。ここから、任天堂が昔からのファンやそうでない人を満足させることを大切にしていることが伝わってきました。
前述の通り、私は2つのバージョンで観に行きました。1回目は池袋で日本語版IMAX3Dを、2回目は新宿で英語版ドルビーシネマ3Dを鑑賞しました。日本語版でマリオを担当した声優の宮野真守さんは、クールでコミカルな演技になっていました。また、関智一さんのキノピオはやや強引な声になっていたものの、どこか憎めないキャラで面白かったです。
英語版では、クリスプラットがマリオを演じました。ワイルドなお兄さんのイメージがありつつも、マリオらしさも大事にしている印象を受けました。また、クッパを演じたジャックブラックはプライドが高い悪役にピッタリ当てはまってよかったです。それに加え、彼がピーチに向けたあるシーンでは、あまりのシュールさに笑ってしまいました。
IMAX3Dは巨大スクリーンやパワフルなサウンドで迫力が増していました。特に、レインボーロードでレースする場面は、マリオたちと一緒に疾走しているような臨場感がありました。
一方、ドルビーシネマ3Dで観るキノコ王国はとてもカラフルで、明暗や色のメリハリがはっきりしている映像に圧倒されました。音響も立体的で、セリフや効果音が自由自在に動いているように感じました。
惜しかった点としては、冒険パートが短すぎたことです。例として、キノコ王国からジャングルに向かうシーンがありますが、ダイジェストのようにサクサクと進んであっさりしていました。個人的には90分という短い時間でも、もう少し描いてほしかったなと思いました。ストーリーもご都合主義でツッコミどころが多いため、壮大なスケールや丁寧なものを求めていると退屈に感じるかもしれません。
何はともあれ、子供から大人まで元気になれる映画になっています。私は劇場で様々な作品を観てきましたが、ここまで感情を大きく揺さぶられた映画に出会ったのは初めてでした。そのため、観終わった後には「マリオを好きになってよかった!」と笑顔で実感することができました。
今回は長々と自身のマリオ愛を語ってしまいましたが、一生に一度の体験ができるのでこの機会に観に行くことをおすすめします。
知ってるネタの多さで面白さが決まるのかも
第一印象は良くできた映画!!キャラや設定、音楽がうまーく再現されていて、クリエイティビティを感じた!
評判の良さだけでとりあえず見ることにしてみたが、マリオはファミコン第一世代とマリオカートを少しやったことがある程度。最初の方はおお、こんなんいた!という懐かしさで大変楽しく見れたけど、猫マリオやたぬきマリオは知らず、マリカネタもそんなに分からないので徐々に飽きがきて。。
やはり子供向け(もしくはゲーマー向け)映画、家族愛とか組み込んではあるものの大筋としてはやはり敵を倒しに冒険する、という以上のものではなく。90分は楽しく終われるギリギリだったなあ。。
(追記)
ちなみに字幕版で見たけど
クッパ Bowser
キノピオ Toad
なのね。字幕は日本語だったけど、なんか不思議。Toadってカエルじゃないんだっけ。。??と思ったらToadstool (非食用キノコ)らしい。
そして、マリオたちの会社のwebがよくできてた!
smbplumbing.jp
予告最高
期待し過ぎたからか全然普通でした。
予告でワクワク!予告が最高だったからか、本編は面白くない訳ではないが、大絶賛するほど自分はハマらなかった。
父親とマリオの関係性がはじめと終わりで変化するが、それもどうかと感じ…違和感というか、しっくりこなかった。
あと、クッパの熱唱にひいてしまった。たぶん面白いところなのだろうし、面白いと思ってもらいたいポイントなのだろうが、笑いの好みが合わなかった。
ただ、映像、BGM、そして吹替の声優さんが素晴らしかった!
やっぱり、声優さんでないと!!っと改めて実感!
クッパの声優さんがとくによかった!
