「無限に広がるマリオの世界」ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 加田瀬恋さんの映画レビュー(感想・評価)
無限に広がるマリオの世界
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任天堂が今まで築いてきた様々なマリオの世界が、イルミネーションの手によって映画化される。お馴染みの音楽や仕掛けが新たな形で蘇り、鑑賞者に懐かしさと高揚感を与える。
一方で物語としては、兄弟愛が鍵ではあるものの、兄の活躍とは対照的に、弟の活躍は最後までお預けである。姫やライバルとの交流も最低限に留まり、全体を通して既存のキャラクター像が先行している感が否めない。しかし、決してつまらないわけではなく、むしろ次回作への期待が高まるばかりである。
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