ストーリーでよかったところは、終盤。マリオがちゃんと怪我をしているところ。あれがそのままフィジカルお化けの丈夫な配管工だったら、余計に冷めてしまっただろうが、あの状態になって世界観がどうなっているのか不思議だったが、映画なのだから細かなところは気にしない方が良いのかなと。
次の主人公は決まっているようなので、どんなストーリーにするのか…。
とりあえず、久々にゲームでもやろうかなと思えた映画でした。
85年スーパーファミコン
テレビゲームと言えば、棒のようなラケットで弾くテーブルテニス、ゲームセンターでは、インベーダーからギャラガ、パックマンにドンキーコング、オリンピックゲームでボタンをひたすら叩き続けるようなゲームもあったなぁ。そんな時代にお家でトコトンまでやり尽くせるスーパーマリオブラザース、当たらない訳がない。今やっても3面くらいならお茶の子再々で行ける気がしますが、多分出来ないのだろうな。
でも効果音や動きは忘れられない。
いや、やっぱり忘れられないくらい熱中してやってたんだろうな。マリオカートは子供達と遊んだなぁ。LEGO the Movieがあるこの時代、まだ映画化してなかったのが不思議なくらい。
GW最終日のシネコンは家族連れで満員でした。内容は…、なんて野暮な事はどうでも良くて、あのキャラクター達がマリオゲームの効果音をサンプリングした音楽で動く,動く。
スパイダーバースではアメコミが、スラムダンクでは少年ジャンプが画面狭しと動いていたけど、無論、こちらはNintendoのゲームが…。
ゲームの世界観に比較的忠実なストーリーなだけにもしも続編を制作しようとすると新しいストーリー、世界観が必要になりそう。
どうする?Nintendo?電通?
1回観る分にはおもいのほか面白い
ゴールデンウィーク、
沢山映画をみてみるものが無くなった中、
とりあえず期待もせずに観た。
作品の世界観を壊さない感じで、
結構楽しく観れる感じ。ゲームをやっているような感覚で観れました。
ただ2回目は観たくないなーって感じの作品。
親子で観ても楽しめることを意図してか、
また、スーパーマリオの時代を意識させる狙いがあってか1980年代、90年代の洋楽を随所に差し込んでました。
あんまりマリオの世界観には合ってなかったですが、ちょっと嬉しいお遊び要素としてはアリだなと感じました。
(洋楽を聴いてカーロスニュートンやゲーリーオブライトを思い出した人、結構いそう。)
マッドマックス2023
悪名高きハリウッド版スーパーマリオも、なんなら クッパの声をかの 和田アキ子が演じたという
(当時タイアップCMだった、永谷園のお茶漬けだか、ふりかけ飯だかでパワーアップしたような記憶すらある)
企画ものの代名詞のようなアニメ版スーパーマリオも拝見しているドンピシャ世代です。
結局、映画としては真新しいものは何ひとつないのですが、
ようやく、これが「皆が普通に見たかった、スーパーマリオの映画」でしたね。
物語の構成としては極めてオーソドックス、よくある物語で
コミュニティの外から現れる異能が救世主となる英雄譚、
そして完全に「行て帰りし物語」ですね。
クッパ大王が行っていることは紛れもなく「暴力、武力による支配、侵略」であり、
「極めてパーソナルな欲望と価値観に基づいた狭い平和の提供」(=独裁)、ううん、2年以前ならば単なる架空の悪の親玉なのですが
ここのところの世界情勢を照らし合わせて見てしまうと、途端に、恐ろしくなってしまいますね。
ペンギンの王国など、見ていられません。彼らがなにをしたと言うのか。(何もしていないのに攻められる弱さは国家として罪ですね)
結局、この世で繰り返されていることは太古から変わらぬ、富や資源やエネルギーの奪い合いでしかないのですね。
狂信的な配下がマリオカート軍勢で押し寄せる様は、完全にクッパはイモータンジョーであり、
映画としての構成は、「マッドマックス怒りのデスロード」そのものですね。
あちらは逃げ場のない現実としてのヒリついた世界ですが、こちらはゲーム世界・・というよりも、
マリオにとっては、異世界転生ものに近い構成になっています。
現実世界に戻っても成功した英雄譚というのは、よくある、ありきたりな物語ではありますが
観客もまた、現実世界とゲーム世界を行き来する存在ですから、とても希望に満ちたものですね。
この映画のいちばんの功績は、「スーパーマリオ」というキャラクターに、身体性を与えたことですね。
そう、これまでゲーム上で行われていた彼らの冒険やアクションは、まさに
ああいった具体的な冒険やアクションの数々だったのですね。
それらが肉体性を持ち、痛みを伴い、乗り越えてゆく成長性も含め、
今まで見てきた様々なアクションやキャラクターやゲーム性に、観客各々が思い当たる、
他の映画にない、とても新鮮な映像体験ができます。なぜだか嬉しいんですよね。不思議。
マリオブラザーズ、マリオカート、ドンキーコング、スマッシュブラザーズ、、といった
過去の財産と経験が、この映画にとって、素晴らしい説得力を持たせています。
映像も素晴らしかった(カットなどは少し甘いシーンが散見されましたが)、劇伴音楽は
特にゲームBGMのアレンジ、そして既存曲をこのように活用する演出センスも含め、とても良かったと思いますね。
また、
架空のキャラクターに、身体性を与えるということは、つまり、精神性を与えるということですので、
これでようやく、皆の中にそれぞれ存在した概念やイメージでしかなかった
マリオやキャラクターたちに、人格が与えられる事になります。
(これは高畑監督が「かぐや姫の物語」で行った儀式とまったく同じです、今後我々は
同じ幻想を共有する世界に生きる事ができるようになったのですね、すばらしい!)
ですので「自分が思っていた声やキャラクターと違う・・」と内心抱いたとしても、
今後はこの映画がスタンダードになってゆく事になります。
(もちろん、各々がいかなる感想を抱くことは自由です)
今作ではルイージが囚われ、ピーチ姫が共に戦う仲間となります。
これは現代性をとても良く表していて、良い改案ですね。
かつて、80年代にスーパーマリオというゲームが世に出た当時においては、
姫という存在は、奪われるだけの値打ちがあり(主に美しさ、貴種性などによる)、
校庭でマリオごっこをする際にも、女性の同級生はこぞって、
連れ去られ、助けを求めるピーチ姫に憧れ、その役割をやりたがる時代が確かにあったのですね。
ところが現代において、それは女性に限定される事はなくなりました。
男性と女性の対等性が重んじられる現代ですが、別に、戦う女性だけが選択肢ではありませんね。
今回はルイージがその役割を分担しましたが、男性だろうが女性だろうが、
助けられる(かつての)お姫様のような役割を演じても構わないのです。
立ち向かい戦う役割ですら、誰がつとめても良いのです。
個人により、その選択ができる時代になったということは とても喜ばしい事ですね。
その証拠に、ピーチ姫も今作では「どこかの世界から迷い込んだ異能者」であり
いわゆるディズニー作品などに見られる「プリンセス」という役割を与えられた 何者かにすぎません。
(本来、王国を統治する立場なら、クイーンでないとおかしいのに、王も女王も存在せず、ただただ
「姫」という役割だけが存在する、おかしな世界なのですね)
その役割を受け容れる事も良いでしょうし、より自分にとっての自分らしい道を選んでも良いのです。
(共に戦うピノキオが、その姿勢をとても良く示してくれていますね)
実際、ピーチ姫は、姫である自分を受け容れながらも、戦う姿勢を示しますよね。
これはプリンセスという存在を否定することではなく、プリンセスでありながら、かつ、自分らしさを見失わないという
役割と人格の良い形での共存のあり方を示してくれているように思います。
もはや脇役など存在しないのです。
人生はロールプレイングなのですね。
こうなるともはや、ゲームがリアルなのか、リアルがゲームなのか、その境目は定かではない。
そしてやはり、悪役たるクッパ大王にも、侵略するだけの理由と動機が与えられたのは、素晴らしい事ですね。
これにより、彼の人格は明確に表現され、そのナイーブな内面性と凶暴な外性が混ざり合った、ひとつの人格として描かれています。ただの悪役ではありません。
彼も悪役を受け容れながら、自分らしさを見失う事をしません。とても魅力的ですよね。
最後に。
個人的体験として、私は、有野課長の助言どおり、コントローラーを持って劇場に足を運びました。
マリオやカートの動きに合わせ、身体が指が「勝手に」反応し、コントローラーを操作してしまう反応体験は
ほかに得難い体験ができたと思っています。(もはや映画という概念すら逸脱しますよね)
とても面白かったですよ。オススメです。
タイトルなし
面白くなるの待ってたら映画終わったw
ストーリーはスカスカで辻褄が合わない部分もあり。
あのゲームの世界がマリオから見て異世界設定なのが微妙に感じた。単純にあの世界の住人であってほしかった。
あと、個人的に「プリンセスは強い女性像じゃなきゃダメ」みたいな風潮が嫌いなので、ピーチ姫のキャラ設定があまり好きじゃなかった。
最後、「マリオが世界救った」みたいな扱いになってたけど、そもそもクッパをブルックリンに持ち込んだのマリオだからヒーローじゃなくてトラブルメーカーでは?ってなってモヤモヤした。
映像と音楽のみを楽しむ映画って感じ。
ぴちぴちぴーち♫
世界的に人気なので、吹き替え版を3Dで鑑賞しました。
懐かしい音楽やシーンにニヤニヤしてしまいました。
映像も世界観もそのままという感じです。
また、原作?にもリスペクトを感じます。
ただ、、、ストーリーは子供向けで、大人が観て感動したりすることはまず無いかと。全体的に子供向け、、という感じ。
まあ、映画館の中も子供連ればかりなので、それでよいのかも知れませんが。
近所の映画館ではIMAX3Dの字幕版やっていますが、ガラガラです。子供に字幕版キツイですよね。多分間違えて発注?したのだと思いますが、吹き替え版を発注しておけば満席になったのに、、担当者かわいそう。
Nice guys!
上映がレアな字幕2Dで鑑賞しました!
兄弟で白い手袋をした配管工を営業している現実のような設定からスタートするのがおもしろかったです笑😂
マリオが部外者のような扱いを受けて、ピーチに弟子入りする流れも予想外でした笑!
BGMのアレンジやタイミングが良かったです。
ゲームをリスペクトしながら映画を作ったことがとても感じられる作品でした👏🏻✨
3才も6才も30歳も夢中!
初めて子どもたちを映画館に連れて行きました。
上映前は「最後まで飽きずに観れるかな…」と心配しましたが、エンディングまで席に座って観れました!
かわいいキャラクターが登場するたびに名前を呼んだり、笑ったり驚いたりで観終わった後は少しお疲れの様子でしたが、「とっても楽しかったー!」と言ってました。
物語のテンポが良く、飽きさせません。
挿入歌も大人が知ってるアメリカ音楽が随所に流れるのでいい感じでした♪
任天堂が産んだスーパースター
こんなにも愉快な映画を久しぶりに見た!
ゲームとハリウッドの融合。
続編の製作、まってます!
マリオというゲームに思い出がある方には必ず映画館でみてほしいし
ここから任天堂がゲームの世界を超えて映画の世界にも進出する事間違いなし。
ゼルダやメトロイド...
楽しみすぎるわ
あれ?もう終わってしまった!
話題のマリオ見てきました
映画館の大きな画面で動き回るマリオと聞き馴染みのある音楽を聞けて90分ずっと楽しめました!
連休中に見に行ったのですがキッズからお年寄りまでホントにいろんな世代に愛されてるキャラクターだと改めて感じました!
ところどころ挟む小ボケにもキッズ達の楽しそうな笑い声を聞けて映画ってみんなで楽しむもんだなと改めて感じることができてよかったです🤡
細かいところとか考えず純粋に楽しむこと忘れちゃいけないですね!
エンターテイメントとはこういうことかもしれませんね🤭
ゲーム実況見てるような楽しさ
失敗も成功もあって最善手ではないけど精一杯は尽くしてるのがよくわかるストーリー。たまたま、とか都合がいいとかのご都合主義やら説明のかけらもなく実行されるアイテムによる強化とか前提とされる知識が必要なように見えるが、本当に必要な知識はただ一つゲームには突然強くなるアイテムが存在すると言うことだけ。そしてそれくらいはほぼ全ての
視聴者が共有してるので楽しむのに支障はない。もちろんより詳しい人にはより楽しめるような表現も用意されてて、ゲームの映画化としては視聴者の求めてるものを理解してる人たちがちゃんと監修してるってのが伝わってくる。ドリフトターボとか。
でもなあ、マリオ兄弟にもちゃんと家族と生活があるんだな、ってのが賛否両論ありそう。なんでもないただの一般人が機会と成長に恵まれて英雄になるってのは王道だけど実のところマリオにそこはそれほど求めてないってことに気づいた。
序盤のビル工事のところはレッキングクルーかな。解体しようぜ。
ゲームのマリオを最高にリスペクトしていた
マリオが映画化されると聞いた時は嫌な予感しかしなかった。
しばしばゲームや漫画を実写化したりアニメ化したりする映画が作られるが、滑る時はほんとに滑るので原作の名を落としてしまうこともある。
一方今回のこの映画は名を落とすどころかアニメーション映画の道としての新たな可能性を開いたように感じた。続編も作られそうな気がする。
マリオとルイージは家族と共にブルックリンに在住し、最近配管工として独立したばかり。以前にはとある会社につとめていたようで、そこの元上司からたびたびいびられることもあった。ぱっとしない生活をしている二人だったが、町で下水があふれる事故が発生した際に嬉々として現場にかけつける。マンホールから地下に潜り、排水管が通っている下水道を調査しているところ、ルイージが緑色の土管を発見し、そこに吸い込まれるように入って行ってしまう。追いかけるようにマリオも土管へ入っていくが、土管の中に入るとそこは異空間でマリオとルイージは別々の場所へワープしてしまい、マリオはピーチ姫のいるキノコ王国へ、ルイージはクッパのいるダークランドへとワープしてしまう。ピーチ姫はピーチ姫でクッパからの侵略に頭をかかえており、マリオはクッパからルイージを助けるために協力することになる。ここまでがおおまかなあらすじである。
この作品のすばらしいところは、これまでのマリオのイメージを最大限にリスペクトしているところである。今までのマリオゲームで形成されたマリオのイメージ、マリオの世界のイメージを本当に大切にして作られた映画だと感じた。マリオというと正義感あふれ、勇敢、優しく弟思いのイメージがあるだろう。映画でも当然それらは反映されている。クッパも同様、クッパはキノコ王国をわが物としようとする野望を持っており、またピーチのことが大好きであり、ちょっとおちゃめなところもある憎めないキャラクターとなっている。唯一イメージと違ったのがピーチ姫だが、そこまで気になるほどでもない。ルイージもちゃんと臆病で安心した。キャラクターだけでなく、ところどころに使われているBGMやステージも様々なマリオのゲームで出てきたものが再現されている。マリオの世界がアニメ映画されることで、マリオの世界ってこんなに魅力的な世界なんだなと感動した。是非とも映画館に行って楽しんでもらいたい作品である。
ところでマリオの声優は元来チャールズ・マーティネー氏が務めているが英語版はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでおなじみのクリス・プラット氏であり、日本語版は宮野真守氏が演じている。お二人とも原作のマリオによせた声、感情を表現されているので声に心配な方も安心して見に行ってほしい。なおマーティネー氏はこの映画のとあるキャラクターを演じているので探してみるとよいだろう。日本語版でも出演しているのでご安心を。
全702件中、381~400件目を表示